母が怒る理由
今日、母が「もう無理」と言って家を出て行きました。夕方に帰ってきましたが謝っても無言のまま何の反応もありません。
母が怒ったきっかけは私が9時ごろまで寝ていたからです。いつもは5時に起き家族全員の朝ごはんの支度と片付けをするのは私の役割です。
しかしゴールデンウィークの初日ということもありアラームをかけずに寝てしまい、起きられませんでした。
すると母に「休みの日なのに朝早くも起きず掃除も何もしないでいるなら働け。お金にならないボランティアばっかりして。」と言われました。
私は保育園や熊本震災のための募金活動などボランティアをしています。大学が忙しく両立が難しいだろうと言う理由でアルバイトは許してもらえません。
母が家に戻ってきたときにアルバイトしたいということを話しましたが無言でした。
両親からのお金で不自由することなく生活させてもらっていることには本当に感謝しています。また母の仕事もとても忙しく精神的に辛い状態だという話もよく本人が話しているので理解しています。
しかし私も毎日共働きの両親のために一通りの家事はこなしています。またアルバイトをしない代わりに大学での勉強も精一杯やっているつもりでした。
そのため、このような少しのきっかけでとても怒っている母が理解できません。
また、ボランティアをしていることに今まで肯定的だったため母の今回の言葉がショックで素直に謝る気持ちになれません。
とてもくだらない質問を長々としてしまい申しわけありません。
しかし私の考え方はおかしいのでしょうか。また母はどのような言葉を求めているのでしょうか。
もし自分ならどう振る舞うかやただ思ったことなど、少しでも構いません。
よろしければ回答をよろしくお願いします。
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自立への階段
こんばんは。お母さんの事、さぞかし心配されたでしょう。無事に戻ってきて良かったですね。そして、質問文とプロフィールを拝読して、(誰と比較して、のことではないのですが)何とか力になってあげたい、と感じました。
まず具体的には、明日からまた、シレッといつも通りにご飯の準備と片付けをされれば、それで良いと思います。今日の件については、謝ったのでしょう?であればそれでお終い。「明日からまた、変わらず自分の仕事を淡々とこなす」が必要充分だと思います。
ただ、お母さんの反応がやや気になります。休日の朝ご飯でしょう?それ一回で(今までどうだったのか、分かりませんが)ぷいっと出て行ってしまう。これは、怒ったにせよ、結構幼い反応です。出て行ったということは仕事に行ったわけでもないでしょうから、その分の家事は当然滞ったことでしょうね。これは「遅れる」よりも良くない対応だと思います。
ですから、彼女の「問題が起きた時の対処バリエーション」が少ないあるいは偏っていることが心配なのです。無言というのもね。普段から困った時には無言になるお母さんですか?
子育てのゴールは、子どもの自立です。いろんな面でね。それに対しては、まだまだ親が支配したいという雰囲気が濃厚です。いずれ彼氏とかできても、いろいろ障害になりそうなのでは?どこかで衝突して、「私はあなたの所有物じゃないのよ」をやらなければ子離れ・親離れはできないものですが、その覚悟が親側にできていない感じです(できていなくたって、その時は来るのですが)。
何かお母さんに、満たされていないものがあることを感じます。お父さんとの関係とか、お金のこととか。家族の形も日々変わってゆくものです、あなたが家事を手伝うようになった時のようにね。なるべく「後を濁さず」発ちたいと思っていらっしゃると思いますが、そのためには少しずつ、お母さんに「いずれ娘は旅立つ」ことを覚悟してもらわなければなりません。
お役に立ったか分かりませんが、どうぞこれからも使って下さいね、このhasunohaを。
お母さんも疲れているのだと思います
母の仕事もとても忙しく精神的に辛い状態だという話もよく本人が話しているので理解しています。
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おそらく「あなたの理解」と「(お母様の)理解してほしい事」の間には、ギャップがあったのだと思います。
お母様は「自分がつらく苦しい状況をわかってくれる。」と期待していたのだと思います。それ故、「休日であっても、家族のために家事を頑張ってくれる。それで自分もひといきつけそうだ。」と思って、朝起きてみたら、あなたは起きていない。そして、起きて来たのが午前9時。あまり悪びれる様子も無い。プツン!(切れた音)後は、あなたが質問文に書いた流れの通り。ボランテイアを別に全否定している訳では無いと思います。怒りの矛先を向ける「標的」にしただけだと思います。
飽くまでも、私の推測ですが、お母様は下記のような謝罪を聞きたかったのではないかと思います。
「自分はまだ社会人では無いし、お母さんの仕事の大変さを本当にわかっていはいなかったと思います。私もいろいろとあって疲れていたので寝坊してしまいましたが、それは「私の甘え」だったと反省しています。
うまく仲直りが出来ることを念じております。
質問者からのお礼
ご回答下さりありがとうございます。
母は仕事で新人さんの指導をしていてその方が私の歳と近いので考えるところがあるのかもしれません。
それでも母は私がしたい看護師への夢を応援してくれてて私には大切な存在です。
家族という関係は近いからこそ距離感が難しいですね。親身になってくれるぶん、干渉されることも多くて時々参ってしまいます。
今回お返事をいただいて私が悩んでいたモヤモヤを的確に指摘していただいて、すっきりしたのと同時に涙が出ました。佐藤さんの丁寧な回答に本当に感謝しています。
悩んだときはこれからもhasunohaで相談させていただきたいと感じました。
お忙しくてたくさんの質問がある中、私のような質問に答えて下さって本当にありがとうございました。
ご回答ありがとうございます。
回答を拝見させていただき、母と私が思う仕事の責任も大変さも違うということに改めて気付かせていただきました。
母が疲れているのを知っていた分、それこそいつも以上に気遣うべきだったと思い、反省しています。
吉田さんからいただいた言葉の意味を考えてみて、自分の気持ちも踏まえてもう一度話してみようと思いました。
お忙しいなか、私のような質問に時間を割いて下さり本当にありがとうございました。