償う方法
私は、過去に、既婚者7名と関係を持ちました。3年前までの話しです。なぜ、そのようなことになったのか...。当時は誘われたら断ることができず、そのような関係になっていて、自分から断ることができないという気持ちで、寧ろ被害者意識を持っていました。最低な人間です。どうして断れないのか分かりません。自分が好きで不倫していたのならまだしも、後悔しかありません。私は勉強も仕事も頑張り、大学で教鞭をもっています。でも私生活は最悪な人間です。
どうしたら、断れますか。
断ることを怖いと思わないでいられますか。
仕事でも、頼まれると断れず、結果自分の能力を伸ばすことができましたが、私生活はそういうわけにはいきませんでした。
この世に生きていられるあいだに、できる限り、償いたいと思います。
(ここ3年は、そのようなことをせずに、戒めて生きています。)
父は40年以上、不倫関係にある女性がいます。母は、毒親と呼ばれる一面をもっています。私は母の支配下にあり、自由に行動することができませんでした。母の口癖は、「あんたのせいよ」です。 私は、男性と、良い関係を結ぶことができません。好きな人に好きだと伝えること、相手を大切にすること、好きな人と一緒に好きなことをすることが、私の夢です。
母親から自立することができません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ハスノハに気持ちを置いていけばいい。自分を大切にする生き方を
償いというのは、何に誰に対してですか。
不倫に関してなら、ん〜大人の関係として、恋愛感情?がなくても互いに納得の上だったのでしょう。償いも何もないのでは。あちらの家族に対してですか。3年以上も経ってからですか。それともずっと罪悪感があったのかしら。
ハスノハに相談なさったのは、こんな曖昧な自分をきちんと卒業したいからですよね。
私は、あなたを責める気持ちはありませんし、そのような立場にもありませんが。
今まで何に対しても断れずに、周りの意見に押し切られてきた生き方が、幸せだったのかな?と感じます。流されることで、何かを埋めていた(寂しさや愛や時間など)のかもしれませんけれど。それは、周りにとって都合のいい「あなた」であり、大切に想われてのことなのかな。
これからは、自分を大切にする生き方をしませんか。自分が望むことを何より優先できるように。
プロフィールも読ませてもらいました。断らない生き方が、あなたを守ってきたのでしょ?あなたのせいって言われたら、何も言えなくなってしまうものね。だから、何でも望まれているならと、断らず頷いてきたのですよね。
もういいんじゃない?
仏様なら、「あなたが大事だよ」と言ってくださるわ。誰かに合わせるために、あなたは生きているわけじゃない。
あなたの生きたい生き方を、仏様なら微笑んで、それでいいと頷いてくださいますよ。
私も見守りたい。
今日ハスノハに気持ちを置いていけばいい。
あなたの選択は、あなたが望むもの。
何も間違っていないよ。
だから、勇気を出して。
それが、自分を大切にするってこと。
愛着スタイルは克服できる。
ナナ 様 相談ありがとうございます。
もしかしたら、愛着障害があるのでしょう。(推測です、気を悪くしたらすいません)。対人関係で見捨てられ不安があるのではないですか?だから、断れない。
自分をさらけ出すのが苦手で、上手く自己開示できない。その一方で人に頼りたい(頼られたい)気持ちも強い。でも器用に甘えられるわけでもない。超然としていられない。こんな感じではないでしょうか。
この状態になったのは、あなたのせいではありません。最悪な人間と自分を責めないでください。幼いころからの養育者やまわりの環境の中で、ただ信頼される・無条件の愛情を向けられるという体験が乏しいと、人は不安定な対人関係になってしまいます。ですので、あなたのせいではありません。償うことはないでしょう。
償うとしたら、自分のこれからの生き方の教訓にすることで償いとなるでしょう。
それには、まず、安全基地となる存在を確立することです。あなた今でも母親に支配されているような感情を抱いているのなら、まずそこから離れるべきです。勇気をもって離れる。それが無理なら、心の距離をしっかりとることです。
そうして、無条件の愛情を注いでくれる人、いざという時頼れる人、守ってもらえる居場所、安心の拠り所、心の支えとすることのできる存在。このような安全基地を見つけて自分の存在価値をしっかりと確立する必要があると思います。
そんな人いないと思うかもしれませんね。大親友・セラピスト・恩人など誰でもいいのです。そんな人に無条件に優しさや思いやりや寛容さ、あたたかさを向けてもらって、自分らしさ、自分の本当の生きる価値を見出すことが、断っても自分を安定させて生きていくことができる方法かと思います。
愛着スタイルを克服することはできますので、取り組んでみるのも良いかと思います。参考にしてください。一礼
追申:お礼メッセージありがとうございました。
愛着の本ですが、お薦めは、
岡田尊司著『愛着障害子ども時代をひきずる人々』(光文社新書)です。
それと、もし苦しさや辛さが続くようでしたら、何なりとご相談ください。
この度のご縁に感謝申し上げます。再礼
質問者からのお礼
愛着障害の本があるようなので、読んでみようと思います。
どんなお叱りのお言葉があるのかと思っていましたが、私のせいではないと書いてくださり、なんと表現したらよいのか分からないですが、どんな罰を受けるのだろうかと思っていたのに、私にも未来があるのかなぁ?と思いました。
普通は、断っても安定できるのですね。私もそんな風になりたいです。
ありがとうございます。
愛着障害の本があるようなので、読んでみようと思います。
どんなお叱りのお言葉があるのかと思っていましたが、私のせいではないと書いてくださり、なんと表現したらよいのか分からないですが、どんな罰を受けるのだろうかと思っていたのに、私にも未来があるのかなぁ?と思いました。
普通は、断っても安定できるのですね。私もそんな風になりたいです。
ありがとうございます。
望まれることが嬉しく、自分を見てくれるだけで嬉しくて、自分の気持ちをずっとみてきませんでした。
ハスノハに感謝します。