夫を裏切ってしまいました
自業自得なのですが苦しくてご相談させていただきました。
私は子なし夫婦13年目ですが、様々なことが重なり仕事にあまり行かなくなり、でも買い物がやめられず、旦那に内緒で消費者金融で合計50万借りてしまいました。
そして、通帳はお互い別々なのですが、足りなくて夫のキャッシュカードから内緒で引き出すという最低な行為をした時、カードがないことに夫が気づいてバレました。
その前にも私が快く実家に行かせなかった事と介護問題で兄弟もめて、旦那は実家を牛耳る兄から絶縁されました。
夫からは「結婚しなければよかった」「憎悪が増して仕方ない。俺の人生返してくれよ」と言われ、返す言葉もありません。
離婚してあげたくてもお金が全くなく、私も親と音信不通で出て行ってあげられません。
そして猫を2匹飼っており、会えなくなるのは耐えられません。
お叱りしかないと思うのですが、何かお言葉をいただけたら幸いです。
よろしくお願いします
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
すべてを一気に修正するのではなく、一年にひとつずつを
拝読させていただきました。
人は自分に足りないものを満たそう(欲しがる)とする生き物です。これが答えです。
一時的なやすらぎを人は時には求めたりしますが、結局のところは何も満たされておらず欲は増幅し続けます。
誰かに生き方や人間性を否定されると今まで歩んできた自分自身に疑問が芽生えます。
わたしたちは現在同じ世界で生きていますが、まったくもって実は全然違う“世界観”なのですよ。
心の中の思いにネガティブ思考回路が心を重たくさせてしまっていたり、他人に認められるまで他の方法で挑戦しようと自分に振り向いて欲しいと思考回路が働いていきます。
また、人は肯定感を決めつけられることには喜びを覚えるものの、否定されることを決めつられることを嫌います。
『認められたいと思う気持ちはまったく持たなくていいのです。』
それはなぜなのか?
釈迦は「沈黙する者は避難され、多く語る者も避難され、少し語る者も避難される。」と説きます。
これは他人の評価を気にすることで自分の心に苦しみが生じるからなのです。
「執着も色々です。」
執着も物や人、欲求や否定も執着の対象です。
ことわざに
「無くて七癖、あって四十八癖」とありますように、他人に気に入られる癖は取り除くことはないですが、自分にとって繰り返す癖や習慣は誰もがあります。その嫌いな癖がいくつかあれば、すべてを一気に修正や完治することは困難なのです。
一年にひとつなら治せると思いませんか。ひとつ治れば、たくさんのものが治っていきます。
旦那さまも含め、他人に決めつけられていることを気にしていたり、思っていることが心を暗くしていることもあるものです。
自分らしく生きれれば、人生というものは明るい未来を見たくなってきます。
目標や夢ややりたい事、何でもいいのです。集中できるものを見つけることで、集中したいことに集中していくことを執着とすれば心は安らかになっていきます。集中とはここでは良い意味の集中できるものです。
また、他の僧侶さまたちからの意見も参考にしてみてください。
※正月とは、昨年のダメだった自分の行為を修正する月が正月なのです。正月とは決してめでたいことではないのですよ。
必ず乗り越えてみせる。と心に言い聞かせてみてください。何度やり直したっていいのです。自分の人生は自分のものですよ。失敗があるから、成功がある
質問者からのお礼
お忙しい中お速いお返事、そして優しいお言葉をありがとうございます。怒られているのに私がバカでわからないのかもしれませんが、無理をせず一つずつ正していくよう頑張れば良いのかなと、心があたたかくなりました。
もうじき新年です。今年ダメだったたくさんのうち一つでも正していける正月、来年にしたいです。
本当にありがとうございました。