仕事がこなせなくて辛い
転職した中途採用、20代です。
上司に仕事を教えて貰えず、職場の中で業務への理解度が低い従業員になってしまいました。
・質問する前に「今お時間よろしいですか?」→「今から出かけるから無理」「忙しいから後にして」と言われる
・質問の際、自分で調べて〜だったから私は〜だと思いますが、どこか間違っていたら教えてください→「全然違う」(理由は教えて貰えず)
・ミスをした時には「こんなこともできないの?」
・家で調べきれない専門的なことを調べるとどうしても残業が増える→「この仕事量でなぜこんなに残業してるの」「わからないことがあるならなぜ聞かないの」
・残業するだけ無駄、残業代でパートを雇った方がマシと言われる
最近は確認すればするほど不安になるようになってしまいました。
例えば請求書を発送する作業で封筒の宛先と請求書の宛先が合っているか確認してから封をする
↓
不安になって封を開けて確認する
↓
封をする
※以下3回ほど繰り返す
確認業務に時間がかかり始め、全ての作業の進捗が圧迫され始めました。
複雑な業務はこなせないなら今自分の持っている業務はせめてミスしないように確認作業を頑張ろうとすると、(そもそもその業務もまともな引き継ぎがなく理解度が低いため)時間がかかり、結果更に残業になったり休日にバレないように自宅でコソコソやっていました。
そして、ついにはあなたにはまだ早かったみたい、と担当を外される始末…。
自分なりの努力も全否定され、その後のことはあまり覚えてないほどショックでした。
まだ専門的なことはできないので、忙しい人の雑務を代わったり、お客さんに渡す手土産を代わりに用意したりとできないなりに会社に貢献して少しでも自分の存在意義を生み出そうと努力しました。
ですが、自分の仕事の出力が100だとしたら普通の人は50ぐらいの出力でできてしまう現実に更に自信を無くしてしまいました。
努力の方向がよくなかったのかもしれませんが、気持ちに余裕がなさすぎて業務を効率化することさえできません。
片親でもうすぐ受験を控えている家族がいるのに、すぐネガティブになり自分は家族のために仕事すら満足にできないのかと思ってしまいます。
ついに通勤途中の車内で大泣きしてしまいました。
私のメンタルが弱すぎるのでしょうか。もう自分を客観視できません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
一つの場所に留まる必要はなく、変化に対応する時も求められる。
拝読させていただいている限り、文章の伝達方法も適切であり、とてと明瞭な文面で伝わってきます。
そんな思考聡明を感じますよ。
会社ではどのことを求められているのか詳細は把握できませんが、新橋さんの仕事への熱意を会社側の上司が理解しよう努力を見ていないことは残念で仕方ありません。
会社によって仕事の進め方は異なるものですが、会社の求めることは捗りを優先するスピードが追いついていないことだけに上司は新橋さんの仕事ぶりに目につき、他の懇切丁寧な仕事ぶりが見え隠れしてしまっているかも知らないですね。
「一水四見」という仏教用語ですが、同じものを見ても、それぞれ見解は異なることであり、仕事の場合では欲求されること以上の成果を期待しているかも知れませんね。
時給1000円の仕事なら、時給1000円の仕事量をこなすだけでは、当然のいう認識をされ、付加価値である時給1000円だけども時給1200円の仕事をして欲しい。
その200円の付加価値があることで、必要以上の能力を発揮されていることを評価対象とし、昇格への道が開ける今までの会社のシステムかも知れません。
詳細などまったく分かりませんが。。。
ただ、わたしたちは号泣するほどストレスを溜めることは心身にとって悪影響なのは確かです。
今の会社にいることより、自身に見合った職場(環境)は必ずあります。それは経験値を高めていかなければ、見えてこないものでもあります。
かの生物理論学者のチャールズ・ダーヴィンは、進化論でこのように述べます。
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き残るのでもない。唯一生き残るのは、変化する者である。」
これは仏教観点からも正解であり、変化に対応できる心をもつことが肝要であり、いくら良いな種があったとしても、陽が当たらない場所ではいつまでも開花することがないように、自身にもときには決断を求められることがあります。
力を発揮できない場所を見極めることも必要であり、様子を見ながら部署の移動や転職も視野に入れてもいいと思います。
無駄であることは、やがて良い職場や自分の力を発揮できる場所を見つけるための修行の場であったと感じれるように、ストレスをこれ以上溜めないようにしていきましょう。ストレスは怒りと同じであり、会社の人も新橋さんの努力を見透せない力量では、新橋さんが上回っていると感じます。