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父の三回忌を教会でしたいと義姉が言います

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有り難し有り難し 18

質問させていただきます。
お寺にお墓のある人の法事を、教会で行うというのはお坊さんから見てどうなのでしょうか?
また、義姉と折り合いをつけるにはどうすればよいでしょうか。
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私の父は2年前に亡くなり、この度3回忌を行うこととなりました。
そこで私の兄のお嫁さん(以下義姉)が「キリスト教の教会で三回忌をしたい」と言って揉めています。
義姉は2年ほど前にキリスト教になり、教会へ通っています。普段会っても勧誘や説教はされなかったので今回突然のことに驚いています。
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父が熱心な仏教徒であったわけではないのですが、父の墓は浄土真宗のお寺にあります。わざわざ教会に死んだ父を呼びつけて法事を行うというのは違和感です…。
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そのため それはおかしいのではないか、と義姉を諭すと泣いて癇癪を起こしてしまいました。
義姉の言い分は「教会の方が安く済ませられる」「お寺は家から遠い」「自分の信じていないものにお布施をしたくない」「教会の神父さんにももう頼んでしまったので後には引けない」などです。
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それならお金は払わなくていいし来なくていいとも伝えましたが、そういう問題ではないそうで。
兄は家庭を大事にしており、義姉には強くものを言えません。私も兄の家庭には平和であってほしいです。
しかし今回の話があまりにも平行線であるため、本職の方の意見をお伺いしたく書き込みました。
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最後に重複となりますが、「お寺にお墓のある人の法事を教会で行う」というのはお坊さんから見てどうなのでしょうか?
義姉と折り合いをつける方法はありますでしょうか?
私としては先祖を改宗させるような行為はバチ当たりなのではと思ってしまいます…よろしくお願いいたします。

2024年1月14日 11:44

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

違和感しか感じません。

ご質問拝読いたしました。

義姉さまのご主張は論外です。
○値段が安い
○お寺が遠い
○すでに神父さん頼んだ
○自分はキリスト教だから

全て義姉さまの都合ですよね?

年忌法要は、
極楽往生を遂げられた
お父さまを偲び、
仏さまの教えに
会わせていただきく機会です。

宗教、宗派は置いておいて、
お父さまのためにあります。
お父さまのお好きだったものを
御供えして、
墓前もしくは、お仏壇の前に集い
お父さまを偲ぶ、
その想いをお父さまが享受する。

少なくとも、
義姉さまのために行うもの
ではないと思います。
また、
自分の実父の三回忌法要にも
関わらず、
後難を恐れて、結衣諾々と
従う、実兄さま。
情けないの一言です。

このように極めて自己中心的な
考え方をする方は、
決して改めてないように
思います。

決別を覚悟して、
こちらはこちらで、
お寺にて進めてはどうでしょうか?
関わらないほうが
よい相手だと思います。

ちなみに、愚僧は、
キリスト教式の結婚式や
他宗の儀式に出席する時は、
そのやり方を尊重します。
自説に固執することは、
決していたしません。

郷にいれば郷にし違う。

と申します。

2024年1月14日 13:27
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有り難し
おきもち

浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向...
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祭祀継承者の意向を第一に尊重されることをおすすめします

ご両親などごく近しい方を含めてご先祖さまの祭祀は、祭祀継承者のご意向を尊重する必要があります。
お墓や仏壇など先祖祭祀にかかわる財産は一括して一人の祭祀継承者が継承します。したがって、その後の祭祀のやり方も祭祀継承者が決められていくのが自然の流れだと思われます。もちろん、ご家族、ご親族でよくお話合いになって相互に納得されることが大前提です。
かりに今現在、仏教寺院の境内にお墓があるとしても今後は祭祀継承者が他宗教に改宗するということであれば、必要な手続きに則ってお墓を移転するなりした後で、新しい宗旨のやり方で祭祀を行っていかれることになります。
ご相談のケースでは、まず誰が祭祭祀継承者であるのか確認されなければなりません。
もし、義姉さまの配偶者であるお兄さまが祭祀継承者であり今後とも今回と同じ方法で祭祀を行っていくというご意思がおありなら、その方法によって行われることをおすすめします。
そうでなく、カルディさまやご家族が祭祀継承をされていて、今後とも今の宗旨で続けていくご意向なら、義姉さまにその旨を説明して理解して頂くことになるかと思います。
いずれにしても寺院や教会は気分次第で適当に行ったり行かなかったりできるハンバーガー屋さんとは違います。
「そういうことなら今後のお付き合いはできない」「うちで追悼行事をするなら、このようにしてもらいたい」という寺院や教会側の条件もあります。
思い付きで今回だけこの宗旨でお参りするけど、お墓はそのままだし次回以降どうなるかわからないということでは、今お墓を置かれている寺院とも、追悼行事をお願いしてしまったという教会とも、いろいろトラブルになることが予想されます。
よくよく相談されて事情の理解に齟齬がないようにされることをおすすめします。

2024年1月15日 11:15
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有り難し
おきもち

新潟県上越市、龍興山宗恩寺住職。
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質問者からのお礼

三浦様、ご回答ありがとうございました。
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ずっと誰が、何がおかしいか、何が胸につかえて賛成できないのかが自分の中で明確ではありませんでした。
回答を読んで キリスト教が嫌だとかではなく、主役である父が蔑ろにされていることが嫌だったのだ、と理解できました。
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幸いもう一人兄弟がおりますので、そちらと一緒にお寺に集まる日を決めてしまおうと思います。
父の好きだったお酒、楽しんでいた本の続刊など持ち寄り、少しでも父に寄り添う三回忌ができるようにしたいです。
父のお墓は亡くなった母も眠るお墓ですので、父も家族もその方が安心かと思います。
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この度ははっきりとご意見いただき、ありがとうございました。前向きに頑張れそうです。

百目鬼様
ご回答ありがとうございます。
改宗によってお墓やお祈り仕方を変更する、という事はあるのですね。勉強になりました。
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現在 兄弟三人の誰が祭祀継承者なのかはハッキリとしていません。そちらについては今後もトラブルにならないよう、兄弟で話し合おうと思います。
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今日、依頼したという教会の司祭様がどうお話されているのかを兄から聞いたのですが、「教会での三回忌はさせていただきますが、ご兄弟に不和が起きませんでしょうか。無理に教会でされなくても良いのですよ」と、心配されたとのことで。
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なにか教会の方も困惑しているというか、いろんな方を巻き込んで事が大きくなっているような…(汗)そんな印象です。
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全員が100%納得するのは難しいのかもしれませんが、なるべく言葉を尽くすことと、責任の所在をハッキリさせること、していきたいと思います。
参考になるご意見、本当にありがとうございます。

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