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これは親不孝なのかそれとも毒親なのか

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地方出身の長男30歳です。妹が一人います。現在都会に出て一人暮らしです。実家は一軒家で、田んぼや小さい山も所有しています。
子どもの頃からこの家は将来私が継ぐのだと言われてきました。
幼い頃はそういうものだと思ってきましたが、中学生ごろから「家を継いで両親と暮らし、面倒を見る」という将来像がどうしようもなく嫌になってきました。

子どもの頃は母親が、
・兄妹のどちらかが親と喧嘩すると、親が喧嘩後にもう片方の部屋に怒鳴り込んでくる。(喧嘩の声が聞こえると参考書を出して勉強し、怒られる理由を減らそうと努めてました)
・家に友だちを連れてくることは禁止(過去にトラブルがあったわけではなく、最初からダメでした)
・良い成績をとっても褒められることはなくミスを叱られる(学力は県で一番の高校に入れるくらいはありました)
・親の機嫌の良し悪しで説教の有無が決まる。
などありました。
父はそれらに口出しはなかったですが、子どもにちょっかいをかけはじめたら全く止まらない人で、いい加減に怒ると「親に向かって何手て口聞いてんだ」と怒鳴ってきます。今思うと笑っちゃうくらい理不尽だったなと思います笑。
未だに一番思い出すのが、母からの「腐った女みたいにしやがって」「泣けばいいと思って」です。私は子どものころは泣き虫で、よく言われました。

本当に継ぎたくないです一緒に暮らしたくないです関わりたくないです。ですがネットなどで親から酷い目にあった話を聞くと「私のところはそうでもないのか?私の被害者意識が強すぎなだけか?」と感じます。

これは親が悪いのか私が悪いのか… そして今後の親との関わりをどうすればいいのか…
私視点の話のみで判断が難しいとは思いますが、お答えいただければ幸いです。

2024年4月8日 16:34

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

時代の流れ、知識不足

「毒親」とまで言えるかはわかりませんが、あなたの親は、最新の子育て理論から見れば間違い(下手くそ)な子育てだったのかも知れません。
しかし、教育や保育のプロでない限り、最新の子育てテクニックを知る機会は多くはありませんので、ほとんどの親は自動車教習所に通わないまま車の運転をしているようなものです。
つまり、「正しい子育て理論を知らない」ことは仕方ない面があります。
知る機会に恵まれなかっただけなのです。
発展途上国では、水を沸騰させれば殺菌できるという知識すらなく、下痢で命を落とす子供達が数多くいます。
不衛生な水を子供達に飲ませるなんて、日本では毒親でしょうけど、「知らない」ということを誰が責められるでしょうか。
なので、毒親だった過去はまぁ仕方ないと水に流してあげましょう。
その上で、現在や未来においてあなたにとって親と暮らすのが苦痛だったり、他の道を選択したくなったなら、それはあなたの人生なので、親のために人生を犠牲にする必要はないと思います。
いずれにせよ、メリットとデメリットを比較して、今ある情報の中で今できる決断をするしかありませんね。
どうせできることしかできない人生なので、できることをできる範囲でやれば合格人生だと思いましょう。

2024年4月9日 12:40
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毒親と決めない、親不孝でもない生き方がある

ゆゆ様
はじめまして。
よろしくお願いいたします。
私も似たような環境で生まれ育ちました、とてもお辛いですね。
ゆゆ様と同じようなお悩みはよく聞きますよ。
睡眠専門・精神科医でYouTuberの渥美先生も虐待をされたそうです。先生は大学時代、お酒を飲み過ぎたり適応障害になりながらも乗り越えて、精神科医になられました。計り知れないご苦労があったと思います。先生のお母様が亡くなるまで物凄い葛藤があったとYouTubeで語られていました。
私も両親や家族と色々ありましたが、ある時から「毒親」とまでは思わなくなりました。それは、私が病に倒れた時に心配してくれたり、離婚した時も助けてくれたからです。私なりに恩返しがしたくて、仏教やカウンセリング、心理学を学びました。「なぜ、両親は厳し過ぎる躾をしたのか」「なぜ、コミュニケーションが下手だったのか」「なぜ、ストレスを子どもにぶつけたのか」などを調べ上げました。そんな過程で怒りや悲しみ、恐怖が感謝に変わりました。
ただ、それは完全に完璧に感謝に変わったのではなく、時々トラウマや症状となり出ることも未だにあります。
両親にも、先祖にも、生きづらさがあり機能不全家族を受け継いだのだろうと想像します。
決して、ゆゆ様にも私のように感謝や恩返しをして欲しいと言っているのではありません、誤解なきよう。
世の中には本当に鬼のような人もいます。それがたまたま家族の人もいます。
反社会的にしか生きられない人も、記憶がない時に母親からの十分な愛情や世話が受けられなかったり、様々な背景や事情があります。
私も心理学を学ぶまで、それは知らなかったです。精神科閉鎖病棟に入れられたりも、決して患者さんが悪いのではありません。これから医学や薬学の研究が進み、今よりも差別・偏見が無くなるようにと思います。
小学生の時に犯罪を繰り返した哲学者も、海外留学をして母親と決別したことで、本当の自分で生きることができるようになったそうです。
ゆゆ様も、今、決断を急ぐよりも。お仕事に集中したりパートナーと歩む中で、ゆゆ様の健康や幸せを一番に優先して考えたら良いと思います。
これからも、迷いや疑問がある時はhasunohaにお立ち寄りくださいね。共に成長し歩んで行けたら嬉しいです。

2024年4月9日 7:20
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