無財の土地
致知出版社『1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書』の
11月22日にある「成長する会社の共通点 野村順男」(人事アドバイザー・日本電産元取締役)の最後に書かれている
雅性を磨くには、仏教の教えにある【無財の土地】を徹底することでしょう。
という意味がわかりません。
【無財の土地】というのは何のことでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「無財の七施」
無財の土地ではなくて、無財の七施のことではないでしょうか。原書を見ていませんのでなんとも言えませんが・・もう一度お確かめ頂けましたら。。
仏教では財物に頼らずともできる善い行いとして「無財の七施」がございます。
以下に挙げさせて頂きますので、是非参考にして下さいませ。
眼施(慈眼施)・・慈しみをもって優しいまなざしで接すること。
和顔悦色施(和顔施)・・和やかな笑顔・にこやかな笑顔で接すること。
言辞施(愛語施)・・優しい言葉で接すること。叱咤激励の厳しい愛の言葉も。
身施(捨身施)・・身体を使ってできるお手伝い・奉仕を自ら進んですること。
心施(心慮施)・・相手の心を思い遣って、TPOに合わせて親切に接すること。
床座施(壮座施)・・高齢者や妊婦さん、病人などに席や場所を譲ること。分かち合う・譲り合うこと。
房舎施・・自分の住居を提供して、おもてなしすること。分かち合う・譲り合うこと。
合掌
質問者からのお礼
有難うございます。
嫁ぎ先のお寺(浄土宗)の副住職様に本を見せながら
「無財の土地ではなくて無財の七施の事でしょうか?」と3日前に聞きました。
「禅宗の言葉で、雅性を磨くには無になるという意味です」との回答でした。
しかしネットにも出ていないし、第一出版社が間違えたまま載せるでしょうか。。
それでこちらにお尋ねしてみました。
無財の七施であれば雅性を磨く方法として最適ですか?