父のこと
父のことで相談があります。
私には病気で自己中心的な考えを持つ父がいます。父の病気のこともあり私と小学生の2人の息子と父で同居を始めたのですが、うまくいかなくなり1週間で私と子供達は追い出されました。
↑4月初旬の出来事です。
私達は今は父とは別に住んでいるのもうどうすることも出来ませんが、あの時の自分の決断が正しかったのか自問自答の日々です。私は父が子供達に暴言や危害を加えそうだったので子供達のために父と離れました。これで良かったのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたはあなたの人生
ゆみ 様 相談ありがとうございます。
あなたの判断は正しいと思います。
あなたはあなたの人生。
自分の人生は自分が主人公と思って生きてください。
お父様はお父様の人生です。
お父様がそう選んだのですから、離れていいのです。
ただ、病気の事とかありますから、
そっと見守るように、家の外から見てみましょう。
それと、お父さまが、ご近所とトラブルになってないか、気にかける必要があるかもしれません。
また、公的機関の支援はすべて利用するように、生活支援センターなどに話を聞きに行ってもいいと思います。
いずれにしても精神的は距離はしっかりとって対処してください。
一礼
地域の方々との連携を大事にして、見守ってあげましょう
残念ながら、そういう性格なんでしょうね。子供さんの安全と心を大事にするというご判断は、正しいと思います。
良かれと思って同居した結果がこういうことですと、悲しいですね。
一水四見という言葉を御存じですか?
「同じ水を見ても、天人は宝で飾られた池に見え、人間にはただの水に見え、餓鬼は膿血に見え、魚は棲家と見えるのです。同じものでも見る者の心が違うと、違った物に見えてくるという喩えの話です。」
(昔書いたブログ記事です。ご参照下さい。
https://ameblo.jp/dorinji/entry-12510254479.html)
たまに聞く孫さんたちの声を微笑ましく、好ましく聞いていた。毎日朝晩聞こえてくる声を騒音となり、不快な声に聞こえてきた。そういう部分が有ったのではないかと推測しております。ずうっと同居していれば、当たり前の孫さんたちの声です。ところが突然の同居となり、朝晩うるさく感じたのかもしれません。お父様には「同居するということはこういうことだ。」という覚悟が足りていたかと考えれば、足りていなかったと言えます。きっとお父様も反省していると思いますが、それを認めたくないので意固地になっているのだと思います。今となれば、ゆみさんも「同居する際にもっと丁寧な話し合いをしておけば良かった。」等々後悔することは有ると思います。ちょっと準備不足だったのかもしれませんが、過ぎてしまったことは仕方が無いです。今後、お父様が看護を必要とするようになった時の糧としましょう。
家にも入れないのは酷いですが、町内会や民生委員、地域包括センター、病院の地域連携室などとコンタクトを取っていきましょう。そして、事情を説明し、何かあったら連絡をもらえるような関係を構築しておきましょう。