hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

お坊さん同士の交流ってあるんですか?

回答数回答 6
有り難し有り難し 65

こんにちは!

素朴な疑問なのですが、いつもお坊さんはずっとお寺にいるイメージなのですが、お坊さん同士の交流や横のつながりはあるのでしょうか?

集会とかあるんですか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 6件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

宗派内では盛んですが・・・

しゃからびさん、こんにちは。

私の宗派では、活発に交流しています。
教義の勉強会や、雅楽の会や、青年僧侶の会などなど様々な会があります。
ただ、自由参加なので、どこにでも顔を出す人と、
ほどんどお寺から出ない人もいます。

上に書いたものは宗派内の交流ですが、
浦上さんが紹介してくださったように、
近年は、宗派を超えた交流もあります。
しかし、こちらの方は、まだまだで、
hasunohaや、未来の住職塾に参加するお坊さんは、
宗派の中では変わり者だと思われてると思います。
僕も、完全にその一人です。

{{count}}
有り難し
おきもち

45歳 独身 銭湯通い 浄土真宗の僧侶だけど、「中観派です」って言って...
このお坊さんを応援する

近年、交流は盛んです

しゃからびさま。
面白い質問を有り難うございます。

仰る通り、お坊さんはお寺にいなくてはなりません。
何故なら、いつお墓参りの方が来るか、相談の方が来るか、わからないからです。
お寺によっては、内側からかける鍵はあっても、外からかける鍵がない、なんて所もあるぐらいです。

で、お坊さんの交流についてですが、同宗派はもちろん、最近は宗派を超えての交流も盛んです。このhasunohaも様々な宗派の僧侶が登録しており、実際に会う機会は少ないものの、意見交換などしています。

宗派間交流の先達といえばBBA(ボーズ・ビー・アンビシャス)というものがあります。
http://www5.ocn.ne.jp/~seishoji/bouzbeframe.html

各宗派の僧侶が学ぶ「未来の住職塾」も各界から注目を集めています。
http://www.oteranomirai.or.jp/juku/

イベントとしては、世界最大級のお寺フェス「向源」があります。
http://kohgen.org

どうですか?
思ったより活発だと感じられたのではないでしょうか (^_^)

<追記>
私が所属する、こんな会もありました。
「自死・自殺に向き合う僧侶の会」
http://www.bouzsanga.org

>長谷川さん
「自死・自殺に向き合う僧侶の会」、未来の住職塾、hasunoha、いずれにも参加している私は、相当な変わり者になりますね…知らなかった (^_^;)

{{count}}
有り難し
おきもち

浦上 哲也
横浜市神奈川区で、新しく小さなお寺を営んでいます。 仏教の教え・浄土真宗...
このお坊さんを応援する

サンガ

仏法僧 の 僧 とは 僧伽 そうぎゃ サンガ ともいい、集いを意味します。
和合僧 とも 言います。
僧というのはお坊さんの事ではなく、お釈迦様のお説きになった真実のチエ、悟り、安らぎを求める❝求道者❞のことですから、しゃからびさんも和合僧の一部でもあります。
和合僧とは、人間関係の最上の在り方でもあります。
水と油では混ざり合わないですが、乳と水は和合します。
誰もがそれぞれ一滴の水であっても大きな海は隔てなく相容れあうから大海となります。
立場はそれぞれどうであれ、みな心のやすらぎを求めるすぐれた友、友達、なのです。
これをきちんと理解しておられる僧侶の方は対立や隔て無く誰とでも仲良くしています。
このhasunohaはまさしく僧侶同士の交流の場でもあります。
しゃからびさんもそういう誰とでも和合し合える心を持つべく、ともにお釈迦様の教えを学び、実践してまいりましょう。
ちなみに近所のインドカレー屋さんから教わったのですが、インドでは川と川の合流するところをサンガムというそうです。hasunohaは様々なスパイスと甘さの効いたお坊さんの多種多様なカレー屋さんです。

{{count}}
有り難し
おきもち

お坊さんのイメージ?

