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不安ばかりで未来が怖いです。

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私は三年前の高校2年に脳腫瘍が見つかり抗がん剤治療、放射線は1年で終わったものの病気の影響はなかなか消えません。

体温調節が難しく、真夏になると高熱が出ます。なので、外出が難しく、病気が見つかる前は保冷剤を抱えて通学して熱を出しながら通っていました。今は通院をしています。

病気になる前は夢がありました。商業高校に行き働き、そのお金で家族旅行に行くこと。母のような母親になること。

高校は中退。一旦は働いたものの体がついていきませんでした。
そして、この病は妊娠が難しいということも。

外を歩いた時同級生と真正面ですれ違ったのに気づいてくれませんでした。

副作用で髪の毛が抜けて、顔もむくんでいたからかも知れませんが声をかけることもできませんでした。気づいてくれなかったことに心が痛かったです。

誰といても孤独で、すべてを奪った病気が許せません。頑張って高校に入って夢もあったのに今はどうすればいいのかわかりません。自信なんてとてもじゃないけど、もてません。

病気になり死を身近に考えてから、いつか周りの人が亡くなると考えるだけで不安です。

家族が大好きで毎日掃除をする時、玄関のスリッパをみんな送った後、並べながら(気をつけて無事に帰ってきてください)と祈っています。それくらい不安です。

こんなこと誰にも言えないし、答えなんか悩んでもわかりません。心が苦しくて、一人でいると泣いてしまう時もあります。助けてください。お願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

れりあさんはなんて素晴らしい女性なんでしょう。感動しました。

れりあさんへ、こんにちは。

病気のつらさ、心中お察しします。
お釈迦さまは、人の苦しみは、生まれること、老いること、病気すること、死ぬことの四つの苦しみから、逃れることはできない。だから、四つの苦しみを受け入れて、力強く、人生を歩みない!と教えてくださいました。

れりあさんは『1リットルの涙』という、どんどん体が動かなくなる難病と戦った少女の物語を知っていますか。人生は残酷です。親より若い子どもが病気でなくなることを親は何もできずに見ていかなくてはなりません。私も親の子になりましたが一番苦しいのは息子の病気になることです。どんなに辛い子どもの姿を見ても、変わってあげることができません。『1リットルの涙』の本は娘さんの苦しみの記録と共に母の苦しみの記録なのです。私は原作者の講演も伺うことができ、今でもその木藤亜也さん原作の本を宝物の本にしています。

私に文章を書く楽しさを教えてくださった先生は、右手しか動かせない障害の方でした。その先生は人生の中でなんで私はこんな身体に生まれたんだろうと苦しまれたそうですが、唯一使える右手で文章を書く仕事ができるようになると、人は生まれたからには必ず「生き役」がある。人生とはそれを見つける旅なのだ。私は右手一本しか使えないが、その右手一本でこんなに充実した人生を送れたのだ。と私に教えてくださいました。障害や病気があるから不幸、健康であるから幸せなのではありません。たとえ人生が短くとも充実した生き方ができる人が幸せであり、ダラダラと時間を過ごす人は生きる意味を見出すことができないと感じました。

れりあさんは、自分の病気をまずはおいて、家族の幸せのために祈っておられます。私はこの文章を読んで泣きました。ご両親はもっとあなたの姿を見て心の中で泣いておられると思います。ここにあなたの生きる道があります。もしかしたら両親よりも早く死が訪れるかも知れません。しかしれりあさんは今生きているのです。その生きている今を力強く生きてください。家族の幸せのためにスリッパを並べながら、あなたの祈りを続けてください。病気のあなたの笑顔は家族が一番の幸せを与えます。そして力強く生きるあなたにご縁になった人はあなたから勇気をもらえることができるでしょう。今、私もれりあさんから生きる力をもらったのです。合掌

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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございました。テレビでこのサイトを知り、この場なら打ち明けられるかもしれないと思い書かせてもらいました。
誰にも言えず、苦しかったです。私は本音を他人に伝えることができず、心の中で悩んでも人前では笑っています。自分に嘘をついているようで、自分がわからない時があります。でも初めて本音を伝えることができて良かったです。ありがとうございました。

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