自傷は許されないことなのでしょうか。
回答 3
有り難し 24私は小学６年生の元日、初めてアームカットをしました。
頭の中に砂嵐が流れ視界が黒ずんでいるような感覚で、まともに考えられず傷つけてしまいました。
傷つける寸前、初めに｢死にたい｣と思い、次に｢死にたいわけじゃない｣｢傷付ければ今までの償いになる｣と言い訳をしました。1度目は滑らせただけでしたが、その時点で｢こんなことをしても償いになるはずがない、むしろ罪を重ねているのではないか｣と思い始めました。しかし、｢中途半端は嫌、どうせなら血が出るまで｣｢切れば報われる｣｢今までの辛さはこんなものだったのか｣と自分に言い聞かせ何度も切りつけました。途中｢傷が残れば皆に私が今まで耐えていたことを認めてもらえる｣と考えが浮かび少し嬉しくなり、そんな自分が怖くなりました。血を見て焦りました。もう後戻りはできないと感じました。
耐えきれず、すぐに母に私の行いを告白しました。懺悔のつもりでした。母は母自身を責めていました。そして私を叱ってくれました。その日私はもう二度としないと母と約束しました。
しかし、中学1年生になり、また傷つけてしまいました。1度目の傷が薄くなっていくことに不安を覚え｢自分は今まで耐え、頑張ったのに認められない。それに姉にばかり注目がいく、切ればまた私を見てもらえる｣と思ったからです。姉は何も悪くありません。私が勝手に姉を僻んでしまったのです。皆口を開けば一言目は姉で、私のことは話にすら出ないこともあり寂しかったのです。
その日から恐らく百何十回と切り、ほとんどが消えない傷として残りました。
ある日、ネット検索をしている時に"仏様の体に傷をつける"ことが大罪になると記載されているのを見ました。
私は｢人は死後仏様になると聞いたことがある。なら生きている今、自分の体を傷つけることも大罪なのではないか｣と考え、焦り、不安、恐怖、後悔が押し寄せました。
そして、自傷に対する仏教的なお話を伺いたくここへ書き込むことにしました。
初めて切った日が元日なことにも罪悪感を覚えています。元日を選んだ理由はなく、偶然その日に我慢が切れてしまったのです。
今年の元日からアムカはしていません。しかし、心療内科の薬を過剰摂取してしまいました。
心配されずとも、私の辛さを家族や先生に理解して欲しかった。
こんな私は死後、地獄に落ちるのでしょうか。許されないことをしてしまったのでしょうか。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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仏さまは許してくださいます。
でも
あなた自身が許していないのでは？
たとえ
その選択が誤っていたとしても
そうとしか生きられなかったあなたを
仏さまは慈しみ悲しんでくださいます。
どのような亡くなり方でも
仏さまはお浄土へ導いて
成仏させてくださいます。
あなたのお辛さは
私には理解しきれていないでしょうが
でも伝わってきました。
落ち着いてお読みください
質問拝見しました。
まず、地獄に落ちるのかどうか…この一点は今現在のご自分の状態が未来ではなく当に今、地獄にいると言えます。
周りから理解を得られず、体を傷つけ、周辺を悲しませる…当に地獄ではないでしょうか？
仏教では因果応報してしまったことに対して相応の報いがあるということです。
しかしながら自分がしてしまったことを深く後悔していらっしゃるのでしたら後は一歩ずつ抜け出すだけです。
大丈夫、あなたは地獄になんか落ちません。
あなたの思いを聞かせて下さいね
拝読させて頂きました。
あなたが今もとても辛い思いをなさっておられて自分のことをとても責めてしまっておられることを読ませて頂きました。詳細なあなたの心や状態はわからないですけれども、あなたのその辛いお気持ちを心よりお察しします。
先ずはあなた自身の心を少しずつゆるめて下さいね。あなたが今思っていることやあなた自身が抱えている罪の気持ちも全て心から仏様や神様やあなたのご先祖様方々にお伝えなさって下さい。あなたのありのままの思いやなさってしまったことを全て告白なさって下さい。そしてあなたが深く反省なさっている思いを伝えて心から懺悔なさって下さい、そしてあなた自身傷つけてしまったことを心から謝りましょう許しましょう。あなたのその思いを仏様や神様やご先祖様方は必ず全て受け止めて下さいます、そしてあなたを受け入れてお許しなさって下さいます。
あなたは本当に大切な人です。あなたのことを心から大切に思っておられる方々は沢山いらっしゃるのですし、あなたは沢山の方々にいつも優しく見守られているのです。
仏様や神様やご先祖様はいつもあなたを見守り支えていて下さりあなたを受け入れていて下さいます。
またここでもあなたは既に私達ともご縁を結んでおられるのです。あなたの様々な思いをここでもどうかお聞かせ下さいね。或いはあなたの身近な方々にあなたのお気持ちをお話しなさってみましょう。そしてあなたが抱えている思いを分かち合っていきましょう。
自分の身体を傷つけてしまうことはやはり痛いでしょうし辛いことかと思います。その思いも含めて心から神仏やご先祖様や多くの方にお伝えなさって下さい。
あなたは決して独りではないのです。あなたはいつも沢山の方々の中で恵まれて育まれているのです。
あなたがこれからも沢山の方々とのご縁に恵まれながらあなたの思いを分かち合い、心豊かにお健やかに育てられ成長なさっていかれます様に切に神仏やあなたのご先祖様方にお祈りさせて頂きます。
またぜひあなたの思いを聞かせて下さいね。あなたを心よりお待ちしてます。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうありがとうございました。どの回答も私に向き合って答えてくださっていて、心が救われたような気がします。
今は耐えられていてもまた繰り返してしまうかもしれないと思うこともありましたが、回答を読み、1番大切なことはまず自分自身を許すということなのだと感じました。本当に自分を見ていない、向き合ってくれない人は自分だったのだと気付きました。そう気付くことができて、自分の行いも傷跡も少し許すことができました。
回答をくださった3人のお坊様とこの場でご縁ができたことにもとても嬉しく思います。気づきを与えてくださり、ありがとうございます。本当に救われました。
