教えて!
親とうまくいきません。私は今年大学生になりました。母親は私が小学5年生の頃から働いていて今もずっと共働きです。
両親は私が赤ちゃんの頃から今日まで休みの日は朝から晩までパチンコに通っています。3歳上と7歳上の姉が面倒をみてくれていましたがとても寂しかったです。母は仕事を始めてから買い物や料理をしなくなり、父は自分の分だけ作り食べています。家にいるとお互いイライラしています。
子供を思わない親はいないと思いますが、以前私は母と喧嘩し、なにも持たずに家を飛び出したことがありました。姉は心配して探し回ってくれたのですが、母はテレビみながら楽しそうに笑っていました。そんなこと等があって私は本当に必要とされているのかわからなくなりました。(私は中学3年のとき友達を自殺で亡くしています。)
両親は三姉妹のなかでも勉強のできる私に期待をしてきます。その期待に応えようと頑張っても、褒められることはありません。合格おめでとうの言葉もありませんでした。
そして私は軽度ですがリスカのあとがあります。その傷をみても親はなんとも言いません。自分の気持ちを落ち着かせるために切っていましたが、やはり心配してほしいという気持ちもどこかにあるんだと思います。
そんな風に思うなんて自分でも考え方まだまだ子供だなぁと感じます。
褒められたい、認めてほしい、そばにいてほしい。もう大学生ですが、未だにそう思います。
家に帰ってくると基本みんなイライラしていて言い合いが始まります。こんなボロボロな家族、意味あるんでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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親も完璧な人間じゃない
りんさん、初めまして。寂しい気持ち、私も勝手ながら分かります。
私は小さい頃親が離婚し、母親の元で育ちました。何度目かの再婚相手がDV夫だったことをきっかけに、父に親権が変わり、子供なりに悲しい思いをしました。
何が悲しいか?母が寂しい思いを我慢できないとき私のせいにしたからです。自分を殴る男から私たちを連れて逃げることより、私たちを「ここは危ない」という理由で父に渡したからです。
今となっては、父と多くの時間を過ごせたことに感謝していますが、心のどこかにある寂しい気持ちは消えません。自分が親となれば尚更「なんであいつを選んだんだろう」と悩むこともあります。
いくら仏教を学んでいても、なかったことには出来ないくらい親子の関係って難しいですよね。
ご両親は、お姉さんに甘えていたんでしょう。拗ねていたのかもしれません。「親よりもなついている」って。
りんさんが「必要とされていない」と感じているのを知って「どうせ必要ないんでしょ」と投げやりになっているのかもしれません。
全ての親が子を想える訳じゃないんですよね。それは子供が悪いんじゃないんです。親自身が大人になりきれてないから…本当です。
りんさんが何をしても心配してくれないのではなくて「心配する資格はない。だって面倒みてこなかったもん」かもしれません。
寂しいですよね。私が一番我儘に甘えられるのは親なのに、親が親になることを諦めている。
もう、親に振り回される必要はありません。大丈夫、立派な女性です。
姉妹で支えあうことは、親と支えあうとなんら変わりありません。血や肩書じゃないんです。
お互いがどれだけ分かち合っているか。
「私はお姉ちゃんたちがいたから生きてこられた。私にはとても大事な人。お姉ちゃんにとっても大事な人でいたい」と言えば絶対に「大好き」と言ってくれるはずです。
親の悪い雰囲気を「こうゆう人もいるんだな」と広い目で見て、りんさんたち姉妹で作る良い雰囲気の中、生活してみましょう。
そして、りんさんはお姉さんたちや自分を信じて「子どもを認めてほめる」親になって下さい。
応援しています。
幸せになるためには
りんさん、大学生活はいかがですか。
新しい、出会い、学びをしっかりと経験してください。
文面からも頭が良くて、しっかりもので、ココロが綺麗で、優しい女性で有ることが分かります。
ご両親の、自慢の娘のさんですね。
ご両親は、あなたの事を安心して、少し甘えているのでしょう。
パチンコにハマることは依存症で、病気であることを理解してください、そして、出来るならば治療するべきだと思います、食事についても原因はそこにあります。言い合いになってしまう事も。
家族でキチンと話し合ってみてはいかがでしょうか、個別でそして、全員で何時間でも話し合って下さい。
家族の縁は切ることはできません。
苦しくてそこから出ようと手首を切ってしまう、そんなときには、深呼吸をしてみて下さい、不思議と落ち着きますよ。
皆が、幸せになるために、まずは一歩を踏み出して下さい。
りんさんは、誰よりも幸せになるチカラが有ります、そのためには 一歩踏み出し 自分の手で幸せを掴み取って下さい。
貴女ならば大丈夫。
仏様は、いつも見守って下さっていますよ。
アスペルガー症候群かもしれませんね・・
りん様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
お母様とのご関係でお悩みのご様子・・
少し言いにくいことですが、お母様はもしかするとアスペルガー症候群であるかもしれませんね・・
普通の感覚ならば・・が通用しない場合、あるいは、どんなに喧嘩し合っても、議論し合っても、明らかに悪いことへの改悛や反省が無い場合などは、やはり濃厚となってしまいます・・
リスカをしていてもなど、状況を鑑みますと・・うーん・・やっぱり・・と存じます。
そして、りん様は、リスカされてしまわれる程に追い詰められておいでにて・・それも、少し「カサンドラ症候群」に陥ってしまわれかけている疑いも・・
カサンドラ症候群・ウィキペディア参照
https://ja.wikipedia.org/wiki/カサンドラ症候群
とにかく、この場合においては、正直、ある意味での「割り切り」や「諦め」も必要になりますし、逆に、周囲の「理解」や「支え」も必要となります。
今さらご本人にそれを説明して、心療内科に通って、治療に・・となっても、いきなりであれば余計に家族が壊れることになってもいけませんので、慎重さも必要ですが、少しアスペルガー症候群の方との接し方、理解の仕方などについて、関連の本などから学ばれて、これからどのように対処していくのが良いのか、少し御姉妹と共に考えられてみられても良いのではないだろうかと存じます。
善処を祈念申し上げます。
川口英俊 合掌