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過去の後悔が拭えないです。回答受付中

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有り難し有り難し 2

初めまして。20代、大学生の女です。

私は2年ほど前、数回体を売ってお金を得てしまいました。
その理由も、後払いをしすぎて、お金の返済が間に合わなくなったからという自業自得で馬鹿な理由です。
完済し終わり数年たち、自分のしたことに心の底から後悔しています…。素直に親に相談すればよかった、自分を信じて大学に送り出してくれた家族親族、今も仲良くしてくれる友人、見守ってくれている恩師…。みんなの顔を見るたびに、会うたびに自分がなんて愚かな人間なのだろうと罪悪感で泣きそうになります。
汚れた人間だと思います、今後誰か大切なパートナーが出来たとして、その人と添い遂げる資格があるのか。いや、そもそも今も家族や友人に支えられる資格があるとは思えません。どこかで孤独に生きていた方が、迷惑も軽蔑もされないと思うと、生きることから逃げ出したくなってしまいます。
ただ、罪悪感から逃げてはいけないとも思い、自主的にお寺に行くようにしています。「反省しています。2度と繰り返しません。見守っていてください…」と手を合わせているときは心が落ち着くのですが、しばらくするとものすごい後悔に襲われます。誰に相談することもできず、「バレたらどうしよう」1日泣いてしまうこともあります。
自分が悪いのはわかっています。親に言えないことなんてするべきではなかった…。
この後悔に向き合い、前に進むためにはどうしたら良いのでしょうか?もう、前には進めないのでしょうか。不安で不安で苦しいです。アドバイスいただけたら嬉しいです。
長文で申し訳ございません。

2026年4月3日 10:52
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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

視点

読んでいて、胸が痛くなりました。それと同時に、あなたのことをとても尊いと思いました。
まず一つ、伝えさせてください。
あなたが今日ここに相談してくれたこと、それ自体があなたの中の「生きたい」という気持ちの証です。
「前に進むためにはどうしたら」という言葉、あなた自身が書いていますよね。その言葉が出てくること、それだけでもう十分です。今はそれだけで十分なんです。

「体を売った」ということへの罪悪感について。
時代や社会の目線を一度外して考えると、それはあなたの人生における一つの「在り方」でしかありません。あなたが本当に苦しんでいるのは、その行為そのものというより、大切な人たちとの間に「言えないこと」を抱えてしまった、その負い目なのではないでしょうか。
でも、知っておいてほしいことがあります。
あなたのご両親も、友人も、恩師も、誰もが墓まで持っていこうと思っている、人には言えない負い目を抱えています。大なり小なり、必ず。それが人間というものです。あなただけが特殊な状況なのではありません。

「逃げ出したくなる」という気持ち、否定はしません。
逃げたくなることも、逃げることも、間違いじゃない。それはほとんどの場合、生き物としての自然な本能です。「逃げてはいけない」なんてことはないんです。
ただ、どうかこれだけはお願いいたします。生き続けてください。
生き続けることでしか見えない景色が、必ずあります。今日にはわからない、明日の真実が必ずあります。お寺で静かに手を合わせているあなたは、すでに自分と向き合っています。その姿のまま、どうか歩み続けてください。

あなたはここにいていい。支えられていい。愛されていい。
この場にご縁をいただけたこと、ありがたく思います。どうかご自身を大切に。
ご相談ありがとうございました。合掌。

2026年4月3日 12:17
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有り難し
おきもち

現代はやたら「背負い込んでる」人が多いと思う。 わざわざ自分が背負い込まなくても良いようなものまでも、率先して背負い込んでる。 なのに結局悩んでる。自らの意志で背負い込んだはずなのに。 そこのあなた、身に覚えありでは? ほら、そうやって決めつけてしまう癖、見直しませんか? 放り出すのが早すぎやしませんか? 40代半ば愚僧の超個人的なボヤキだと思ってください。 私の回答が誰かの人生の潤滑油になれば幸いです。 常にいろいろ勉強中。死ぬまで修行は続きます。ここhasunohaも道場のひとつです。 お付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。

人間は誰でも間違いを犯すもの。あなただけが特別ではありません

辛いお気持ちを打ち明けてくださり、ありがとうございます。誰にも言えない罪悪感と一人で戦い、ご自身を責め続ける日々は、どれほど苦しく不安だったことでしょう。

私たち人間は、誰もが弱さを抱えた「凡夫(ぼんぶ)」です。その時の状況やご縁さえあれば、どのような過ちも犯してしまう危うさを、等しく持っています。人間は誰でも間違いを犯すものであり、決してあなただけが特別に愚かで汚れているわけではありません。

お寺で手を合わせ、「二度と繰り返さない」と誓われた。その痛切な反省こそが、あなたがすでに過去から学び、新しい道を歩み始めている何よりの証拠です。仏様は、そのような弱さや後悔を抱えた人間をこそ憐れみ、そのままの姿で優しく見守ってくださいます。もう十分に反省されたのですから、これ以上ご自身を罰し続ける必要はありません。

おっしゃる通り、起きてしまった過去の事実そのものを変えることはできません。しかし、「今」をどう生きるかによって、過去の「意味」を変えていくことはできるのです。「逃げ出したい」という思いを抱えながらも、今ここにあるご自身の命を精一杯生きること。その「今を大切に生きる」姿勢こそが、過去の過ちを深い優しさや思いやりに変え、あなた自身のこれからを照らす光となります。

どうかご自身を許し、今日という一日を大切に生きていってください。大丈夫です、必ず前に進んでいけますよ。


縁起寺 釋聴法

2026年4月3日 11:59
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有り難し
おきもち

真宗木辺派 縁起寺 衆徒 (僧侶/教師) 高等学校教師歴38年,理系,専門は電気工学・情報工学, 現在は真宗木辺派僧侶
お悩みの相談は全般的に対応します。(下記を参照して下さい) 相談時間は、月・木・金・土・日曜日は、8:00~20:00です。 火曜日と水曜日は18:00~20:00での対応となります。 翌日以降で、他の法務等がなければ、できるだけ迅速に対応させていただきます。 元高等学校教員ですので、将来の進路や転職に関する相談などにも対応いたします。 現在も非常勤講師を行っているため、少々対応にお時間をいただく場合もありますが、できるだけ早く対応できるように調整いたします。 ◆職場や学校での人間関係がうまくいかない ◆ストレスや不安で日々の生活に支障がある ◆無気力で、人生の目標を見出せない ◆卒業後の進路を決める事ができない ◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない ◆家庭不和で毎日の生活が辛い ◆家族や大切な人を亡くして心の整理がつかない ◆何事も悪い方向に捉えてしまい、自己嫌悪に陥っている ◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す ◆毎日充実した日々を送れるように、仏教の勉強がしたい など、上記はこれまでの相談の例(ハスノハ以外を含む)です。

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