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姑の言動を何度も思い出して苦しい

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有り難し有り難し 14

姑の言動がずっと忘れられず、何度も思い出してしまい苦しいです。

姑は、本音と建前が全く違います。
表向きは、若い夫婦は自由にとか、夫婦で協力して子育てを、自分たちは自由にやるから気にしないでなどと言うのですが、本音は全く逆で、裏では嫁の私と育てた両親のことをボロクソに言っていました。また、私に対する無視、嫌味もありました。

主人から聞いた時は、自分が聞いていた話と真逆だった為ショックでしたが、自分にも悪いところがあったのではとも反省し、また、当時の姑の状況を考えると寂しい思いもあったのではと思い、なんとか許してもらえるように、自分の中のモヤモヤは飲み込んで、関係を修復してきたつもりです。

ですが、自分の中で納得いかないのに無理やり飲み込んでいたこともあり、時折怒りや悲しみがぶり返すのです。
何故自分だけではなく両親まで悪口を言われなければならないのか、
何故姑に対してこんなに我慢しなければならないのか、
また、将来的に同居しなければならなくなったら…などの不安もあります。
主人は姑の性格が分かっているので、私に対して謝ったりはしてくれるものの、姑には言えないので私にうまく付き合って欲しいというのが本音だと思います。主人とこの件で本音で話せないのも苦しい時があります。

姑の件以外で、結婚生活に不満はありません。
幸せを感じられるはずなのに、時折不安と不満でいっぱいになります。心安らかに過ごしたい。

姑への思いを昇華できる方法はありますでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

旦那さんにお願いをしましょう

辛い思いを書いてくださりありがとうございます。

私は尼僧ですが結婚しています。
私も結婚して何年もお姑さんから影で悪口を言われたものです。

結構グサッとくることを言われたりもしましたが、まぁ、若い頃は悔しかったですが、今は全く気にならなくなって久しいです。

まず、姑は嫁の悪口を言う生き物なんだと思いましょう。

息子を取られたような寂しさと、息子の嫁なら、嫁として姑の価値観の通りに完璧であって欲しいという妄想を持っておられるから、影での悪口になるんだと私は思います。
まぁ、影で言っている分には無視も出来ますし、また、思い当たる節が自分にあることなら、気をつけることも出来ますし。面と向かって言われるよりは、まだ良いと私は思います。

些細なことでもお互いの信用関係が無い状態で面と向かって言われたら、嫁と姑に関して言えば、心理的に全面戦争になり信頼関係の回復が難しい場合もあるかもしれません。

旦那さんに、本当に必要なこと以外は姑さんの自分に対する悪口は伝えないでとお願いするのが一番良いのではないかと思います。

そのことを旦那さんに伝える時は、自分も人間だから、あまり悪口ばかり言われている人を大嫌いになってしまうだろうし、自分の旦那さんの母親を大嫌いになることは辛いし、将来にも良い影響はきっと無いから、お姑さんの自分に対する悪口は伝えないでと頼んでみるのも良いかもしれません。

同居でないのなら、耳に入らないようにするのが一番です。

お姑さんも、一時の感情に任せて言っていたり、ヤキモチから言っている場合もあり、本心ではない場合もあると思いますが、一旦貴女の耳に入ると、その言葉は刃となって貴女を傷つけてしまう可能性があります。

そして、姑から言われた嫌な一言は嫁からすると忘れがたいものになります。

そこら辺を旦那さんに理解してもらうよう話してみてはいかがでしょうか?

解決をお祈りしております。

合掌

追記
お姑さんと仲良くなりたいと言う気持ちは捨てる必要は無いと思います。人間ですから心は常に変化します。将来的に良い関係を築ける可能性はあります。
ただ、その時はお姑さんが何か嫌なことを口走っても、受け止めてサラリと流して許す心が必要だと思います。そんな時期も来るかもしれませんね。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
仏道に入門して40年が経ちました。 死ぬまで修行を続けるのがお坊さんだと思っております。 法昌という法名で、和歌山県の高野山の西禅院が所属寺院ですが、 普段は東京都町田市のマンションで手作りの密壇でひたすら修行を続けている  はぐれ行者です。 伝法灌頂も中院流の一流伝授も授了させていただいております。 娘を持つ母であり、一家の主婦でもあり、親の介護もあったりします。 エッセイや文章、そして漫画家として漫画も描いております。 イーハトーブクリニック萩原医師の指導をいただきヒプノセラピスト(催眠療法士)でもあります。 基本的に隣のおばちゃん的な、でも変わった尼僧です。
ご相談可能な時間はその日ごとに違うので、いくつかご都合を書いてくださいね。 人生で悩んだ時に、最善の答えを与えてくださるご神仏と、あなたは心の奥で必ず繋がっています。ご自身の心の中からご神仏のお答えが受けられるようにアドバイスをさせて頂きます。 ◆著書:「神さま仏さまがこっそり教えてくれたこと」「迷いをすっきり消す方法」「幸せを呼ぶ仏像巡り」

質問者からのお礼

悟東 あすか様

ご回答有り難うございます。
心に寄り添って頂き、ホッとした気持ちになりました。

姑とはそういう生き物…
そうですよね。
結婚当初から嫁として認めて欲しい気持ちが強く、意地になっていたのかもしれません。
また、同じ妻の立場としては姑は尊敬できるところもあり、いまだになんとか仲良くなりたいという気持ちも捨てきれていないのです。
それが苦しみになっていたと気付きました。

嫁姑とはそういうもの。
悟東さんのように気にならなくなるには、時間も必要なのでしょうか?
また、仲良くなろうとすること自体無謀ですかね…。
少し焦っていたのかな…。

主人も実母である姑が苦手で、姑に言われると抱えきれないんだと思います。
でも私は他人。
言わないようにお願いしてみます。

苦しい気持ちから、少し整理がつきました。
あたたかいご回答有り難うございました。

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