職場環境の変化で不安で心が苦しい
職場内で班の異動がありました。
私の異動の理由は「20年勤めているのにライン作業ばかりで修理やメンテナンス、他の作業員の指示がなければ動けないから、スキルアップのため」だそうです
苦手な上司や別の部署に苦手な人がいて、異動が決定してから不安と憂鬱な日々でした。
先日班異動が実行されこれまで特にトラブルがなかったのですが、慣れない班でのプレッシャー、この先苦手な人と関わることの怖さ、前の班への寂しさ、自分のスキルのなさを馬鹿にされるのではないかという不安などで、心が苦しくなっています。
朝、目が覚めると「仕事行きたくない、辞めたい、でも辞めるわけにはいかない、苦しい、助けて」と考えてしまいます。
職場内での班異動なんて仕事ではよくあることで、スキルを覚え新しい仕事をしていくなんてバイトでもありますし、私自身これまで経験してきたことです。
だというのに40代にもなって自分が弱くて情けないし、でも不安で苦しくてたまらない、自分ではどうにもできないのです。
会社の同僚には仕事の話はしても、個人的な事は話せず、友人、心療内科に相談をしています。
日々仕事をこなしていくしかないのは自分でも理解しています。
ですが心の支えになる言葉や考え方をいただけたら嬉しいです。
どうかアドバイスよろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「雨が降っているなら虹を探しなさい・・・」
しゅんさん、ハスノハにようこそおいでくださいました。
20年ライン作業の仕事を続けてこられたのですね。きっと、これまでのライン作業に愛着や誇りや自信を持っておられるのですね。とても素晴らしいですね。だからこそ、異動後の不安や心配が大きくなっておられるのだと、文面から読み取れました。逆説的に聞こえるかも知れませんが、もし、これまで中途半端に勤めておられたなら、異動後の不安や心配は生まれなかったでしょう。
私は僧侶・住職として多くの方のお別れに立ち会い、その後のご遺族と関わりますが、亡き方の存在が大切で大きければ大きいほど、別れた後の悲しみは深くなります。でも、それで終わりではありません。ご遺族の悲しみを支える人のつながりと日にち薬と「今」を導いてくださる仏法に出会うことで、別れの悲しみからも、学ぶことや気づくことや踏み出す力をよりたくさんいただくことが出来ます。
「雨が降っているなら虹を探しなさい 暗闇にいるなら星を探しなさい」
この言葉は、1854年生まれのアイルランド出身の詩人・作家・劇作家であった、オスカー・ワイルドの言葉です。私のお寺の掲示板で紹介したものです。私が特に心打たれたのは、虹を見るためには雨が必要であり、星を探すためには暗闇が必要であるという点です。これまで雨や暗闇は嫌だと思っていた私にとって、大きな視点の転換でした。嫌だとか苦しいと思って避けてきたことにも、実は大切な意味や役割があったのかも知れないと気づかせてもらった言葉でした。しゅんさんは、オスカーのこの言葉をどのように受けとめましたか?
しゅんさんのそばには、支えてくれる人がいますね。友人・両親・心療内科の先生、そしてこのハスノハ。その方々の顔を思い浮かべながら、今日もできる範囲の仕事を精一杯努めてみてください。これからも、ハスノハ一同応援しています。
質問者からのお礼
回答ありがとうございました。
まだまだ不安はなくなりませんが、新しい班の人たちとも少しずつ打ち解けてきました。
心が苦しくなったらハスノハを開いてアドバイスを支えに頑張りたいと思います。