子供見ると辛い回答受付中
子供や、子持ちの人達を見ると辛いです。
もうそろそろ30歳になるのですが…
自分は子供は作る気ないし苦手だし。
育てる能力もないし。
なんか、歳を重ねると、子供を育て守りたくなる本能があって辛いと感じると聞いたことがあります。
自分も親に愛情を注いでもらって、自分たち親子の思い出は好きなのですが、
他の子持ち達を見ると苦痛です。
理解できない生き物に見えます。(子供が)
私は昔から子供と接したことがありませんし。
若い子持ちとかもう辛いです。
幸せで優れているように見えます。
ズーンと辛い気持ちになります。
どうすればいいでしょうか?
お坊さんからの回答 4件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
隣の芝生は青い。周りと同じ生き方をすることが正解でもない。
隣の芝生は青く見えるものです。
結婚して子どもがいる人(家庭)は、幸せなように見えたり、子育てをしている女性は立派で優れているように映るかもしれませんね。
自分に無いものを持っている人や、自分が経験し得ないことをしてきた人、自分にはとても難しいだろうと思うことをちゃんと出来ている人は、凄いなって思いますよね。だから、余計に自分がダメなような気がしてしまう…。
ですが、人の関心事はいろいろですし、向き不向きもあるもの。周りと同じ生き方をすることが正解でもありません。
自分の人生は、自分で決めていけばいい。
凄いな〜良いな〜と周りの人から刺激を受けながらも、そのことに対して自分と比べて落ち込む必要はありません。
「子供を育て守りたくなる本能があって辛いと感じると聞いたことがあります」とありますが… 女性は皆そうだということではないのです。
実際に、あなたはそのように感じるのですか?子どもが苦手なんですよね?
もし、苦手で育てたいと思わないのに、子どもと接したいと思うなら、子どもに関わる様々なボランティアもありますから、あなたがやりたいように接していかれたらいいのですよ。
自分とは違う生き方をしている人と比べなくても、自分のやりたいように生きたら良いのです。あなたの人生は、あなたが描き歩いたら良いのですからね。
実は私も…
私は「好きな動物なんですか?」と聞かれることが実は嫌いです。動物が苦手なので、昔から可愛いと思ったこともなければ、まして飼いたいという気持ちは全く分かりません。しかしながら、「嫌いです」と答えると、動物好きの人からしたら「信じられない」という顔をされます。そこでまた言い訳をしなければならないのが面倒くさいのでこの話題は好きになれません。
子どもに対してのお気持ちも同じだと思います。私たちが「好き」とか「苦手」とか思うのは、論理的に説明できるものではなく、一人ひとり価値観が違って当然です。それなのに、社会の方の常識を押し付けてきて、「こうするべき」という圧力で生きづらくなってしまう人はかなりおられると思います。
仏教はもともと出家をベースとしています。家族というのは苦しみと執着を生み出します。子育てというのは素敵なことではありますが、それがそのまま正解というわけではなく、適切な距離をとることを仏教では説いています。
ズーンとしたお気持ちを少しでも理解できて、違う視点が見つかるきっかけになれば幸いです。仏教の価値観は常識にとらわれてなくておススメです。ぜひ少し本などで学んでみてくださいませ。
ご質問ありがとうございます。
その子供が将来大人になって水道、電気、ガス、衣服、食材、住まい、電車、バス、タクシー、配達、テレビ、ネット、その他たくさんの私たちの生活を支えてくれると思って立派な大人になることを祈って接するのがいいと思いますよ。またその親にもそのような子供を産み育てていることを感謝して接するのがいいと思いますよ。
不慣れなものは苦手
弟や妹、親戚や近所付き合い等で年下の子供と触れ合って育った人は、子供好きになりやすいでしょう。(保育等の仕事に興味を持つなど。)
同じように高齢化に接して育った人は介護の仕事に興味を持ちやすいなど、高齢者に好意的になるでしょう。
(私の親戚では上記のパターンが多いです。)
慣れていることは得意になり、不慣れなことは不得意なままという、ごく普通の現象なので、特段ご自身を卑下する必要はないし、反対に「私は子供嫌いなんだ」と自分のキャラにプライドを持ちすぎる必要もありません。
原因があって結果があり、原因を変えれば結果が変わる可能性がある、ただそれだけでしょうね。
少子化で近所付き合い等の年代の違う人との交流も希薄な時代ですから、子供が苦手な人は増えているかもしれません。
あなた個人の問題ではなく、時代・社会のせいだと思いますので、自分を責めないでください。
一方で、ちょっとしたきっかけがあれば子供に慣れる可能性があるので、心と頭の扉を閉めっぱなしにしない方が良いかもしれませんね。
質問者からのお礼
皆さんすごく参考になりました