すみません、ご質問の内容よりも

「いつもお坊さんはずっとお寺にいるイメージなのですが」

が気になりました。

実情は、宗派や地域によってかなり差異があるように思います。前述の浦上師のおっしゃるようなケースのお寺は多いかもしれません。

でも、たとえばウチなどは1日ずっとお寺にいるということはまずありません。平日は月忌参りといって、ご門徒さん宅へ月命日のお参りに出ています。日によって2~3軒だったり、10軒だったりします。

その月忌参りに加えて、土日祝の多くはご門徒さん宅での年忌法要があります。寺でお勤めする場合もありますが、多くはご自宅でお勤めします。そして、ご法要後にはお斎(おとき)といって、仏事にともなうお食事がある場合も多いのです。

「いつもお坊さんはずっとお寺にいるイメージなのですが」

という方は、たしかにいらっしゃって、突然ご来寺されて家人が住職不在を告げると「なんで??」という反応もあるようです。

ですので、ウチでは「読経ご依頼、各種ご相談でご来寺の際は、事前にご一報ください」と境内やHPに掲示しています。

本題を外れたお話、長々とすみません(汗)。

で、本題ですが、ここやFacebookなどネット上では各宗派いろいろな方々との交流はさせていただいていますが、実際には同宗派内、それも地域の組(そ)内でのものが多く、とても狭い社会だと思います。

合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

真宗大谷派寺院で住職をしております。真宗目線でお話できることがあれば幸いで...
このお坊さんを応援する

超宗派系の団体一覧 ※追記あり

※補足として追記版を追記致しておきます。

勝義方便メモNo.9 超宗派系一覧、分類整理・再提示(2014.6.29時点)
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52166846.html

しゃからび様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

丁度、超宗派に関する集まりについての情報をまとめさせて頂いておりましたので、まだまだ追記も出てくるかとは存じますが、今のところのものを記させて頂いておきます。

宗派を超えての団体だけでも現時点でこれだけございます。もちろん、同宗派内における交流や集会等となるともっと多いものとなりますでしょう。

「勝義方便メモNo.9 超宗派 無宗派 単立寺院 について追記」(2014.6.27時点)
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52166628.html

各個別のサイトにつきましては、上記のページ内を参照として下さいませ。

超宗派系の団体一覧(順不同)

全日本仏教会・各都道府県市町村仏教会
全日本仏教青年会
全国青少年教化協議会
公益財団法人・仏教伝道協会
BBA(ボーズ・ビー・アンビシャス)
虚空山彼岸寺
一般社団法人・お寺の未来・未来の住職塾
自死・自殺に向き合う僧侶の会
「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
NGO・国境なき僧侶団
スーパーサンガ(宗派を超えてチベットの平和を祈念し行動する僧侶・在家の会)
四方僧伽
寺ネット・サンガ
フリースタイルな僧侶たち
一般社団法人・メッター
寺子屋ブッダ
傾聴僧の会
仏教国際交流会・サンギーティの会
いのち臨床仏教者の会
宗教者災害支援連絡会
宗教者災害救援ネットワーク
仏教情報センター
INEB
仏教NGOネットワーク
アユース仏教国際協力ネットワーク
南無の会
KTSK(傾聴に取り組む宗教者の会)
應典院
東京大学仏教青年会
東洋大学仏教青年会
早稲田大学仏教青年会
九州大学仏教青年会

またこれを見ていただいた方で、更に抜けている団体がございましたら、是非、教えて頂けましたらと存じております。

川口英俊 合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
このお坊さんを応援する

法要はそもそも複数名で行うもの

(交流というと、僧侶としての資質向上や情報交換会などをイメージされているのかも知れませんが、)そもそも「法要」や「葬儀」というものは僧侶ひとりでできるものではなく、その次第(プログラム)は、元々は必ず複数、あるいはそれこそ数十人で行うように作られております。ですので、横のつながり(実際には上下があります)は不可欠です。葬儀等は時代の趨勢で1人でもできるように変わってきてはいますが。

