雑学や知識の伝え方
どう伝えるのが正解だったのですか。
わたしは普段から体力がなかったりして、健康法をよく調べます。だから、エアコンをつける正しい寝方や温度を調べたり、インスタでも東洋や中医学情報が入って来ます。
それであっつい日が続くので、
頑固な祖父母にエアコンがあるリビングで寝るよう厳しく伝えました。
やっとエアコンの部屋で寝るようになりました。
ですが、寒いと言ったり、狭そうです。布団をリビングにいちいち出すのは大変だし邪魔だしで、無理みたいです。
私の脳内にある沢山の情報を、今の祖父母の生活に合わせて伝えるには頭が混乱して、結局、熱中症は危険。エアコンのない部屋では、いよいよ危ないからやめてくれとだけ何度も伝えました。
馴染みのない東洋医学などをどう伝えたらわかりやすいのか、実践して貰えるのか、判断できません。私も周りの目を気にして、健康法ばかりに気を使いすぎる、健康法にうるさくならないよう気をつけてはいます。
でも、私も体力がないのも事実です。
私は運動習慣が身につきません。
だから、説得力がないのでしょうか。
熱中症と私の体力は関係ないですよね?
正しいことを伝えても、聞いて貰えないことがあります。
ですが、私の知っている健康法を押し付けてしまったのではと心配なところもあります。
祖父母の健康に対する無頓着さや、家の構造上エアコンの設置が難しいことも気になっています。
それっきり今は口出しするのはやめています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
正しい知識も伝え方や使い方次第。一方的では相手に届かない。
あなたが、厳しくも伝えたかったのは、祖父母さまのことが大切であり身体のことを気遣ってのことですよね。
ただ、コミュニケーションで大事なことは、正しいことを伝えても、それが一方的であっては、相手に届かないということです。
祖父母さまの生活リズムや気持ちを確かめていきましたか?
そうしてほしいと望まれましたか?
了承を得ましたか?
優しさも相手の気持ちを置いてけぼりにしては、ただのお節介になってしまいますから、お互いにとって残念なものになるのです。
エアコンの無い部屋で過ごすのは熱中症の危険があるということを、まずは理解してもらいましょう。
そして、どうやったら涼を取りながら快適に休めるのかを一緒に考えていくことが大切ですよ。
いつものお部屋で休まれたいのであれば、寝具を冷んやりしたものにしたり、リビングから風を送るようにしたり、いろいろと祖父母さま目線で一緒に考えていきましょうね。
正しい知識も、伝え方や使い方次第ですからね。
祖父母さまのことを気にかけてくださりありがとう。
あなたは、優しい人ね。
権威ある人の意見は聞きやすい
大学教授にはひげをを生やしていていかにも教授という顔の人が多いですよね。
そのような「いかにも専門家」的な権威を持つ人の意見を、私達は素直に受け入れ易いのです。
たとえばあなたが私の回答を読んでくれるのも、お坊さんという肩書きがあるからでしょう。
孫の知識がいくら正しくても、権威が無いのです。
例えば厚生労働省や保健所のホームページ等で熱中症の危険を啓発する資料とか、テレビの情報番組等、権威のある人が発信している内容を見せると効果的かも知れませんね。
また、他人の意見に乗っかるのは抵抗感があるが、自分で見つけた情報源であれば「自分の意見」として乗っかり易い可能性もあります。
さりげなく啓発記事を置いといて、祖父母があたかも自分でその情報を発見した状況なら、むしろ祖父母側から「知ってるか?熱中症ってすごい危険なんだから、気をつけろよ」と言ってくるかも知れません。
つまり、マウントを取られたくないのです。
あとは、単純に光熱費の出費への不安があるのかもしれません。
ウクライナ情勢以降、電気代の高止まりが続いていますから。
可能なら、あなたがお金を渡して「電気代の心配はしなくて良いから、体の安全を優先して」と言うのも良いかもしれませんね。
質問者からのお礼
中田三恵さん
ご回答ありがとうございます。
たしかに一方的な部分もありました。
祖父母の気持ちも考えて、
それぞれに合う対策が必要なのだと教わりました。
ありがとうございました。
願誉浄史さん
ご回答ありがとうございます。
マウントですか、、
祖父母に対してはその発想はなかったです。気付きをありがとうございます。
YouTubeに載ってある専門家の動画などいいかもしれないなと思いました。