どこで働いてもうまくいかないです
福祉施設で働いていましたが責任の重圧から辞めてしまい、今はまったく違うアルバイトをしていますが、要領が悪くバカにされているように感じます。
うわべだけはうまく行くのですが、深く人と関わることになると避けてしまいます。
以前の職場では雑談が苦手で人の顔色ばかり気にして自分の意見がないイエスマンでした。
福祉の相談員をしていたときも資格をいくつか取り自分なりに頑張ったのですが、仕事を一生懸命しても人とフランクに関わらず、ういてしまっていた気がします。
なのに相談員の仕事をしていたのは向いていなかったのかな、とも感じています。「ありがとう」と言われることはありましたが…
その反面、私はできるはず、人に尊重されるはず、という身勝手な思いもあって自分にダメ出しをしてしまいます。
まず他の人のことを思いやれる人に幸運はやってくると思うのですが、自分の利ばかり考えてしまい、汚い人間だなとも思います。
この生きづらさは私の生育歴によるものだと思い、アダルトチルドレン のセミナーやカウンセリングも受け、変わりたいと切望しています。
後輩や孫がいるような年齢でそんなことを言っている自分が情けないです。
経済的な面からも次の仕事をきちんと探さなければならないのですが、今の自分ではどこに行ってもうまくいかないだろうと思い、不安でしかたありません。
年齢を重ねてしまった焦りもあるし、私の人生は失敗だった、と情けなく感じています。
家もわけあって叔父叔母などの親族といろいろあり心安らげません。
交際中の彼がおり、叱咤激励してくれますし、ありがたいとも思っています。けれども迷惑をかけそうですし、こんな自分では見合わないとも感じています。
わたしの生きている意味もわからず、いなくなってもいいかな…とさえ思います。
けれども生きなくてはいけない。
どうしたら明るくのびのびと人と関わり、仕事や人間関係がうまくいき、晴れやかに生きることができるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご相談読ませていただきました。大変お辛い状況にあるあなたのお気持ちに寄り添いたいと存じます。まず、過去の福祉施設での経験や現在のアルバイトでの責任や人間関係の重圧からの離脱は、あなたが大変な苦労をされてきた証と言えるでしょう。自分の仕事に対する真摯な取り組みや努力は、誰もが賞賛すべきものです。ただ、おっしゃる通り、他者を思いやることや自身を尊重することは同じくらい重要です。
人間関係において、他者への気遣いや思いやりが大切であることは確かですが、自身を責めたり、自己評価を下げることは必要ありません。自分自身を厳しく批判することは、成長や変化を阻害する一因となり得ます。自分に対する愛情や理解を持ちながら、自身の感情や考えを受け入れることが大切です。
アダルトチルドレンのセミナーやカウンセリングを受け、変わりたいという意欲を持っていることは、素晴らしい第一歩です。これからも自らの成長や幸福を願い、前進する姿勢を保つことが大切です。自分の幸福や自己実現を願うことは自己中心的ではありません。自分自身が満たされ、充実した人生を送ることで、周囲の人々にもより良い影響を与えることができるでしょう。
今後の仕事探しや人間関係において不安や疑念があるのも無理はありません。しかし、焦ったり自己評価を下げることなく、自身の可能性や魅力を信じ、前向きに行動することが重要です。あなたが持つ経験や知識、資格は、新しい職場や仕事において貴重なものとなるでしょう。諦めずに、様々な選択肢を模索し、自らにとって適した道を見つけていくことが大切です。
最後に、交際中の彼からのサポートや励ましを受け取っていることは素晴らしいことです。人は誰しも支え合い、助け合いながら生きて行くものです。彼に委縮することなく、自分自身を誇りに思いましょう。その上で、自分を信じ、自分らしく生きることが幸福への鍵となるでしょう。力を出し尽くす必要はありませんが、少しずつ前進し、新たな光を見つけることができると信じています。合掌
人は変われるし変わる
ひとみ 様 相談ありがとうございます。
まず、いくつになっても変化は起こせると思ってみましょう。
脳には可塑性があり、心も変化します。
人は変われるし変わるのです。そう思っていましょう。
困難や苦労がつきものかもしれませんが、
幾つになっても成長し発達することが出来るのです。
カウンセリングやセミナーも受けていらっしゃるようなら
それをただ受け身にするのではなく、
