回答 1
有り難し 10皆様いつもお世話になっております。
この度は僧侶の方々に対する素朴な疑問をお書きします。
「仏様の前では皆平等」という言葉がありますが、お坊さんも衆生に平等に接しておられるのでしょうか？答えにくいかもしれませんが正直嫌だな、とかこの人はすごく大事、という方はいらっしゃいませんか？
修行を重ねたら皆に平等に接することができるのですか？
ご回答をお待ちしております。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
という視点が、こういう問題に答えるためには必要だと思います。
原理・法則としてはすべての生命は平等だと仏教では言います。すべての生命が、死にたくない、生きたい、という本能で頑張っているから、生命を傷つけたり殺したりは悪行為、ということになります。自殺は？転居や転職のように今の私（状況）からは逃げたいという気持ちでしょう。死後を知りたいという興味から自殺した哲学者もあったような。
自分がすべての生命を平等だと感じていられるかどうかは、自分の修行次第です。各自のそのときどきの答えがあります。
修行をしてもしなくても悟ったら、すべての生命が平等だと分かります。自分の我がないので、澄み切った水面にすべてがありのまま映るように分かるのです。
藤本晃(慈照)様
丁寧なご回答ありがとうございます。
私には大嫌いな人が数人います。
○○と思いました。今でも思っています。
修行や優しさが足りませんね…。精進します。
ちなみに私は慈という漢字がとても好きです。
