そんな人が、トップに⁉︎
子どもの学校のPTA、大変でも、楽しく活動させてもらってきました。
さて、新年度の人事です。
ある女性の方が、内定した。それから4ヶ月後の来月6日には、総会で承認の予定。
待ってください‼︎
それはそれは、異性関係が派手な事が発覚。
さらに驚く事、相手は仲間内の3名と、 4人目は仲間内の夫。
待て待て、公認(⁉︎)だった彼氏も居るし…
私は、そのような方とは一緒に働きたくはないです。
どのように解釈、切り替えれば良いか?また、行動を起こしたら良いか?
教えてください。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
反対なら具体的で現実的な対案を
なるほど。そのような人がPTA会長さんになるとは、と思いびっくりされているのですね。
でも、「派手なことが発覚」となっているところを見ますと、内定を決めた人たちもそれは承知の上での決定だったのでは?仲間内のようですし。それにもしかしたら、やっかみによるただの噂かもしれません。
どのような行動があったとしても、その人には、それ以上の人望や行動力があるから選ばれたのではないのでしょうか?
政治の世界でもそうですが、、具体的な対案を持たずに、ただ「反対反対」と、反対ばかりしている政治家さんもいますよね。それでは前に進みません。もしあなたが、その会長候補さんにどうしても反対なら、具体的に「この人」という人を持ってきて提案したらいかがでしょう?
それでももし、イヤな人が総会で承認されたら、それは多数決です。その決定に従い、私情ははさまず、やるべき仕事をきちんとしましょう。
問題はその人ではなくあなたなのです!
本当の問題は、実は「あなた」なのです。
え!?(゚Д゚)と思われると思います。
ですが、考えてみてください。
あなたは自分の価値観で好き嫌いを生じて、この人にはPTA会長にはなってほしくない!…と心のお腹で問題、イライラ、煩悩、抵抗感を起こされている。これがあなたの、あなたの中の、あなただけの問題です。
え?(゚Д゚)?悪いのはソイツでしょ?
と思われるでしょうが、仏教においては問題は他人の方ではなく、
まず、その人を「問題にしているあなた自身」をこそ、問題にするべきなのです。
なぜなら、今後もそういう事があるごとにあなたはイライラされたり、許せない気持ちが沸いたり、苦しくなっていくでしょうから。そこから解き放たれるのが心の自由の道、仏道です。
こう考えてみてください。
もちろん世間的には、そういう人がPTA会長に就任するのは望ましくない、という事はもちろん当然でしょう。( ˘ω˘)ソリャヨクナイヨネェ
ですが、それでも、まず、本当に問題にすべきは「ああ、私はいつも人の事で自分の正義感や意見を強く足付けたり当てはめてしまう事で自分が苦しくなっているのだなぁ」と。
まず、そこを自覚なさることです。
そうした上で、あらためてその問題に対して、冷静に対処なさってみてください。
おのれの感情に支配されているうちは、そういう問題も感情的になって冷静に対応できなくなってしまうからです。
おのれの心を冷静に統治、治め得た【落ち着き】があれば、より冷静に対応ができるはずです。
さて、心が納められたところで、その人事に関する一番の力のある方に、その方の不倫の事実を語り、大火事にならない内に退いて頂くことを提案いたしましょう。