すぐ怒鳴る夫に疲れた
17才歳の離れた夫と二人暮らしです。
おたがい再婚で、同棲して5年、結婚してもうすぐ1年です。
3月に夫は仕事が定年退職になり、しばらくはハローワークにいって再就職を探していましたが、
その後長年の疲れか原因不明の神経痛に悩まされ病院通い。
本人は働く気力をなくしてしまい、歩くのも痛みがあり家に引きこもりゲームばかりの毎日です。
家事は一切手伝わず、最近では些細なことで怒鳴り散らし、酒に酔い暴れたり暴言を吐くこともありました。
時々仕事に応募しても不採用で、働けないいらだちや痛みのストレスもあるからと、理解を示しているつもりですが
ただテレビを見ていて自分の伝えたいことを私が理解しなかったという理由で怒鳴られたりすると、
私も腹がたちケンカが耐えません。
離婚したほうがよいのかまで考えましたが、
何ひとつできない夫を見捨てることにも抵抗があり、夫も時間がたつと謝りおとなしくなるため、今では必要以上に関わらないようにはしていますが、夫はあまえたがりで常に私と一緒にいたがります。
お坊様方にお伺いしたいのは、このような感情のコントロールがきかない夫とうまくやっていくための、お知恵を拝借できないかということです。
おそらく世の中にはこういうタイプの人も多々いると思うので、私も上手に流すスキルを身につけたく思います。
お忙しい中恐縮ですが、何卒よろしくお願い致します。
子どもの頃から身体が弱く、健康の不安を抱え死を人一倍恐れている気がします。家族との縁も薄く不仲な家庭で育ちながらも、親を見捨てたことに多少罪悪感もあります。不遇なことが多い人生ながら、基本明るく前を向いて生きています。
成功している人に嫉妬する気持ちがある
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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夫は産んだ覚えのない長男
きずなさん
お悩み拝見させていただきました。
些細なことで怒鳴り散らし、酒に酔い暴れたり暴言を吐くこともあるとのこと。
そんなご主人と毎日一緒にいたら、きずなさんも辛い気持ちになりますね。
夫はなぜ、怒りを撒き散らすのか?
怒りの根源の9割が、
「俺を見ろ!俺を構え!もっと俺を大事にしろ!」
という心の叫びです。
その心の叫びをそのまま言うとカッコ悪いので、怒りという態度でしか表現できない、大変残念な状態なのです。
本当に困ったもんですよね。
そこで、「産んだ覚えのない長男」として対応してみてはいかがでしょうか?
年齢だと5歳児くらいのイメージです。
5歳児の男の子が、自分の気に入らないことがあり、怒ったり泣いたりしたとします。
良い歳のおじさんが理不尽に怒り散らすとイラっとすると思いますが、5歳児だとしたら、もう少し穏便に、話を聞いてあげたり、なだめてあげたり出来ないでしょうか?
ご主人は寂しいのだと思います。そして再就職も決まらず自分の価値が無くなったような気がして、不安なのです。
きっときずなさんに受け止めて欲しいのだと思います。
「なんで私がそんなことしないといけないのだ!」
と思うかもしれません。その気持ちもよくわかります。
ですが、あくまで「夫婦が幸せな時間を末長く持てるためのスタンス」として、
幸せを夫任せにするのではなく、「幸せは自分で作ってやる」くらいの気概があれば、なんとかなったりするものです。
ただ、もちろん1人でそれをするのは大変だと思います。心折れることもあるでしょう。
その時はまたハスノハに心の内を吐き出しにきてください。そして、どうしても1人で立ち向かえない時はいつでも話にいらしてください。
きずなさんは1人ではありません。
そして、必ず幸せになれます。
自分の幸せを他人に委ねるのは、実は結構しんどい。
理想の状況を相手任せにするより、自分が先行した方が確実です。
きずなさんの心が少しでも軽くなり温かい光に包まれるようお祈りしております。
南無阿弥陀仏。合掌。
あなた次第で救うこともできる
大人にならない旦那様なんですね。怒るのも甘え。ふと我に返って反省する。そんなことの繰り返しなのでしょう。
年上とかいう感覚はもうなくして、手のひらの上で転がすように、辛いのに頑張ってるね。でもお酒はあまり飲まないほうが良いね。一緒に体を動かそう。とか、〇〇手伝ってくれたら嬉しいな。とか、一緒に家事とか何かをする時間を作ることや、頼ることも必要かと思います。必要とされているということを感じると生きる力が出てきます。
旦那様は自分に自信がなくて、辛いのだと思います。それも含めて丸ごと受け止めてあげられるなら、一緒に過ごせば良いし、あなたがともに乗り越える気もちになれないなら、離婚するのも一つだと思います。
質問者からのお礼
石森さま
温かいお言葉ありがとうございます。
産んだ覚えのない5歳の長男、まさにその通りだと感じました!
そして主人の心情も、その通りだと思います。
私も感情的にならず受けとめることで、これからの関係が変わっていける気がしました。
そして苦しくなったらこの場があるという安心感、ほっと致しました。
寄り添っていただき、とても心が軽くなりました。
胸のうちを吐き出し、石森さまと出会えたこと
心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。
邦元さま
具体的なアドバイス、ありがとうございます。
あなた次第で救うこともできるというお言葉、
とても励みになりました。
縁あって一緒になったのですから、迷いもありましたがともに乗り越えていこうという気持ちになれました。
温かいお言葉、感謝申し上げます。
この度はありがとうございます。