私の住む街の多くの寺院でも、お施餓鬼会や大般若転読会、護摩供などといった法要は少なくとも5人、多いと20人前後の僧侶で拝んでいます。

話を最初に戻しますと、もちろん勉強会や情報交換会は他の方々が既にお答えのように頻繁にあります。もっともそれらに参加するかしないかは個々の自由ですが。

{{count}}
有り難し
おきもち

住職のかたわら、大道芸人PRINCOちゃんとして幼稚園保育園など各種施設、...
このお坊さんを応援する

「お坊さんのことを知りたい」問答一覧

他人がやってる寺を兼務で引き受けたくない

40代独身で、500件ほどの檀家がいる田舎の寺の住職をしております。 近所の住職死亡後、やり手のない寺を数件、兼務しており、合わせると500件ほどになります。 もともと別の自宅住まいでサラリーマンをしてましたが、途中親が病気にかかり、長男で跡取りだった私に、やってくれと親から頼まれて継いだのがきっかけで、仕事を辞めて継いだのですが、もともと私は他人とコミュニケーションを取るのが苦手なので、現在寺の檀家との関りが大変で、葬式が入る都度、寺の仕事が嫌でたまりません。 そのような状態で、精神科に通院しながら、精神安定薬と睡眠薬を処方してもらいながらなんとか寺の仕事をしてます。独身の姉にも協力してもらい、私が檀家の対応全般、姉は裏で火事全般しながらどうしてもの時だけ檀家の対応・・・みたいな感じでやってます。 近所に檀家100件にも満たない兼業住職がおり、結婚してますが子供に恵まれなかったようで、私はその寺のほうるいという立場になってます。 その寺の行事を手伝っているのは私だけで、ほかにもほうるい住職が数名いますが、書類の名前だけで、何かあっても一切かかわりたくないような状態になってます。 その住職が近々危なく、後もいない状態で、その住職の兄弟などの身内はいても、皆仕事をしており、寺なんかやりたくないと皆いっております。 今後その住職はなくなった際は、ほうるいの私がその寺を兼務として引き受けないといけないのでしょうか? 今現在500件ほどの檀家の対応を私と姉で行っており、相当きつく、これ以上ほかの住職がやってる寺の檀家のめんどうまで見れません。 正直な話、もう今なんとかやってる自分の寺の檀家の対応だけでも相当大変なので、これ以上ほかの寺の檀家まで兼務で押し付けられたくなく、関わり合いになりたくありません。 こういった場合、今後その住職がなくなった際、その寺の兼務を断ることは可能でしょうか? 本山に事情を説明し、頼めばだれか代わりの住職を派遣してもらい、後を継いでやってもらうことはできるのでしょうか?

