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義父の運転再開で人生を台無しにされる心配

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同居の義父が倒れ、奇跡的に一命を取り留めて半年、義父の自動車運転再開が現実味を帯びて来ました。医師の診断書で問題なければ、運転免許が再開になります。

私はもう運転をやめて欲しいです。近所で子どもでも轢かれたら、私と子どもの人生が台無しになるからです。
夫は「長距離運転をやめてほしい。運転時間が長くなれば、万一の意識喪失リスクが高まるから。」という考えです。

義父は、運転再開し、ゴルフや地元への帰省、旅行のために運転したい(旅行好き、月1のバスツアー)、という考えです。

私は嫌です。
義父は2度も婚家を傾け、義母や夫は耐え難い屈辱と後始末と再建を行なってきたのですが、義父はその間を不在にし、一番大変なところを全く経験していないのです。
家族の苦労を見ていないので、つくづく認識が甘いです。

基本的に義父は、人の言うことを聞き入れません。義母が過去の辛い経験からトラウマになっており、やめてほしいと言うことを聞き入れず、やりたいことを主張するばかりでした。例:飲みに行って携帯の電源を切り、深夜に酩酊して帰宅、をくりかえす(倒れる前)。

夕飯時の義父は、世間話も家のことも、一方的な決めつけと、マウンティングに満ち、一切の反論を受け付けない人です。私は3年前から相手をしていません。

自分の考えに固執し、自分の責任を認められないところが、困ります。

私は夫と結婚する前に、「義父のせいで人生が台無しにされそうになったら、迷わず離婚=撤退する!」と心に誓っています。
今がその時だと思えてなりません。
もしくは私名義で買った家を売り、強制的に同居を解消する。

義父は運転再開を目標にしており、夫、義母とも「頭ごなしに否定できない。時間がかかる。」との考えです。それは分かります。ただのドリームとして、思い描く分にはいいのです。しかし、その話に付き合ったがために、既成事実化されても困ります。

義父の退院後は、家族全員、義父がいつ死んでも悔いがないように、丁寧に暮らして来ました。
いつ死んでもらっても構いません。
重大な事故が起こる前に都合よく死んでくれることを夢想し、思考停止したくなります。早死にさせる方法を考えたりします。

言うべき時に何を言うか、決断すべきか、流されてしまうのか、逆上されないか、今はこの件でしんどいです。

なお、子どもに義父の過去を話してないです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

保険に入っていれば安心

任意保険に入っていれば、交通事故の対応は保険屋がやってくれます。
ひき逃げや飲酒運転でもやらない限り、交通事故で家族の人生まで台無しになることはまずありません。
また、自転車でも事故加害者になるケースはありますから、車を運転しなければ解決する問題でもありません。
自転車事故にも対応できる保険加入は必須です。
医師の診断や免許証更新で問題ないなら、75歳くらいまでは運転可能だと思います。
人間は必ずミスをします。
事故を起こすのが人間なのです。
事故を起こすイコール悪人みたいな風潮が間違っているのかもしれません。
企業の場合は、事故の確率込みで採算が取れる計算をして業務を行っているでしょう。
家庭も同じです。
事故を起こす想定で、いつ事故を起こしても大丈夫な心の準備をしておき、あまり神経質にならないようにしましょう。
このままでは、事故の確率よりも、あなたが思い悩んで「うつ」になる確率の方が高い気がします。
じことをグルグル何度も考えてしまう「思考の堂々巡り」を断つようにしましょう。

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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

こんなに早く回答をいただけるとは思っていませんでした。保険で安心、企業の想定を家庭に当てはめる例、思わぬ方向からの話で気持ちが楽になりました。思い返せば同居以来、義父母について沢山の「思考の堂々巡り」をして来ました。私の気持ちの面を心配をしていただけて、ありがとうございます。

その後運転免許再開の段となり、昨日、義父と私たち夫婦でリスク管理に関する話をし、私の考えもきちんと伝えることができました。

しかし、その後も義父から遠慮なく物を言われてしまった義母は、寛解が続いていた持病の潰瘍性大腸炎が1日で最悪レベルに悪化しました。同居以来、何度も繰り返された光景です。
義父のその相変わらずぶりに釘を刺すため、私は義母に、私の考えている最終手段を伝えました。私が義父に直接言い、無駄な反論の余地を残すよりも、義母から聞いてもらいます。
これで義父が折り合いをつける姿勢を持ってくれると良いのですが。
リスクの話は、義父と夫でやってもらい、義母は話に付き合わなくていいです。

何はともあれ、あらかじめご相談させていただき、リスクを冷静に管理することをご指摘いただいたことで、肝が据わりました。ありがとうございます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