不正行為をして悔やんでも悔やみきれません
現在就職活動をしていて、とある企業の選考で小論文試験を受けました。オンラインでの試験で、途中までは自分の言葉でひたすら書いていました。しかし文字数の割に回答時間が短く、完成させて時間内に提出しなければと焦り、参考資料として用意しておいた資料(受けている企業がHPで公開している報告書)の一部分をほぼ丸々写す形で自分の主張に書いてしまいました。写した文を使って書いた主張は一部分のみで、残りの意見は自分の言葉で書きました。加えて使用した資料は試験を受けているPC上ではなく別媒体で見ていたため、厳格に言うとコピペをしたわけではないのですが、接続詞などの語句を少し変えただけなので、読む人が読めば剽窃としか言えないようなことをしてしまったと思います。
なんとか書き終わったものの、見直す時間もなく結局そのまま提出してしまったのですが、終わった後に「切羽詰まっていたとはいえ、何てことをしてしまったのだろう」と後悔の気持ちで胸が押し潰れそうになりました。とはいえもうやってしまったことなので、これで選考に落ちても不正をしたから当然の罰が当たったのだと思って、そのときは反省して割り切ろうと覚悟を決めています。
しかし身から出た錆とはいえ、自身のやってしまった剽窃行為で自分の夢を台無しにしてしまうかもしれないことに対する未練があるのも事実です。この企業を受けたいと思った時から私は苦手な小論文試験のために新聞を読んだり、企業研究を毎日頑張ってきました。今まで大学の授業でレポートを書く際も、コピペや剽窃は一度もやったことはなく、あれほど引用のルールに気をつけて書いてきたのに、ここで不正行為をしてしまったことが悔やんでも悔やみきれず、消えてしまいたいです。
しかし万が一試験に受かっていたとしても、私のようなズルい人間が受かって真面目に書いた人が落ちるということはもっと後ろめたく、罪悪感でいたたまれないだろうとも思います。
不正をしたのに自身の保身のことしか考えられない自分が嫌で堪らないと同時に、今まで頑張ってきた努力を蔑ろにしてしまった後悔で苛まれ、とても苦しいです。どうかこんなどうしようもない自分に、喝でもなんでも良いですので、何か言葉を頂きたいです。何卒よろしくお願い申し上げます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたが責任の取り方を決める。今後の生き方に後悔なきよう。
時間が迫る中で、冷静な判断も出来ないまま、目の前のことをこなすのが精一杯だったのでしょうね。
企業側には、見抜かれるのではないでしょうか。その上での不採用か、採用か。採用なら、厳しいスタートだと思います。わかっていて採用でしょうから。ずっと色眼鏡で見られるかもしれません。あなたがそれに耐えられるのか。
厳しいようですが、あなたなりに、責任の取り方をお決めになるのが、今後の生き方に後悔がないですよ。
後悔せず、今を大切に。。
歎異抄に「善悪のふたつ総じてもって存知せざるなり」と言う御文がございます。「なにをもって善なのか悪なのか私にはわかりません。。。」と言う親鸞聖人の言葉です。貴方がその会社に受かったことで、誰かが入社試験に落ちたのかも知れませんが、その不採用になった人にとってもそれが良かったのか悪かったのかは最終的には誰にもわかりません。諸々のご縁で、せっかく入社した会社なら、ダメもとでお仕事をし、社会人生活を楽しむ方がもっともっと重要と思います。
多分ですが自分も会社経営者としての立場からコメントすると、一生懸命真面目に楽しく働いてくれて事業に貢献してくれる社員が一番ありがたいです。仮に自分の会社をそういう方法で入社されたとしても、それも実力だしアリと思います。
こんにちは
熱心に勉強して試験を受けた様子がよくわかります。がんばりましたね。
しかし論文の一部を会社の資料をまねて書いてしまったのですね。
その企業から出したものを使用したとの事ですので、それを読んだ採用担当の方もすぐに気がつくと思います。しかし、時間のない中で、即座にその部分を引用できたという事は、その企業のHPなどを事前にしっかり読み込んでいたからこそできた技だと思います。引用の部分がどの程度かはわかりませんが、もしかしたら採用担当にとっては想定内、許容の範囲かもしれません。
あとは採用担当の方が「まねをして書いた人」と判断するか「事前に会社についてきちんと調べてくれていた人」と判断するかでしょう。
受かったとすれば、「事前にしっかり調査して試験に臨み、問題文を読んで少ない時間の中でこの一節を思いついた機転のきく人」として評価されたのだと思えばいいと思いますよ。ダメだったら、やっぱりマネはダメなんだなぁって事だと思います。合格できているといいですね。
質問者からのお礼
光禪様、中田三恵様、久念様
この度は私の相談にお返事をいただき、誠にありがとうございます。
やってしまった不正行為は取り返しがつかないけれど、良い結果になった場合は、それを必ずしも後ろめたく思う必要もないとお言葉を頂き、とても心が軽くなりました。それと同時に自分がこれまでやってきた努力も真正面から認めていただけたこと、非常に嬉しかったです。今回のことを通じて、改めて自分の行動にしっかりと責任を持つことの大切さを噛み締めることができました。今の時点ではどのような結果になるか分からないけれど、いずれにせよこのような行為は二度と繰り返さないようにしっかり反省し、仮に合格して面接の機会を頂ければ、もう一度企業の方からチャンスを頂けたのだとだと思って、自信を持って面接に向き合おうと思います。この度は誠にありがとうございました。
光禪様、中田三恵様、久念様
本日小論文の結果が届きました。
結果は合格でした。
こうして面接の機会をいただいたからには、今度こそしっかりと準備をして真摯に向き合い、企業に自分の思いを伝えたいと思います。
励ましのお言葉をいただき、誠にありがとうございました。