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生きていくのが辛いです

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生きていくのが辛いです。

今年から大学生になりました。志望校から少しズレてしまったけれど受験期に望んでいたことの多くは叶うであろう国立に進学しました。

大学に入った時困ったことは友人ができないことです。人との会話が減り孤立していきました。続いて学業もうまくは行きませんでした。中間試験では全くと言っていいほど点が取れ無かったのです。

高校までの私は今思えば勉強だけが取り柄だったのだと思います。難関大を目指す私と言う構図を以て充実しない周囲の関係から目を逸らしていました。しかし大学に入り私は勉学にすらも長けていないことが露見しました。

それから私は思いつく範囲で交友関係を広げようと試みました。サークルに入ったり出会い系に登録するなどもしました。ですが、他人との距離の詰め方を忘れた私はサークルに馴染めず、焦りが出始めました。

そんななか私の古くからの友人に恋人ができました。高校の時ならばおめでとうと素直に言えていたのに今の私の胸に宿ったのは醜い嫉妬のみでした。私はまたそのような嫉妬をする自らを恥じました。

大学に入ってから多くの失敗を経ました。家庭環境や学歴に恵まれた私が短期間の失敗だけで絶望するのはお門違いなのかもしれません。ただ一連の失敗で18年固執してきたアイデンティティは崩れてしまい明日生きている自分を想像するのも難しいです。

ふとした瞬間に訪れる無力感に苛まれています。絶え間ない後悔の念が押し寄せてくるのを感じています。死ぬことを考えてもみましたが、ここまで育ててくれた親に対して不義理だと思うし、色々な工面をしてくれたにもかかわらず無能になってしまったことを親に詫びなければならないとも考えています。

今は大学卒業後働いて親に一銭でも多く返したい思いがあり生きていますがすぐには実行できないことがもどかしいです。また一度考えた自殺の計画が頭をよぎり楽そうな方へと流されてしまいそうな気もします。

私はどうやって自殺に走ってしまいそうな自分を止めれば良いでしょうか。どのように明日生きていくビジョンを持てばいいのでしょうか。

正直仏教に対して無学ではあるのですが、何かご教示頂ける事がありましたらどうか宜しくお願い致します。

2022年7月29日 3:31

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

総合力の源は?

高校までは、日本では特に、学校の勉強ができるかどうかが一番の基準でした。機械いじりが得意でも、短距離走が速くても、料理が好きでも、学校の科目の数値にはならないので、その価値を忘れがちです。
 しかも、学校の勉強は数字で表れます。誰が上か下か、序列で出ます。料理の腕と機械いじりはどっちが上かなんて言えないのに、過去の出来事を覚えているかどうかなんてクイズ程度のものが、簡単に数字で表せるので、価値あるものと思い込んでしまいます。
 大学に入ったり社会に出たりして、初めて、「で、お前は何ができるの?」といきなり突き付けられます。これまでやってた学校の点数が関係ない世界で、しかも成果を求められます。ひどい話ですね。
 しかし物事はそういうものなので、例えば、今あなたがいる大学の世界では、高校までとはやり方が違う、と頭に入れて、じゃ、今度は何をどうやろうか、と、新しい学びを新しい学び方で頑張ってください。
 まずは、一個の人間として自分はどれだけ熟しているかを調べて足りなければ磨くとよいと思います。大学の成績は、高校までの成績ほど重要ではありません。一方、料理ができるとか、相手の気持ちを尊重するとか、人間としての魅力が、ものすごく重要です。
 しかも、何かができる、使える、というのはあまり重要ではありません。やがては何かできるようになったほうが良いのですが、まずは人間として、こいつは生きる価値があると周りに思ってもらえることが大事です。
 仏教では、慈悲の気持ちがあるかどうかで、その人の人間性を測ります。慈悲の気持ちがある人は、本人が困っていたら何となく助けてもらえます。まず心の内面をそのような価値観に替えるとよいと思います。誰が上か下かと一つの視点で測るのではなく、「どんな生命も生きたがっている、平等だ、では、すべての生命が幸福でありますように」と心の底から思っている人間。こういう人は、寝たきりになっても生きる価値があります。
 慈悲の心を作るには、最初は、自分で頑張って心に念じます。心の身につくまでは、頑張らないといけません。一種の瞑想です。慈悲の言葉ややり方は、日本テーラワーダ仏教協会のホームページに出ています。
 自分の中身を、慈悲で生きる生命に、丸ごと変えてみてください。それで世界が変わります。

2022年7月29日 8:46
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有り難し
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初期仏教というか仏教本来の教えを学びつつ、その在家信者のあり方から見た日本...
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焦らず今この瞬間からスタート

大学でやりたかった勉強はなんだったのでしょうか。そこに向けて学ぶのが大学という場所でしょ。同じ方向を向く仲間と出会うということが自然の流れだと思います。焦る必要はないです。いつからでもスタートできます。考え過ぎないことが大切です。
大学内でなくてもあなたのやりたいことやったら良いと思います。スポーツでも、芸術でも学問でもなんでも良いです。そして、そうした趣味の仲間が集まる場に行けば、交友関係も広がります。
仏道修行も焦りは禁物です。今、目の前のことに目を向け、ネバならない思考、コウアルベキ思考、他人との比較思考、は一切捨てること、思考や価値観に振り回されず事実に目を向けて生きることが重要です。

頭を使い過ぎないこと、今までのことやプライドは手放し、今の自分がしっかりと地に足ついているかが問題なのです。
やってみてください。笑顔は人を惹きつけます。考え過ぎは無表情になります。リラックスしてオープン、手放しでいきましょう。

2022年7月29日 6:52
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有り難し
おきもち

禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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