挨拶をしたいと思えない時があります!
子供の頃から挨拶はするものと教わってきましたが、本当のところしなきゃいけないものみたいな感じでやっています。
するタイミングを失って、しょうがない、まぁいいかとそのままにすると、やっぱりなんか気まずいです。
挨拶って何でするんですか?
言い方によっても、やはり違いますし、、、。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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挨拶とは禅問答を意味し、修行者が共に学合い高め合うことです
挨拶とは禅の修行の中から生れた言葉です。
『禅学大辞典』という辞典には、次のように説明しています。
挨拶
①、 挨は積極的に迫っていくこと。拶は切り込んでいくこと。
②、 修行者が師家(禅の指導者)に問題を持ちかけて答えを求めること。
③、 師家(禅の指導者)が僧と問答をしてその力量を測ること
つまり挨拶とは禅問答のことです。禅問答には修行僧から問いかけるもの、指導者から問いかけるものがありますが、こういう問いかけすること、それに答えることを、一挨一拶または挨拶というのです。長年経典を繰り返し読み、諸先輩の書き記した語録を研鑽してきたからこそ出る言葉なのです。また、禅問答は激しい言葉のやり取りが伴う場合が多いようですが、激しい言葉は仏道を歩む者としての真剣さであり、真摯な姿勢の表れなのです。
修行僧も指導者も、禅問答を通して相手の力量を窺い、相手の気持ちを窺います。禅問答すなわち挨拶が相手の見識や力量を窺うことから、相手の御機嫌をうかがうという意味に転じて、今日の「挨拶」の使われ方になったようです。
http://blogs.yahoo.co.jp/dorinji/2133216.html
語源の説明だけでは、ピンとこないかもしれません。実際の我々の日常の中で挨拶はどういう意味を持つかということを質問しているわけですから。他の方から似たような質問をいただき、私なりに考えて出した答えは、下記の通りです。
挨拶とは自分を磨く修行である
http://hasunoha.jp/questions/4781
上記は自分に向って問い続けて行くべき言葉です。では、挨拶は、外に向かって、他者に対して、どういう意味を持つでしょうか?
挨拶は他者を尊重し他者と交流して行くための行為でもあるのです。世界にはさまざまな文化と言語がありますが、挨拶と言う行為と挨拶の言葉はどんな文化にもあると思います。表題に書いた「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」の挨拶は、万人共通の礼儀であると思います。
http://hasunoha.jp/questions/3132
あなたは挨拶を一種の「義務」として捉えているから、負担に感じているのではないでしょうか?自分を磨き、他者を尊重するための行為と理解して頂けば、おろそかには出来ないでしょう。
質問者からのお礼
お忙しい中、ありがとうございます。
義務という言葉はしっくりきますね。
自分を磨いたり相手を尊重するためのもの
少しずつでも、変化を感じられるようにそう思って挨拶していこうと思います。
ありがとうございました。