有り難し有り難し 3
回答数回答 1

お坊さんの勤務形態について教えて下さい

離婚問題で悩んでいる時、バツイチのお坊さんと知り合いました。最初彼から遊びの誘いがあり。失礼な人と断りました。今は友人として付き合っています。 友人関係が続いたのは、後日先日の行動が人として大変失礼な対応だった。反省していると、彼から謝罪があったからです。その際にも、ちゃんとしたお付き合いの話はありませんでした。 私は元夫から多種のDVをうけ男性不信になりました。いつか恋愛出来たらいいなと夢見ながら、男性が怖いです。結婚は絶対に無いです。 加えて彼は寺の跡取りで一緒に家庭を築き、寺に入り子供を産める人を探しています。私は子供を産むこともできません。だからあえてハッキリさせないようにしてました。 その後仲良くなるにつれ、プライベートを明かさなかった彼が以前より私にプライベートを見せるようになりました。気付けば毎日メールで連絡をし、月2~3回程度、昼夜時間を割いては健全に遊んでいます。トキメキはないけど気持ちは【凪】です。友達以上恋人未満の1番いい感じの時 自然と今以上仲良くなる予感があり、仲良くなりたそうな行動が見えたり、泊りがけで旅行に行くような話もチラホラ、ただ、お坊さんの勤務形態ってどうなんでしょう? 私は会社員で有給もあります。毎月月末に翌月の予定が未定。次のデートの約束は大抵決まりません。休みがまだ決まらない。分からないって、そんな事ありますか?もうずっとそんな状態で、深く付き合いたくないから、遠回しにそう言ってるのだと思うようになりました。 嫌なら嫌と言って欲しいのに旅行は行きたい、遊ぶのも仕事終わりなら全然大丈夫、凄いケチなのに自分から遊びにも誘って車も出してくれます。 どうゆうこと?と、モヤモヤしてますが、でも誰にも聞けず、彼もはっきり言わないので、やっぱり遊ばれているのでは?と思う反面、彼は嘘をつくのがべらぼうに下手で、私には嘘をついた事がない為、もしかして本当なのかも?と思いたい気持ちからこちらにお聞きしました。 休みが分かりにくいって業界的に本当ですか?何でですか?ちなみに彼は実家の住職をしながら、別のお寺に本業で務めています。本業の休みの日に実家で法事をしたりしています。 この関係がハッピーエンドにはならないと分かっていますが、一緒にいるだけで気持ちが穏やかになれる相手です。嘘ばかりの元夫の毒が抜けていく気がして魂が救われています。

有り難し有り難し 13
回答数回答 1

尊重とはどこまでですか?

ハスノハのお坊さまのおかげで「他者を尊重することが大事」なのはよくわかったのですが、尊重とはどこまでするものでしょうか? モラルに欠けた発言なども尊重するべきなのかと考えたりします。そもそもモラルというのも曖昧だと思うのです。人によって違うと思うので。 「平和だからこそ戦争が必要だ」なんて言う人もいると思うのです。これは一般的には理解されないし尊重されないことだと思いますが、「他者を尊重することが大事」ならそれすらも認めることになるのかなと思います。 これが"尊重"なら、もし私が仮にいじめを受けたとしても「これ(いじめ)すらもその人の一部なのだな...」と思うのではないかと思います。 いじめや犯罪や浮気や不倫など、世界の"事"全てです。 社会のルールを基準にするのかな?とも思いましたが、それは"社会の思い込み"の可能性もあると思いますし、何よりそれは「他者を尊重できている」のでしょうか? 社会のルールという名の"正義"で個人個人を存外に扱っているのでは?と思います。 倫理も一緒です。全て人によって違うと思うのです。 例. Aさん「別に人をいじめてもいいでしょ?」← これも"Aさんの考え"で「Aさんの一部」なのかなと捉えてしまいます。この場合、Aさんは他者を尊重できていないと思います。ですが、それを注意すればAさんの価値観や考えを否定している(尊重できていない)ことになるのかなと思います。 そうなると無関心に見えると思いますし、この文章の通り「〜と思います」や「〜なのかな」などボヤっとしてハッキリしなくなると思います。 その結果、他人が「〜でしょ」や「〜です」と言うことに神経質になると思います。なぜなら、それがその人の思い込みの可能性があるからです。 でも、その人の思い込み = その人の意見なのでモヤモヤしても無理して尊重する。 尊重とはどこまでですか? 行き過ぎれば無関心に見えてきます。"相手とは違う自分の意見"を言えば否定されていると思われ、注意すれば「他者の意見を尊重できていない」ことになり、じゃあ何も言わないとなれば、無関心と見える。 お坊さまは尊重する際、何を"基準"に持ってらっしゃいますか? 乱文で申し訳ございません。

有り難し有り難し 4
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