仕事の失敗を隠蔽してしまい自己嫌悪に
初めてご相談させていただきます。
私は先日仕事でミスをしてしまいましたがそれを上席に報告せず今日まで来てしまいました。
おそらくバレてしまうと思いますがその時は謝罪をし依願退職したいと考えています。
本来であれば今すぐに報告して謝罪すべきなのですがその勇気がありません。
失敗を責められるのが怖いのです。
弱くて卑怯な人間です
以前の職場でも仕事のミスを隠蔽し発覚してしまう前に上席や周囲に迷惑をかけまいと依願退職しました。
現在の職場でも同じことを繰り返しそうです。
私は自分の弱さを周囲に晒して他者に頼るということができません。
わからないことを素直にわからないと言い他者に教えを請うことが苦手です。
プライドが高いのかメンタルが弱いのでしょうか?
人に頼ろうとして結果的にそんなこともわからないのかと馬鹿にされたり責められるのが怖いのです。
このような性格をどうやって改善すればいいのかよろしければご教授お願い致します。
家族構成・独身で両親姉祖母は健在 転職回数が多く仕事を辞めてしまう原因が自分の失敗や弱さにある
人の目を気にしてしまう 弱さを見せれないが故に他者に頼れず自分一人で失敗してしまう
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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原因を変えて結果を変えるのが仏の智慧
動物でも、身を守るために天敵を騙したり、巣がみつからないように痕跡を隠したりします。
恐怖から逃れるために相手を騙したり何かを隠すのは、生きものとして普通の行動なのです。
もちろん、自然界では相手にバレることは死や飢えを意味します。
人間社会では、会社をクビになってもすぐに餓え死にするわけではありません。
ミスを隠さなくてよいようになるためには、ミスに対応できる能力や、そもそもミスをしない能力が必要です。
つまり、あなた自身の何かを変える必要があります。
特に、ミスをしてもそれをケアする対処方法を用意することは有効です。
交通事故で言うなら、自動車保険に入っていれば事故対応を保険屋さんがやってくれますので、パニくって逃げて罪を大きくするよりはすぐに警察に連絡した方が良いのです。
仕事の場合でも、たとえば個人賠償保険に入っておけば少なくとも金銭的な賠償の恐怖は減ります。
人間は必ずミスをします。
ミスをする前提で準備しておくとか、ミスを多発する前提で、絶対にミスしたくない部分だけは重点的にチェックするとかが大事ですね。
仏教は、悩み苦しみの原因を消したり制御することで、悩み苦しみを消したり制御する教えです。
つまり、原因と結果の因果関係の法則を幸せのために利用する。
それが仏様の智慧です。
上司に怒られたくないとかはあなた自身の煩悩です。
重要なのは仕事をうまく回すこと。
怒られても結果が良ければ全て良し。
聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥と自分に言い聞かせて勇気を出すのも良いですね。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
ミスをしてしまう前提で動き最初から失敗した時の準備をしておくというのは大切なことですね。
最悪を想定して最善の結果を得るということでしょうか
周囲に何を思われようが仕事を回しきり結果が良ければ全てよしというのは仰る通りですね
人に教えを請うことをできないのは私自身自分が傷つかないことばかり考えて周囲のことを考えていなかったです。
今後は失敗をするという前提で動き、結果を意識しながら仕事をしたいと思います。
ありがとうございました。