障がい者の恋愛
夜分に失礼します。
私は、六年前に離婚しました。
それ以降、お付き合いした方もいらっしゃいます。
しかし、私は統合失調症というメンタルな病を抱えており、身の回りの事が出来ません。
家事炊事は、切羽詰まるまで出来ません。
離婚後『この方、良いな。お話ししたい。』とか『この人と一所に居れたら良いな。』と思う方が現れます。
しかし、仮にお付き合いが出来ても、その先の結婚となると躊躇ってしまいます。
以前の結婚生活と比較して良いか分かりませんが、その結婚生活が標準ならば、私はこの先をやっていける自信が持てません。
最近では、幸せになりたいですが『結婚しないで、恋愛だけにしよう。』と割り切ってしまいます。
私の病気で相手の方に負担をかけてしまうことに、罪悪感を持ってしまいます。
障がい者でも、結婚は可能なのでしょうか?
まとまりのない文章ですが、宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
諦めてはいけません
Midoring様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
拙生は「障害」という言葉が大嫌いです。
「言葉」に惑わされてしまってはいけません。そんな言葉は、都合よくつけられてしまった「ラベル」のようなものです。そこに何か実体的に決定できるようなものがあるわけではありません。
この世における全てのモノ・コトは、因縁(原因と条件)により変化していくものです。
善き因縁により、善き結果も当然に望めるものです。決して、「障害」だと、先入見により決めつけて、諦めてしまってもいけません。
より善き因縁、より善き出逢い、ご縁によっては、もちろん、結婚することだってまだまだ望めるものであるかと存じます。
また、恋愛、結婚したからといって、必ず「幸せ」であるとも限りません。
「幸せ」というものは、昼間の星のようなもので、普段は、それが「幸せ」とは、なかなか気付けないものであって、人生、誰でも困難や問題が色々と生じますが、その困難や問題が生じたとき(暗闇)にこそ、それぞれの幸せ(星)が何かがわかるようなものであると考えております。
私たちは独りでは生きていけるような強い存在ではありません。皆、実は弱い存在です。その弱い者同士が生きていくためには、お互いに、色々と助け合い、支え合い、補い合い、分かち合っていかないといけないのが私たちのありようでございます。
恋人、伴侶であれ、幸せのためには、色々な困難や問題にぶつかった時に、お互いに、助け合い、支え合い、補い合って、分かち合って、人生を共に乗り越えて過ごしていけるようなパートナーであるのかどうかが大切となります。
そんなパートナーとの善き出逢い、ご縁のございますことを祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
『障がい者』を自分の都合の良い時にだけ、使う弱い人間だと思いました。
『因縁』は自分自身の行いによって変わるものだとも感じました。
『幸せは昼間の星のよう』という言葉にも感動しました。
『暗い時にだけ夜空を見上げるだけでなく、昼間でも星を見付ける位、感性を研ぎ澄まし、上を見て進んでいきたい』と思います。
このHasunohaでは、己の心の狭さを痛感します。
多角的に物事を捉えていきたいと思います。
アドバイス、本当にありがとうございました!