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夫との会話が不快

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有り難し有り難し 29

夫との会話が不快でストレスです。

夫が箸で皿を引き寄せたので、行儀が悪いよ、子供が真似するからやめて、と伝えたら「そんなに箸のマナーを言うなら、箸置き買ってきてきちんとしたらいいんじゃない?」だって。

外から帰ってきても玄関の鍵を閉めないので、物騒だから閉めてと言ったら「自分の家は鍵を閉める習慣がなかった。寝る前に玄関を見て戸締りはしている」ですって。

他にもママ友が旦那さんに苦労していてかわいそうなんだ、と言えば「でも向こうの旦那の言い分は聞いてないからわかんないじゃん」。

二言目には屁理屈、否定、「俺は」「俺の時代は」…、そして武勇伝語り。

私は冗談や面白いことが好きなので、そんな話も振ったりした時期もありましたが、何が面白いのかわからない、みたいな人を見下した態度。つまんない男と鼻で笑ってますが。

いちいち不快になるので、自衛のために会話をやめました。夫は在宅で家におり、昼食はほぼ会話なし。ストレスでしかありません。

私に話しかけにくいのか、子供を通してなんか伝えようとしてきます。直接言えよとイライラします。

とにかく不快です。でもこのままではいけないとモヤモヤもします。子供もいるし。
たわいのない冗談を言い合い、笑いの絶えないご家庭が羨ましい。

出会った頃は何時間も電話で話したりしてたのに。いったい何を話してたんだっけ?

どうしたらいいですか。

2023年2月1日 6:09

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お互いを敬うこと。

はじめまして、私は浄土真宗の僧侶です。前回と前々回の質問も拝見しました。ご主人とのコミュニケーションが取れていないご様子。毎日生活を共にしている訳ですから辛いですね。
あなたのご指摘されるようなご主人、よくいるような気がします。勝手な推測ですが、こういう方は家族をご自分の所有物だと思っている場合が多い気がします。自分のモノだから気を遣わなくていい、仕事で気を遣っているから家族にはわがままでいいとそんな心持ちなのではないでしょうか。
さて、それではどうすれば良いかとなると真面目に向き合うしかないですね。毎回あなたがイライラするのであれば、都度ご主人にその気持ちを正直に話してみる。もちろん喧嘩になることもありますよね。しかし、きちんと話さない限り今の状態は改善されないでしょう。相手は甘えて、こう言う態度で大丈夫と思っているのですから。

それから、今度はあなたのご主人に対する態度はどうなのでしょう?
限られた情報でお話しする以上、双方の状況を理解しないとアドバイスは難しく感じます。あなたはご主人がそう言う態度を取りたくなるような対応をされていませんか?ご自分でよくお考えになって欲しいのです。

夫婦にはさまざまなカタチがあります。
でも好きで結ばれたのですから相手の良い部分てありますよね。そう言う事を考えながら誠意をもって接していたら、きっとご主人にも通じるのではないでしょうか。

まとめてみると、
①ご主人の態度でイライラしたら、きちんと向き合って話してみる。
②自分の態度はどうあるべきかを考えてみる。
③相手の良いところをもう一度見直して、誠意ある態度で接する。

このような事を念頭に入れて、ご主人との関わり方を模索してみてください。
あなたが幸せなご家庭を築くことをご祈念致します。合掌

2023年2月1日 7:10
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個別相談可能
仏教の目的は、抜苦与楽と成仏です。 生きている人の苦しみをどうしたら癒せるのかを常に考えます。 資格:日本メンタル協会認定メンタルスペシャリスト。JADP認定心理カウンセラー
平日19:00から21:00に受付ます。

もうしわけありません

世の中のダメ夫、アホ夫を代表するわけではありませんが、同じオス、男性として謝罪いたします。
オスの性(サガ)というものはホントに女性にはご理解頂けないとは思いますが、オスとしての「ただそういうもの🐔トサカ・そういう性質」なだけなのです。
勿論この世には女性たちの理想として祀られるビジュアル面でのイケメン菩薩、精神面でのイケメン菩薩、金銭面でのATM菩薩、育メンイケ旦など女性にとって喜ばしいタイプの男性GETの方も存在しますが、それもそのパートナーの女性がその男性にとっての喜ばしい何かをお持ちであり、お互い価値観を共有しているからこそ成り立っている関係なのではないかと思います。
「鏡は先に笑わない」のです。あなたがプンプンしていれば旦那だって口をききたくないですし、私もそういう態度をされる方であればどなたであっても近寄りがたいものがあります。
夫婦はお互いの向上精神、お互い豊かな人間性を求める精神、お互い相手の望むことをして差し上げるサービス・布施・ほどこし精神、相手の喜ぶことや役に立つことをして差し上げる利行・利他行精神が大事です。掃除で仏教ではこれを菩提心
と申します。
そもそも日本人は結婚するときに嘘の誓約をするからいけないと思っております。
キリスト教でもないのに神様の前で誓約したり、形の上での誓いますとか。
本当に本人とお互いにその自分の心を高めあう向上精神なしに結婚しちゃってるもんなんですよ。
そういう結婚は神様との約束でもなく、仏さまとのお誓いでもなく、自分勝手な人間のエゴイズム神との密約状態なのだと思いませんか?その結果、相手に火があるということばかりの心理になってしまうものです。
あなたがもし、家庭を愛する気持ち、わが子を愛するのは親として当然ですが、一応はお互い幸せになろうねという気持ちで結婚されたパートナーに対して凹スカ蹴っ飛ばしているような心理が生じているのならば、それはすでに自分の家庭を自ら凹スカにしていることの始まりでごんす。

「建設的な会話」「お互いが向上するための勝ち負けのない会話」「アンチわがことファースト」の精神を大事にしてください。
宗教心とは、神仏がどこかにいてあなたに便利に動いてくれるというものではなく内なる歯磨き的浄化精神。自分の心をエゴイズムや自己中な心に放置させていると結果的にこうなっちゃうからこそ持つべきなのです。

2023年2月1日 10:28
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お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

質問者からのお礼

温かく親身なご回答を本当にありがとうございました。辛いですね、というお言葉が一番沁みました。辛いんです。
自身の態度を見直し、話しかけたら上記の反応ですし、労ってもあまのじゃくな言葉しか返ってきません。
向き合って話し合うパワーはもうありません。辛いです。

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