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旦那との価値観の違いがつらい

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コロナ禍で、価値観の違いが露わになりしんどいです。
我が家には5歳と1歳の子供がおり、なによりも子供を守る為に気をつけなければと実家にも2年弱帰らず、友達との集まりや自分の行きたい事、やりたい事を我慢している日々です。
しかし旦那は違います。連休に地方の地元まで行き友達と飲み会、泊まり。ゴルフやギャンブルにも行きます。多分未だに風俗も時々利用しているのではと思っています…。

この1年半の間にもう何度も話し合いぶつかりましたが、疲れました。いつまでも独身気分で父親の自覚がないと思います。
もし、コロナになって私や子供達にうつったら怖くない?など言っても、仕事に行くにはリスクを伴うんだと言ってきます。
私も、もうこんな事態なので本当に仕事関係で感染したならしょうがないと思うのですが、飲み会や帰省、遊びは如何なものかと思いますが、価値観が違い(旦那は自粛していたら何もできないし何を生きがいにして働いているんだと言っています)辛いです。
コロナ離婚という言葉があるのも納得しますが、子供の事を考えるとまだ離婚には踏み切れません。

コロナ禍でこうした価値観の違いが夫婦であり、旦那は私に不満を持っている事でしょう。

どうしたら楽になりますでしょうか…。考え方や心持ち、アドバイスなどして頂きたいです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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永遠の課題ですね

うちも夫婦で考え方が違いすぎ、困っています。そして半分諦めています。言うてもしょうがない。理由や根拠を示して話そうとしても感情に走ります。嫌なものはどうしても嫌だと受け付けません。会話が成立しません。夫婦の間で考え方が違い過ぎるのは本当に困ります。

ただ、ご主人は私の考えと確かに違いますね。40代くらいだと、殊に体力に自信があると自分はかからないと過信なさっているかもしれません。しかし、もし感染したらとてつまなく広い範囲の人たちに累が及びますのね。会社で一緒のセクションの人たちはみな濃厚接触者とみなされますから、そのセクション全体が機能しなくなります。すると会社全体が動かなくなってしまいます。檀家さんに会社の社長さんがおいでになりますが、それはもう絶対に感染しないように気を付けておられます。社員さんにも徹底して感染しないようにおっしゃっています。社長さんやそのほかの重要な役職についている人が長期間仕事を離れたら会社の存続そのものの危機に発展しかねません。ある種当然といえば当然の慎重さです。

ご主人は、上述の社長さんと比較すると楽観的に過ぎるのかもしれませんね。そして、あなたが改善を求めてもたぶん改まらないと思うんです。だからこそ悩んでおられるのでしょう。

現状では残念ですが、何を言ってもご主人は変わらないと思います。私が住む自治体では40代の方々にもワクチンの予約は出来るようになっています。2回接種されるとある程度の防御にはなるでしょう。今の生活を続けても感染しない人は感染しませんから、結果オーライで済むかもしれません。

したがいまして現状では黙って放置される他ないと思います。が、じゃ、このままでよいのか、いやダメだ、または、まぁしょうがない、この二者択一になりますよね。一時的な感情に支配されることなく、もう少し長期的な視野に立って、腰をすえてお子さんとあなたの今後についてお考えになるのがよいと思います。

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分け登る麓の道は多けれど 同じ高嶺の月を見るかな

価値観が違うという風に考えるのではなく、山の登り方がそれぞれ異なるという風に考えてみるとよいでしょう。
山は富士山でもエベレストでも入り路はどこにでもある。でも目指すところは同じ頂上でしょう。
夫婦でコロナ地獄山という山道に入り込んでしまった。オスは狩猟性格ですので危険を顧みないところがある。ですが、行き過ぎたところは良妻・グッドワイフ精神を学んで上手に諭すべきでしょう。女性は家族を守る、家庭を守るために慎重に生きるところがある。目指す頂上、最上の月の眺めを目指すのであればそこの価値観が異なるなんてことはないはずです。
旦那は毎日でも月を見ようという所があるのであれば、見るのは結構だけれども責任ある行動、妻や子供が絶対に安心できる最上、最良の方法をとってもらうようにきちんと伝える、言う、働きかける、話し合う、理解し合う。そのために、同じ頂上、同じ月を目指すという意識を共有するのです。この話も夫婦であれば「私は現在これほどに悩んでいる」ということをきちんと旦那にも理解してもらうとよいでしょう。隠し事なく、価値観を分かち合ってこそ良い夫婦です。良い夫婦は相手に求めるものではなく一緒に、それぞれが努力することなのですから、ご主人も奥さんを裏切るようなことをすれば、自分の人生や自分の人間性、祝福してくれた親戚たちをも裏切ることになるのだから、今後は奥様を悲しませるようなことは一切やめなさい。いたずらに年を重ねていけばいつか人間性が向上するというものでもないのです。夫婦は愛し合える関係を継続することで初めて夫婦なのです。お互いに不満や言いたいことがあっても黙っていることがあるはずでしょうが、愛される生き方を本人がしないで相手から愛されようと思ってもそれは無理な話で、愛されないから相手を悪く言うというのも夫婦の道に背く生き方です。これはどちらに対していっているものでもなく、誰かを責めるものでもなく、人間が人間として、親が親として小さい子供もいるのですから、安心してよい家庭を築きあっていくために絶対に必要な忘れてはならない精神です。
冒頭の道歌は夫婦二人で筆ペンなりに上の句と下の句を二人でそれぞれ書いてリビングに貼っておいてください。
一休さんの道歌と言われていますが、人生に必要なのは頓智、活路を見出す精神、お互いが安心できる光を見ようとするお互いの向上心・菩提心です。

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質問者からのお礼

有難いお言葉をありがとうございます。

正しく、おっしゃられている通りでございます。改善を求めても難しく、私も諦めてはいたものの、やはり子供達への影響が怖く不安になる…の繰り返しでした。

ご丁寧に聞いて下さり、アドバイスなど頂きありがとうございます。
すぐにどうこうできることではないので長期的な目で見てみます。

気持ちが楽になりました。ありがとうございます。

有難いお言葉をありがとうございます。

価値観が違うのではなく、登山に例え山の登り方が違うとは目から鱗の考え方でした。

有難いお言葉にご丁寧なアドバイスをありがとうございました。改めて、考えさせられました。

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