四十九日の重要性
現在地元から離れた場所で医療従事者として働いてます。
先日身内が亡くなり、医療従事者である自分の県外移動はコロナのリスクもありますが職場と相談し、地元へ帰りなんとか葬式に参加しました。
そろそろ四十九日があり、再度職場と相談し地元へ帰ることになりましたが、職場としては「四十九日くらいでまたコロナ感染リスクのある県外へ移動するのか、親も何故この状況で医療従事者をコロナ感染リスクのある場へ誘うのか」という意見があるようで、直接私に言いはしないものの、そのような意見があることを間接的に知ってしまいました。
私としては故人を偲ぶ意味はもちろん、身内の不幸にあうことなく生きてきたため、冠婚葬祭の社会的マナーについて学ぶことも含めて(不純な考えかもしれませんが社会経験が薄く、マナーを学びたい意識が強いです)四十九日にも、コロナの心配はありますが出席しようと考えました。
現在のコロナ社会において、医療従事者である私が四十九日に参加するのは軽率な、非常識な行動でしょうか?
一般的な感覚が分からないので正直な意見を聞いてみたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
長い目でお決めになって下さい
Orangeさん お悩み拝読しました。今の状況下で大変難しい問題ですね。
法要は残されたものにとってとても意義のあるものです。亡き人へお経を読み、家族や関係者と集うことで、残された人たちは死を受け止めることが出来たり、悲しむ気持ちを共有することで癒されることもあります。
最近は、少し緩くなっていますが、コロナが流行り始めた当時は、長男で喪主に当たる方でも県外では帰ることができない時もあり、大変な時期だと痛切しました。最近は県外の方がいても、誰かが何かを言うことはなくなりましたので、世間的には寛容になってはいるように感じます。Orangeさんと亡くなった方がどのくらい近しい方だったかにもよりますが、後々後悔する可能性があれば、また参列することで故人との関係が落ち着くようでしたら行くことも良いと思います。
しかし、コロナ禍である今、家族や会社の方の意見を聞くことは、後々のことを思えば必須のように思います。医療従事者や教育関係など、多くの方に接するお仕事であれば尚のことです。相談した上で、最終的にはご自身が決めるしかないのでしょう。
冠婚葬祭のマナーを学ぶことについては、コンピュータに詳しい人がいればzoomで参加するなど、他の方法を考えても良いかもしれません。お花やお供えをお送りして、故人への気持ちをお伝えしてもいいですね。法要は、新盆や一周忌、お彼岸など、故人の遺族の意向にもよりますが、先々続いていきます。そういったときに改めるか、感染レベルが下がったときにお墓参りをしながら遺族の方に聞くなどもいいかもしれません。この時だけ、と限定せず、長い目でお決めになったら良いと思います。ご遺族も今の時期故に理解してくださると思います。参考になるかわかりませんが、良きお参りになりますようお祈りしております。
お寺的には問題ない
感染対策をしっかりとった上で参加するのであれば基本的に問題はないでしょう。
それは一部の人の意見に過ぎないわけで、それが正しいわけではないですから、気にしないで大丈夫です。
クビになるわけではないでしょう。
供養は基本気持ちです。ねばならないものではありません。人の気持ちがよくわかる人は気持ちよく送り出してくれるでしょうし、わからない人は嫌味を言ったりするのでしょう。
ただそれだけのことですから、大勢の中で飲食などしなければ良いのですから、問題なしです。
質問者からのお礼
慈正様
ご返事ありがとうございました。
今回はコロナ予防体制をしっかりしつつ
参加しました。
今回でひとまず一段落し、先々続く法要には状況を見ながら無理せずに行うようにしたいと思います。
邦元様
ご返事ありがとうございました。
供養は気持ち、というお言葉とてもありがたいです。
職場のある人から嫌味を言われ、あまり良い気分ではありませんでしたが、今回参加し一段落できたことは良かったです。
お二方ご返信ありがとうございました。
貴重なご意見とても参考になりました。