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香典の新札について回答受付中

回答数回答 2
有り難し有り難し 2

いつも相談にのっていただき、ありがとうございます。
香典の新札についてご意見をいただきたく、投稿しました。
以前の相談にも記載しましたが、私の姉は末期の癌で見つかった時には既に手遅れで発覚してから20日程で亡くなってしまいました。それが今年の2月の事です。
家族葬で、また義母は退院したばかりなので参列はせず、お香典を預かりました。その時のお香典が新札だったのです。もうびっくりしてしまって、私の姉が亡くなった事がめでたいのかな、と思ってしまいました。実母の目に触れる前に気づき、新札を私が折りました。もし目に触れてたと思うと心が張り裂けそうです。
葬儀が終わり、義母に聞いてみたところ、間違えたと、、、間違えたで済む問題ではらありません。
そして3月になり、義妹が遠方から別件で来た際、お香典をもらいました。そしたらまた新札、、、まだ四十九日も過ぎてないのに、、衝撃すぎて本人には聞いてませんが、こういう時の新札は有りなのでしょうか?私が無知なだけなのでしょうか?
親子揃って、姉を亡くした私と母の心をズタズタにされた気持ちでいっぱいです。今月納骨の予定で、モヤモヤした気持ちがまた復活し、こんな義母のご飯作ったり、世話を毎日しているのが本当に嫌になってます。
私の心が狭いだけなのでしょうか?
新札を入れた義母も義妹も本当に許せません。義妹にもなぜそんな事したのか聞きたいところです。毎日モヤモヤ、顔も見たくありません。

2025年10月16日 6:57

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

確かに現代の日本では葬儀の香典に折り目もないお札を使うのはマナー違反かもしれません。しかし大事なのはマナーよりも弔う気持ちです。折り目を付けるのも弔う気持ちの表現の一つかもしれません。その為あなたは義母に弔う気持ちが無いのではと腹が立ったのでしょう。でもあなたは毎日義母と会っているのでしょう?義母はあなたのお姉さんが亡くなったことを聞いた時に笑顔で喜びましたか?残念そうな憐れむような暗い表情でしたか?その時のリアクションで弔う気持ちの有無は分かると思いますよ。
それに葬儀の香典はお香の代金でありますが、同時に葬儀費用への支援でもあります。受け取る側にもご支援ありがとうございますという気持ちが必要だと思います。
マナーのことばかり気にし過ぎて相手の本心を感じることや支援への感謝の気持ちが疎かにならないように気を付けましょうね。
今回のことに限りませんがマナーのことは相手を責めたりせずに、食事か何か一緒に雑談してる時にでも「そういえば私の地域では香典に新しいお札入れるときは真ん中に折り目を付けるけどこっちの地域では折り目は付けたりしないの?」と、さりげなく伝えるのがいいと思いますよ。

2025年10月16日 10:52
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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答していますが、無知未熟ゆえに質問を読ませていただくことしかできないことも多々ありますがお許しください。 回答は私個人の意見や解釈もあり、場合によっては浄土宗の教義とは少し異なることもあるということをご了承ください。 また、寺の紹介ページに電話相談についても紹介していますのでどなたでも気兼ねなくご利用ください。 ハスノハのお坊さんがもっと増えますように。 合掌 南無阿弥陀仏

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はなこと様は知っていたことを
義母さまや義妹さまは知らなかっただけだと思いますよ。

でも、知ってる知らなかったと許す許さないは別の問題ですね。

大事な場面でこだわりポイントがずれていた。。。
大切にしていた習慣が共有できる人たちじゃなかった。
というところで、どこかで割り切りの心は必要かと思いますよ。

ちなみに、お葬儀で導師をつとめたときにお預かりする法礼は新札が入っていること少なくないです。お葬式や仏事は悲しみを煽るためのものなのか、悲しみを超えるためのものなのかも家によって価値観違うようです。

仏事のたびにはなこて様にとって許されないことが増えるのも、健康によろしくないですし、再発の予防のためにも、エンディングノートや人生会議などで、それぞれのご家庭に即した作法や習慣を共有することが必要ですね。

2025年10月16日 8:23
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有り難し
おきもち

昭和48年生まれ。O型。お念仏を大事にするお寺にいます。海外では公務員として宗教者が必要とされている役割を担っていますが日本ではその制度は無いので、心理や福祉関係の資格を担保に社会貢献に務めています。hasunohaとのおつき合いも気がつけば10年。ありがたいご縁です。なんまんだぶつ。
注意することは特にないですよ。申込者さんからいただいた時間です。沈黙も喜怒哀楽も吐露も自由です。申込者さんの言葉に触発されて僕も話し出すこともあります。基本的に1回完結での対応が多いですが、その後の経過なども聞かせていただけると嬉しいです。なんまんだぶつ。

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