積極的に変化を起こせるのとしたらどんな実践が参考になるのだろうと
前のめりに受けてみましょう。必ずヒントがあると思います。
ご自分の成育歴と相談員の仕事などは、割り切って分けて考えましょう。
相談で人の話を聴く、傾聴などは技術だと思って、自信の成育歴とは分けて考えるのが良いと思います。
そして、自分を責めないことも大切です。「私の人生は失敗だった、と情けなく感じています。」という思考はストップです。人生はまだまだこれから、最後の瞬間まで変化が起こせて成長できると何度も繰り返しつぶやき自分の心に言い聞かせましょう。過去の辛い体験は、あなたのせいではないのです。あなたに責任はありません。だから失敗ではないのです。と私は思います。
さらに自分にダメ出しではなく「良い出し」をしてポジティブ感を高めていきましょう。どんな些細な小さなことも、自分を褒めて出来たことに感謝しましょう。
その褒めて感謝することは他人にも影響がでます。
雑談が苦手も、自分を褒めて感謝することで、ただ聴くだけ、相槌を打つだけの雑談でも苦手と思わずにそこに居ることが出来るようになるでしょう。
きっと大丈夫です。
私は、そう思います。
参考にしてください。
質問者からのお礼
釋孝修 様
お忙しい中、ご回答いただきありがとうございました。
昨年あたりから、目や体の動きなどの不調で急に老いを実感するようになり不安が強くなっておりました。
そんな歳でまだ甘いことを言っている自分が情けないと思っておりましたが、いくつになっても変われるし、成長できるという言葉に勇気をいただきました。前を向いていきます。
思えばずっと他人に委ねてきた人生だったのかもしれません。他人のために動く代わりに大事なことも他人に決めてもらう。他人が幸せにしてくれる、いつかよくしてくれる、変えてくれると。
カウンセリングやセミナーにしても「変えてもらいたい」と受け身になっていたところもありました。受ければ変われるだろう、ともすれば一発逆転というような。そんな甘い話はあるはずないのに。そして受けたその場ではやろうと思うのですが、時が過ぎれば忘れてしまったり。これからはやみくもに受けるのでなく、それが必要かどうかを考えて受けてひとつでも実践をしていきます。
過去の失敗も自分がふがいないせいだと思っていましたが、過去は過去、人は人と考えていきます。成功か失敗かを判断するのは人生の最後の最後、どうかするとそのような判断さえ本当はいらないのかもしれません。
「良い出し」というお言葉もありがとうございます。自分をいたわってきます。
雑談もいい話をしよう、自分から話題を提供しよう、と肩に力を入れすぎずにしていきます。
今回はありがとうございました。
宮本龍太 様
お忙しい中、ご回答いただきありがとうございました。
このところ、以前から親しくしていた友人や知り合いからも連絡が少なくなり、今までの自分の積み重ねの結果だと思い、寂しさを感じていたためもありました。
人のことを考えているようで、実は自分にもっとメリットを!と思う身勝手な心を見透かされな気がしていました。
ですが、おっしゃるようにまずは自分に対して愛情や理解を持ったうえで初めて他者への本当の思いやりを持てるのではないかと、回答を読ませていただきながら感じました。
アダルトチルドレンのカウンセリングはこのところは課題にも取り組むことができ、気持ちの波も緩やかになってきていて「あと少し!」と崖をのぼりながら考えている気がしていました。
反面、回復の手ごたえも感じてはいるけれど、バイト先でうまくいかなかったこと、次の仕事が見つかるかどうか、友人の何人かが成功していること、年齢からくる焦り等からとても不安になり今回ご相談させていただいたところでした。
また彼は私の比ではない、膨大な経験をして今の前向きな姿勢になっており、アドバイスはありがたいと感じていますが、私の至らないところを強く指摘されるとつらくなることもあります。
私は日々の小さなことに喜びを感じ、自分を癒す時間を1日に少しでも持つことで心を落ち着けていこうと思います。そうすることで他の人への思いやりも生まれてくるのではないかと思います。
今まではがむしゃらにやってきたけど、独りよがりな生き方だったかもしれません。けれども体調を崩して前の職場をやめたこと、体の老いを実感する出来事が重なったことは「人は助け合って思いあって生きるもの」ということを私に教えてくれたのだと思います。
自分をいたわりながら他の人も思いやる、そんな生き方をしたいです。
このたびはありがとうございました。