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ダンマパダを学びたい!

回答数回答 1
有り難し有り難し 5

 いつもお世話になっております。

 私は、教会に通っております。他宗教の教えも勉強して
みたくなった、また、正しい知識を身に着けて、カルト
宗教から自分や身近な人を守りたいと思ったからです。

 教会に生きていらっしゃる皆様は、素敵な方ばかり
です。私が見てきた、お寺に集う人たちとは大違い。
比べるのも失礼かと思うほどです。
 牧師さんも大変博識で、聖書の内容を、いかに実生活に
活かせるか考えてお説教をされているご様子です。

 私も、しっかり、自分の宗教の教えを勉強しようと思い
ました。他宗教者の姿勢を見て襟を正したくなるなど、
皮肉なものですね。
 ちょうど、自宅の本棚から、中村元先生の、
「真理のことば・感興のことば」という本が出てきました。
 パラパラと読んでみると、素敵な事がたくさん書いて
あります。仏教版聖書のようです。
 そこで、私は、ダンマパダを勉強したい、身に着けたいと
思いました。

 しかし、教会のように毎週お説教を開いているお寺は、
貴重です。開いていたとしても、他の宗派をけなしたり、
宗派の本尊以外の仏様を馬鹿にしたり、神秘主義に
走って、免罪符売りのようなことをしていたり…
信者も驕りに凝り固まっている人が多い印象です。

 また、歴史上の偉人の名言などを、悪い言葉で言えば
パクって話をしていて、教会のようにお経の解説をし、
お経の考えを実生活に生かすよう促しているようなお寺は、
皆無といった印象です。

 ダンマパダは、とりあえず、「一組ずつ」、「汚れ」、
「怒り」、「はげみ」、「悪」、「心」から手を付ける
つもりです。
 しかし、一節一節の意味をこちらでお尋ねするのは、
こちらのシステム上、なんとなくはばかられます。
1週間も待てません。もどかしくて。

 魔境状態に陥らずダンマパダを解釈するには、どうすれば
よろしいでしょうか?

 ご高見を賜りたく存じます。

2023年6月21日 16:01

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ダンマパダを本格的に学ぶとしたら
仏教学部の大学教授レベルの講義を聴くのが最も良いと思いますが
大学に通うのはなかなかハードルが高いと思いますので、
まずは、本で学んでみましょう。

おすすめは
今枝由郎著『日常語訳ダンマパダ ブッダの〈真理の言葉〉』(トランスビュー)
最近、今枝氏の文庫本も出たようで、私は読んでませんがこちらもお薦めかと思います。
今枝由郎著『ダンマパダ (光文社古典新訳文庫 K-Bン 1-2) 文庫』(光文社)
もっと詳しい解説を読みたいと思えば
片山一郎著『『ダンマパダ』全詩解説―仏祖に学ぶひとすじの道』(大蔵出版)
です。
さらにもっと知りたいと継続するなら
ダンマパダには注釈書がありまして、南伝の仏教ではよく学ばれています。
その翻訳書が手に入るかどうかわかりませんが、一応お知らせしておきます
ウ、ヴィッジャーナンダ長老監修、北嶋泰観訳注編集『心の清流を求めてーパーリ語仏典『ダンマパダ』(発行所、ダンマパダ(法句経)を学ぶ会、発売所、中山書房仏書林)

それと、中村元先生のYouTubeでの解説のURLを下記に記しておきます
https://www.youtube.com/watch?v=i7TkouxAZI0
参考にしてください。
合掌礼

追伸:お礼メッセージありがとうございました。はい、そうですよね。大学へは難しいですよね。片山氏の本が一番学びやすくてよいと思います。ちょっとお高いですが。
またどうぞご相談ください。

追追伸:たびたびの御礼、ご報告ありがとうございました。そうですねお釈迦様の言葉を身近に感じられる良い本だと思います。またどうぞご感想を教えてください。合掌礼

2023年6月21日 21:30
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有り難し
おきもち

お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
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質問者からのお礼

【釋 孝修 先生】
 お返事いただき、ありがとうございます。

 だだだだだ大学!?無理です。金も暇も力もないので…
さっそく、YouTube聞いてみます。
 注釈書は、残念ながらネット通販には出品されていません
でした。片山先生のご著書を読んでみようと思います。

【釋 孝修 先生へご追伸】
 さっそく、Amazonで片山先生のご著書を注文しました。
届くのが楽しみです!
 YouTubeも見ました。大変現実的に説かれていて、
スッと入ってきました。これから、しっかり勉強します!
病院で受けているカウンセリングにも、活かそうと
思います。

 ご著書、届きました。早速開いてみると、まえがきに、
「つとめ励むはそなたら自身 諸如来はただ説き給うのみ」
とありました。詳しく読んでいくと、
「仏さまは、ただ、説くだけ。頑張るのは、私たち自身」
とありました。もっと、この本が広く知れ渡ったらいいのに。
これが、仏教の根幹なのに。素敵な本と巡り会えてよかった、
と思いました。

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