義実家への不満を夫にぶつけてしまいます
義実家はあまり金銭的な余裕がないにも関わらず、数年前に新居に建て替えました。
義父は自営業かつ高齢のため自分名義でローンが組めず、長男である夫の名義でローンを組み、今でも支払いを続けています。新居は同居に適した家ではないため、私たち家族はマンションの義両親が所有する部屋に住んでいます。この部屋は親戚から相続した家であるため、家自体の家賃はかかりませんが、義実家のローンを支払っているため、賃貸の家賃くらいの金額は毎月支払っています。
この状況については結婚するときに承知していたつもりでした。
しかし、娘が生まれ、親子3人で住むには手狭であるこの家に不満を感じるようになってしまいました。周りの友人達は戸建てやマンションを購入しているのに自分は好きな家に住むことができない。狭い家なので誰かを呼ぶこともできず、日中娘と2人きり息が詰まります。また、ローンの支払いがあるため、別の賃貸に引っ越すことも難しいです。
義両親とは、3年後を目安に今住んでいる家を交換する案で話を進めています。
それでもあと3年我慢しなければならない、私たちはこんなに狭い家に暮らしてるのに義両親は私たちのお金で新しい家で暮らすことができている、など負の感情が止まりません。平均よりもお金をかけて贅沢な家にしたこともモヤモヤします。また、家を交換したとしてもすでに義両親が住んだ後の中古の家です。義両親の顔はしばらく見たくないし、娘にも会わせたくありません。
こういった考えが止まらず、夫に嫌味を言ってしまい関係がギクシャクしています。娘にも悪影響だと思います。
どうしたらこの負の感情のループから解放されるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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偏った見方は、全てを歪めてしまいますよ
質問読ませていただきました。
環境が変わり、義実家への不満が消えずに苦しんでおられるのですね。
心中お察しいたします。
さて、環境が変われば自分の心が変化していくのは仕方ないことです。お子様が生まれれば、「より良い環境に・・」と望んでしまうのも親の性でありましょう。
しかし、それはあくまでも自分の都合なのです。自分の環境が変わったから、「相手に自分に合わせろ」というのは通じません。
それに、義両親が「平均よりもお金をかけて贅沢な家にした」と仰っていますが、それは何故でしょうか?
3年後に家を交換するとのことですが、義両親はその新しい家に長期間生活するわけではありません。そんな短期間の生活のためだけに贅沢をしようとするでしょうか?
私が思うに、みらいさん夫婦のことを思ってではないんですか?自分たちの後に少しでも快適に暮らせるように、お金をかけようとしたのではないですか?もしくは、みらいさんが仰るように「家を交換したとしてもすでに義両親が住んだ後の中古の家」ですから、少しでもその埋め合わせになれば・・・と考えたのではないですか?
人は苦しかったり悩んだりしていると、どうしても自分本位な考え方に陥ります。そして、他人の考えが全く見えなくなりますし、見ようともしなくなります。
しかし、世の中は自分が見ている偏った見方のみで成り立っているわけではありません。すこし落ち着いて、色んな見方や考え方を模索してみることも必要なんですよ。
すると、自分が思ってもいなかった世界が開けるかもしれません。
また、自分の偏った見方のせいで、ご主人との関係がギクシャクしてしまうというのはいかがなモノでしょう。みらいさんの一番の望みは、ご主人と娘さんの3人で幸せに暮らすことではないでしょうか?
今の状態では、自ら幸せを手放そうとしていると言っても過言ではありません。
初心に返って、何を一番大切にすべきかを今一度確認してみて下さい。
何か少しでも参考にしてみて下さい。
不安でも追加の相談でも何でも良いので、必要ならばプロフィールを参照いただき、メールやZOOMの個別相談をご利用くださいね。
質問者からのお礼
回答ありがとうございました。
偏った見方は全てを歪めるという言葉にハッとさせられました。
今まで誰かに相談することも出来ず、どんどん自分の中に溜め込んだ結果だと思います。
回答を読んで冷静になれました。
本当にありがとうございました。