6年前に捨てた彼女への罪悪感
6年前に離婚しました。
私はカトリックで、当時ヒルティの幸福論に感銘を受けて、書物や人との出会いは導き、という言葉を信じこんでいました。当時出会ったのが彼女でした。
自分のタイプでは無かったけど、神が遣わした運命の人だと思って、結婚までしましたが、直ぐに苦しくなってきて、やむなく離婚しました。彼女は号泣して、私の胸は張り裂けそうでした。
以来、6年経ちますが、今でも彼女は大丈夫だったかな、とか、辛い目に遭わせて申し訳ないと思って辛いです。彼女からは2年位連絡が来ていましたが、今はもう来ていません。大丈夫だったかなぁ。本当に申し訳無かった涙。でも全て私の罪という訳では無いと思います。偉人のヒルティが書いた幸福論にも、迷信が含まれていて、それが悪さをしたんだな、と思っています。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ご自身を責めずに、それぞれの幸せのために、歩いていきましょう
今は それぞれの道を歩まれているとはいえ、夫婦であった相手ですものね。どうしているのだろうと、思い出すこともありますね。同時に、罪悪感から申し訳なさも起きるのですね。
本当に、幸せになりたい、幸せになるんだと願っていたのですものね。あの頃の想いや決断は、間違っていなかったし、幸せを味わっておられたと思いますよ。2人共に。
それでも、気持ちが離れていけば、一緒にいることが苦しくなる。彼女も感じていたと思います。
あなたが、信仰やハスノハを頼りながら前を向いていらっしゃるように、彼女もまた周りに支えられながら歩まれていることと思います。
ですから、ご自身を責めずに、それぞれの幸せのために、歩いていきましょう。こうして願えるのも、また一つの幸せの形なのかもしれません。
生まれ変わりましょう
過去の罪や失敗に囚われていても、悩み苦しみは無くなりません。
過去は過ぎ去りもう無い。
過去はただの記憶データにすぎないと思って、気にしないようにしましょう。
今日は今日の、新しいあなたに生まれ変わりましょう。
仏教では、生き物には必ず苦しみがあると説かれます。
結婚している人には結婚の苦しみがあり、独身の人には独身の苦しみがあります。
息を吸えば「息を吐きたい」という苦しみが生じ、吐けば次は「吸いたい」という苦しみが生じます。
苦しみは無くならない。ただ、苦しみの形が変わっていくだけ。
罪悪感があってもなくても、何らかの苦しみは必ずある。
だから、罪悪感があること自体をあまり気にしないで、ニキビか口内炎か過去の怪我の傷が時々痛む、くらいに思いましょう。
そして、妄想雑念が心に浮かんでは消えていくこと、つまり心が無常であることに注目してみましょう。
罪悪感という妄想雑念にも、日常生活の中で途切れる瞬間がある。
そこに平安(心の休息時間)を見いだしましょう。
質問者からのお礼
中田様
ご回答ありがとうございます。涙が出そうになりました😭彼女は私を愛してくれていたので、彼女に背を向けた事が本当に辛いです。導き、というヒルティや神学者達の教えを神の教えと信じてしまっているのも辛いです。少しずつ解決していくしか無いのかもですね。又お力をお貸しください。ありがとうございました。
願誉先生
ご回答ありがとうございます。
過去の事をなるべく気にしない様にしてみますが、私の様な凡夫には中々難しそうです、、ありがとうございました。



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