悪口を聞かれてしまった
こんばんは。
いつもありがとうございます。
相談なのですが自分を律するにはどうすればよいのでしょうか。
今日友人と話している最中、悪口に似たような言葉、見る人によっては悪意を感じるような行動をしてしまいました。
その空間に本人がいて、聞かれてしまいました。もしかしたら傷ついているかもしれません。
深く反省しています。
謝罪をすると傷つけるために言ったことになるので謝罪はできません。
出来ればもう二度と悪口なんか言いたくないです。
私はいつもそうです。
悪い行動をしてしまい、反省をするのですが、また繰り返してしまいます。
悪口などの悪い行為をしないためにはどのような事を心がけて行動すれば良いですか、よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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日々の訓練「和顔愛語」
日向さん お悩み拝読しました。
悪口を言われたり、相手が不機嫌だと誰でも落ち込みますね。自分がされては嫌なことは他人にもしないように日頃から心がける訓練が必要です。
言葉は、簡単に使えるものであるからこそ、気をつけなければいけないこともあります。悪気がなくても、受け取る人の環境や状況によっては傷付けることもあります。本来、言葉は言霊が語源だと言われています。「ヨハネの福音書」には「ことばは神とともにあった。ことばは神であった」と書かれています。言葉は、それほどかけがえのないものですから、大事に慎重に、相手を思いやる気持ちとして扱わなければなりません。スマートフォンやパソコンで常套句が勝手に出てきて言葉を考えなくても文章が成り立つからこそ、一度立ち止まって、話し言葉も書き言葉も時間をかけて丁寧に伝える訓練がいま必要だと思っています。
仏教の教えの一つに「和顔愛語」という言葉があります。愛の心は慈悲の心よりおこります。相手の幸せを祈り、喜んでもらえる言葉を心掛ける、辛い時でも笑顔で接する、するとご自身も嬉しい気持ちになれるものが返ってきます。たった一言でも、相手を殺しもし、生かしもする、そのことを忘れずに微笑みと美しい言葉を。ご一緒に精進致しましょう。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
これからは人を助けるような言動を心がけます。