自分の過去の罪の手放し方を知りたいです
昔、元彼を刺してしまいました(その人とは会えませんが生きてます)。
軽かったですが法的な償いはしました。
今は私も殆ど回復してなるべく普通に生きてますが、今も精神病でどんなに頑張ってもどこか自信がなかったり、恋愛関係になりそうになったら昔の自分が怖くて距離を置いてしまいます。
いまはまた好きな人ができて向こうも好きなのかなと何となく感じてますが、お互いそれどころではないなと距離を取ってます。
たまに色んなことに自暴自棄になって諦めたくなります。
昨日嫌いな酒飲みの父親に対してちょっとしたことで切れて、父も滅茶苦茶怒りました。
警察沙汰になるぐらいの喧嘩は慣れてるので、いつもなら「あーまた毒親のくせに」と思うところですが、今回は父親がふと不動明王のように見えて「このままの自分ではいけない!!」と何故か悟りました。
もうちょっとで過去の自分を手放せそうなのですが、そのもうちょっとがよくわかりません。
何かアドバイスをお願い申し上げます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご質問ありがとうございます。
怒りを捨てること、怒りをコントロールすることが必要のようですね。
怒りを抑える方法は状況によよりますし人それぞれですから、あなたならなりの方法を見つけることが必要だと思います。
とりあえずいくつかの例を挙げておきます。
まずはイメージとしてですが、仏教の信者や僧侶にはお酒を飲まないようにしようという戒(目標)があります。なぜならば、お酒を飲むと酔ってしまい、酔うと理性を失い正しい行動ができなくなるからです。悪いことをしてしまうからです。
キレたり怒ったりすることもお酒と同じです。キレたり怒ったりすると理性を失い正しい行動ができなくなるのです。悪いことをしてしまうのです。
お酒を飲む父が嫌いなように、キレたり怒ったりするあなた自身も、あなたは嫌いなはずです。
キレそうになったり、イライラした時は、「怒り」というお酒を飲もうとしているとイメージして、深呼吸をして、ゆっくり10数えて、「怒り」というお酒を捨ててください。
また理論的な話をすれば、人は自分の思い通りにならない時に怒ります。しかし世の中は自分の思い通りにならないことばかりです。ですから、キレそうになったら世の中は思い通りにならないということを思い出してください。また自分が他者に対して思い通りにしようとしていたことに気づいてください。そして他者を許してあげてください。例えば「なぜそんなことを言うのか」などとキレるのではなく、「あなたはそんなことを言う人なのね」と他者に関するデータがひとつ増えたと冷静に考えましょう。
また、怒りは毒であり炎であると考えましょう。怒っている本人が一番毒に苦しみ、炎で火傷をするのです。
例外もありますが、怒って得することはあまりありません。怒れば怒るほど自分の周りから人が離れていくだけです。
このように考えてキレないように生きてくださいね。
なお、環境も大切ですから怒りの原因になる人と同居しないことも一つの方法です。
質問者からのお礼
怒りが原因だったんですね。的確なアドはありがとうございます。
そう思うと、近頃の世の中は怒りに満ちてますね。ということは「世の中は思いのまま動くと思ってる人が結構多い」って感じでしょうか。そう思うと沢山のデータを頂いてる気がしてきました。
お酒のたとえがわかり易かったです。
父と同じように私もどこか酔っ払ってるところがあるみたいですね。
それも一つのデータなのかなと感じました。
確かに怒っても何も得ることないですし、人が離れていく原因もわかりました。
自他ともに自分なりに許せるぐらいの器量と余裕は持ちたいと思いました。
誰かに好かれる自分に対しても、過去の自分が怖いというより、こんな私を好いてくることが許せない怒りのように感じ、好きになってくれる人にも素直に感謝したいと思えました。
あともうちょっとでちょっとした煩悩が無くなりそうな気がするので、これからは実践を楽しみながら悠々過ごしていきたいと思います。
アドバイスでした、訂正。
アドバイスありがとうございます。
南無。