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生き物との共存

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私は生まれも育ちも田んぼや畑が多い田舎で、虫や蛙が当たり前のように家の前や通学路にいます。20年以上そんな環境で育っているのだから虫も蛙も見慣れていてもおかしくないはずなのですが、どうしても好きになれません。飛びかかってこられたこともないのにただ見た目が怖くて、見かける度に周りがびっくりするくらい大袈裟に逃げ回ってしまったり、部屋に虫がいたら咄嗟に殺虫剤を掴んで夢中で噴射してしまいます。

でも、そうして逃げたり殺してしまったりした後でいつも自己嫌悪になります。私も周りの友達のように、虫や蛙がいたらそっと逃がしてあげられたらいいのに…と思うのですが、いざ見てしまうとそういった考えより先に怖い!どうしよう!と頭が真っ白になります。

もっと自然と共存できるようになりたいのですが、どんなことを心がけたらいいのでしょうか?変な質問と思われるかもしれませんが、ご回答いただけたら嬉しいです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

慣れです。

みんさんへ こんにちは。

同じ田舎同士、虫や生き物で嫌がるのは、防衛反応なので、おかしなことではありません。私は田舎にいる時はぜんぜん大丈夫だったのですが、東京に20年住んでから田舎に帰ると、虫が苦手になっていました。今はヒルが苦手です。仕事でかまれると払ってはいけないのにとっさに払ってしまいます。まずは頭でシュミレーションしなければなりません。防災と同じです。何回も想定して練習する。現在ヒルはかまれたらまれたことを見れるようになってゆっくり対処できるようになりました。慣れは大変だと思いますが、これも心の修行です。合掌

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ただ見る

みんさま

あなたは虫を見るときに、本当に見ていないのです。見ているようでいて、思いの上でそこから想像する虫を握りしめています。

事実はただ蛙がいるだけ。なのに、飛びついてきたらどうしよう。気持ち悪い生き物だ。私は虫などの生き物が苦手なのだ。と思い込んでいるのです。

物事に触れた瞬間は何も問題がないはずなのに、人間の思考は価値判断を付け足す癖がついているのです。

何も考えずただじっと見ていたら、何にも問題がないということがわかります。
一度本当にただ見てください。想いが出てきても、そこに触れずただじっと見ていたら、好きも嫌いもない、ただの蛙がそこにあるだけだということがわかるはずです。

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禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございました。

虫や蛙を見てすぐ驚くのではなくただ「見る」ということ、「慣れる」ということ、どちらも意識して克服に向けて頑張ります。

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