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友達ができない

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私は4月7日に高校に入学しました
入学して1週間もたっていないのにもうグループができています
私はぼっちです
私はネガティヴなので、友達ができるきがしないなと思ったり、ひとりでの学校生活想像してします
この不安を解消できますか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

類は友を呼ぶ-充実した高校三年間を。

亀山純史と申します。
まずは、高校へのご入学、おめでとうございます。
すでにグループが出来ている、とのことですが、グループ(または友達)が初めから出来上がっていたわけではありませんよね。「類は友を呼ぶ。」という諺をご存知ですか。気の合う者や似通った者同士は、自然に寄り集まって仲間を作るものであるということです。ですから、ご相談者のトッポさんは、まずは自分自身の高校生活への姿勢をしっかりさせることが第一です。そうすれば、同じよう姿勢を持つ友達が出来てくるでしょう。万一、そのような友達が出来なかったとしても、それはそれでいいではありませんか。自分自身の姿勢がしっかりしているのですから。友達を作りたいために、中途半端に相手に行動を合わせてみたりすれば、そのうち自分自身を見失ってしまいます。安易にあるグループに入ったとしても、そのグループ内での上下関係が生じ、「こんなはずではなかったのに。」ということにもなりかねません。
最後に、お釈迦様は仰っておられます。「親しむべきでない友とは、貪りの深い人、ことばの巧みな人、へつらう人、浪費する人である。親しむべき友とは、ほんとうに助けになる人、苦楽をともにする人、忠言を惜しまない人、同情心の深い人である。」と。
以上が私からの回答です。是非、望ましい人間関係を築き上げ、充実した高校三年間を送ってください。

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有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧侶です。令和6年3月に、公立高校の教員を勧奨退職しました。その後、縁あって、令和6年4月からは「まちサポ雫石」というNPO法人のお手伝い、また、令和6年10月からは公立高校の非常勤講師をしています。 浄土真宗における僧侶は、仏さまの教えに生き、その教えを伝える者であり、人を悩みから救う能力を有した者ではありません。人の悩みを救う救いの主は阿弥陀さまです。ですので、hasunohaにおける私の回答では、仏さまの教えに救われているこの私の生き方、考え方を、皆様にお見せするだけです。そして私自身、お答えできるご相談の範囲はそう広くはありませんが、皆様のお役に少しでも立てればと思い、回答させて頂いております。

私も友人関係を築くのは苦手でした

高校入学おめでとうございます。できることならたくさん友人をつくって楽しみたいものですよね。

実は私も友人を作ることが苦手でした。ですので、そんな私なりに思う所を少しお話しさせていただきます。

すでにグループができはじめているとのことですが、その方たちはなぜグループを作るのことができたのでしょうか。
中学の時からのお知り合いもいたかもしれません。ですがその方たちもはじめから知り合いだったわけではありません。

誰でも最初に共通しているのは「相手のことを知らない」ということです。そして知らないということは「不安」になります。トッポさんと同じようにみんなも「不安」を抱えているのです。

この「不安」を解消するためには相手のことを「知る」必要があります。「知る」ためにはどうしたらよいでしょうか。
人は言葉でコミュニケーションをとりますね。黙っているままでは誰も他人の心の内を知ることができません。ですから次は「話す」というステップです。

でもいきなり話しかけるのも不安ですよね。まずは「あいさつ」からしてみてはいかがでしょうか。席が近い子でも、登校中に見かけた同じクラスの子でもよいでしょう。
「おはよう」と一声かけてみてください。緊張するかもしれませんが笑顔で話しかけるのがよいですね。

形を整えると心も後からついてきます。笑顔に表情を整えると自分も楽しい気分になったり、やわらかい話しやすい雰囲気になったりするでしょう。

みんな「最初の一歩」が不安なのです。ですがその「最初の一歩」が肝心です。
一歩ふみだすということはもう、目標の半分を達成したといってもよいのですよ。応援しています。

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おきもち

個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

質問者からのお礼

ありがとうございます!
頑張ります

勇気だしてみます!

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