感謝されるAさん、されないBさん
Aさんと Bさんは、同じ仕事を頼まれました。
外部のイベントごとで。
AさんとBさんは、同じように任務をこなしました。
しかし、気になることがあります。リーダー(トップ)の人から感謝のされ方です。
Aさんは、「Aさん、ありがとうございます。本当に助かりました。」と声をかけられ、数日経った後でもメールで感謝の言葉が送られています。
ところが、Bさんには、「ありがとう」も無く、メールでもBさんへの感謝の言葉はありません。
私は第三者として見ていて、あまり良い気持ちがしませんでした。
でも、心あたりと言えば・・Aさんはリーダーに挨拶しに行き、Bさんはリーダーに挨拶をしに行かなかったように思います。
2人が同じ任務を問題なくしているのに、ここまで対応が違うのかと思いました。
私はBさんと仲が良いので、一生懸命やっていたBさんが感謝されず、何で?と思ってしまいました。
このようなBさんは感謝されなくて当然なのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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立場が変わると見え方も違ってくる。気づいた時あなたのとる行動
そうね、理不尽に思うわね。
どの立ち位置で、その人を見るのか。
あなたは、ABともに同じ仕事をしていたと見えていて、違いは挨拶の有無くらいだと認識をされている。Bさんだって感謝されるべき素晴らしさ人だとBさんを評価出来る。
リーダーの人は、あなたと違う位置から、ABさんを見ておられたのでしょうね。同じだけの役割を果たしたであろうABさんだけど、特にAさんには感謝の気持ちを重ねられた。
そこには、あなたは気づかないAさんの働きかけがあり、リーダーには違いが見えたのか。それとも、Bさんの頑張りに気づけなかったのか。
立場が変わると、見え方も違ってきますよね。もしあなたが、Bさんも頑張っていたのにと、リーダー以上にBさんの良さに気付いているのなら、あなたがBさんに伝わるように評価なさり、リーダーのフォローをする。
それもチームワーク。総合的に、皆が気持ち良くイベントに参加出来たことになります。
自分の頑張りを、一人でも気に留めてくれる人がいた。ちゃんと評価してくれる人がいる。そんな陰のサポートも、大きな力になるのよ。
ありがとうね。あなたがBさんの頑張りをちゃん見ていてくれて嬉しいわ。
Bさんにも伝えてあげてね。
前後の経緯や立場にもよる
たとえば、Aさんが普段かなり忙しい人(仕事に限らず、子育てや介護などの可能性も)で、無理をして日程調整してくれたとか、特別に感謝したくなる背景があるのかもしれません。
また、リーダーの人がAさんを頼りに思っており、今後もAさんと仕事をしたいとか、単に気が合うから今後も一緒に仕事をしたい等、「今後につなげたい」背景があるのかもしれません。
当人同士にしかわからない事情もあるでしょうし、第三者が気にする必要はないのかもしれません。
仏教では、怒りや嫉妬は煩悩(悩み苦しみストレスの原因)だと考えます。
仮に、Bさんが怒りや嫉妬を抱いていたとしても、それはBさんの煩悩の問題でもあります。
また、Aさんが挨拶やお礼などを気にする「面倒臭い口うるさいキャラ」なら、リーダーが気をつかわされているのかもしれませんね。
質問者からのお礼
お忙しいところ、ご回答いただき、ありがとうございます。
確かに、Aさんの方が、今後の取り組みに繋げたい背景があるかと思いました。
Aさんの周りには、Aさんがいることで、他に仕事を頼める人材がいるからです。
Aさんも活発であるため、周りを巻き込んで盛り上げることもできます。
(Cさん、Dさん、Eさんぐらいまで人脈が広がります。)
Bさんには、人脈の広がりはありません。
いるとしても私・・。
今後の事を考えるとAさんに沢山感謝した方が、頼む側も良いのかもしれません。
頼まれる側も嫌な思いはしませんし。
Bさんには、私から感謝を伝えたいですし、
今度、Bさんが頑張ってくれていた事をさりげなく、皆の前で伝えたいと思います。
ありがとうございました。