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辞めることになりました

回答数回答 2
有り難し有り難し 26

せっかく就いたお仕事を1年半で辞めることになりました。

出産育児とタイミングが合わず
ずっとずっと復帰したかった仕事のはずでした。

長い空白期間で自分の能力が衰えてしまったこと
また、長い年月でシステムや業界の仕事の進め方が変わってしまって全く追いつけなかったこと
前向きに取り組んでいたはずが、能力が至らないことに焦ってしまい焦りからミスを繰り返すという悪循環
先輩が何人も退職してしまい仕事のプレッシャーが高まってしまったこと…
色々重なって耐えられなくなってしまいました。

毎朝の腹痛と吐き気、気分の落ち込みと苛立ちの日々から休みたい!と願っていたので、ホッとする気持ちもありますが

長年望んでいたはずのものが上手く出来なかった挫折、自分に対する失望も大きいです。
恥ずかしいとも思います。

また、今までずっとやりたかったはずのものに「適性がない」という現実を目の当たりにして
どこを向いて生きていけば良いのだろうと途方に暮れています。

もっと若いうちに、気持ちや興味だけじゃなく、自分の特性・適性についてあらゆる手段で調べておけばよかったと後悔もしています。

家族がいるので思い切ったことも出来ませんが
これからどんなふうに生きていけばよいのでしょう。

2024年8月30日 22:00

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

今の環境で自分のキャパをしっかり見据えて、力を発揮させよう。

プロフィールや以前の質問も読ませてもらいました。
環境や状況が変わっていきますから、自分が描いているようにはなかなかいかないものですよね。
すぐ感覚を取り戻して適応できる人もいるかもしれませんが、結婚して子育てもしていたら、なかなか自分の都合よくはいかないことのほうが多い。

あなたが分析しておられるように、続かなかった要因は明らかでしょうが、そこを思い悩んでも自分が情けなくなっていくばかりです。

後悔よりも、今の環境で自分が取り組める(動ける)キャパをしっかり見据えて、その範囲で自分の力を発揮させる。そうやって考えていくほうが、達成感や充実感が得られますよ。

この現実が今の私なら、その「私」に、(なぜできないのか。できている人もいるのに。私だけが。家族がいるから)とネガティブに考えても前に進みません。

ブランクで手放してきた経験もあるだろうけれど、手にしてきた経験も幸せもあるのです。あなただけの特別な時間。家族は、あなたを求めていますし、あなたの代わりはいません。
お子さんが育てば、自分時間も増えてきます。あなたに合った働き方や時間の使い方も見えてきますからね。

心身を崩してまで自分を追い込むよりも、私には合っていなかったなと、気持ちを切り替えていけたらいいですね。それしかないのですから。

今回大きなチャレンジだったのです。本当によく頑張りましたね。お疲れ様でした。また自分に合った働き方を考えていきましょうね。

2024年8月31日 10:05
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有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として、慌ただしく過ごしております。 ◆ゲートキーパー ご相談 駆け込み寺 (訪問は要予約。まずはメールでお問い合わせください) ◆ビハーラ僧、終末期ターミナルケア、看取り、グリーフケア、希死念慮、自死、産前産後うつ、育児、DV、デートDV、トラウマ、PTSD、傾聴、手話、要約筆記、電話相談員、小学校支援員としても、サポートしています。 ◆一般社団法人『グリーフケアともしび』理事長 【ともしび遺族会】運営 毎月 第1金・昼夜2回開催(大阪駅前第3ビル) 14:00〜,18:00〜 お問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆『ビハーラサロン おしゃべりカフェひだまり』 ビハーラ和歌山代表 居場所運営 問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆GEはしもとサピュイエ 所属 (Gender Equality 誰もが自分らしく生きることができる社会をめざして)DV・女性支援 ◆認定NPO京都自死自殺相談センターSotto 元グリーフサポート委員長(2018〜2024) ◆保育士.幼稚園教諭.小学校教諭. レクリエーションインストラクター 10年間 保育 教育の現場で 総主任として勤めた経験も生かしつつ、お話できることがあれば 幸いです。 いつも あなたとともに。南無阿弥陀仏 ここでは、宗旨を問いません。 まずは、ひとりで抱え込まないで。 来寺お問い合わせは⬇️こちらから miehimeyo@gmail.com ※時間を割いて、あなたに向き合っています。 ですので、過去の質問へのお返事がない方には、応えていません。お礼回答がある方を優先しています。 懇志応援も宜しくお願いします。 ※個別相談は、hasunohaオンライン相談より受け付けています。お寺への いきなりの電話相談は受け付けておりません。また夜中や早朝の電話もご遠慮ください。 法務を優先させてください。
午後から夜の時間帯は都合がつけやすいです。特に21:30以降は、たっぷりとした時間が取れます。 ◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。 言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。 ◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。 ◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。 ◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート ◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。 (相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので) ◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )

これからの人生において、今までの経験や生き方は活かされます

こんにちは。亀山純史と申します。
昔は若い頃に身につけた知識や技能で、仕事を長い間やっていけたでしょうけれども、昨今の状況は一変し、若い人は勿論ですが、年配の方も新しい知識や技術を身につけなければいけない時代になっていますよね。そうのような状況で、子育てをしながら仕事をこなしてきたことは、さぞかし大変だっとことでしょう。そして仕事をお辞めになることで、それまでの仕事のストレスから解放されることでしょう。ストレスの解放は、新たな生き方へのエネルギーになると思います。

さて、これからどんなふうに生きていけばよいのか。私からあぼかどさんに言えることは、どんなふうに生きても、今までのあぼかどさんが経験してきたことは、必ず良い方向に働いてくれるだろう、ということです。仕事でミスしてしまったことなどもです。ミスしたことって、必ずしも良いことではないと思いますよね。でも、ミスしてしまった、と反省することは、決して悪いことではありません。あるいは、焦ってしまったこと、仕事のやり方に追いついて行けなかったこと、それらどれもが見方を変えれば、昨今の目まぐるしい時代の変化を身を持って経験した、ということであり、それは一つのあなたにとっての財産だと思います。今仮に、ミスしたことや焦ってしまったことなどを氷にたとえ、これから良い方向へ進むことを水にたとえるならば、氷が多ければ、それだけ水になるものも多いと考えてはどうでしょうか。
以上が私からの回答です。あぼかどさんのこれからの人生が少しでも前向きなものになれればと思い、回答させていただきました。

2024年8月31日 12:08
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有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧侶ですが、普段は公立高校で英語を教えています。そのため、平日は学校の授業と校務(教務主任)に、週末は部活動(郷土芸能委員会(https://www.facebook.com/108674820847274/videos/342485800443982)の顧問)と法務に追われる日々を過ごしています。 浄土真宗における僧侶は、仏さまの教えに生き、その教えを伝える者であり、人を悩みから救う能力を有した者ではありません。人の悩みを救う救いの主は阿弥陀さまです。ですので、hasunohaにおける私の回答では、仏さまの教えに救われているこの私の生き方、考え方を、皆様にお見せするだけです。そして私自身、お答えできるご相談の範囲はそう広くはありませんが、皆様のお役に少しでも立てればと思い、回答させて頂いております。

質問者からのお礼

亀山様
ありがとうございます。まだ先が見えず前向きにはなかなかなれませんが、いつか仰るように「財産」と思える日が来るよう願い日々過ごそうと思います。

中田様
ありがとうございます。今は家族から求められている給金を稼げなくなってしまって、申し訳ない限りです。心身が犠牲になってでも出来るようになれるならなりたかった、とも思います。
いつか特性にあった仕事が見つけられるよう、日々過ごそうと思います。

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