苦しみながら生きる意味はなんですか
ろくに仕事をしない無能な人が近くにいて、
そのくせ高い給料をもらっているという不条理、
毎日がとても腹立たしい。
そんなバカげたことがまかりとおるのは
おかしい、いつか必ず強烈な天罰が下ると
思いながらひたすら我慢しているが、自分の方が
うつ病のようになってしまい、やるべき仕事が
山のようにあるけれども、以前のように、
思うように仕事が手に着かない時が増えた。
家に帰れば、家内はほんとうに些細な事で
小言を言い、とめどなく文句を浴びせられ、
とにかく辛辣な言葉遣い、遙か過去の失敗も
蒸し返しては容赦なく批判し、
人格を否定するぐらい責め立てられる。
子供に対する暴言も激しく、罵声を聞けば
心が潰されるほど苦しく、ひとときも気が
休まる時がない。
本人は私のせいで「ストレスで死にそう」
と言うが、こちらの方も相当なストレスを
与えられており、精神はもはや崩壊寸前、
もう何年もこんな状態が続いている。
人の性格は変えられない、
ただ穏やかに過ごしたい、
望むものはただぞれだけ。
いつまでこんな状態が続くのか
と思うと、やる気も出てこない。
自分が変われば世界は変わる、
と言われても、いったい何を、
どう変えれば好転できるでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
評価する癖に気付く
ぎゃあていさま
苦しみの原因、大元はどこなのか、それは環境でもない、奥さんでもない。
自分自身でしかないのです。
ぎゃあてい様の人間性を否定しているのではないですよ。
誰もが悩むことや苦しむことの発生原因は悩む人本人にあるということなのです。
どんなに汚い言葉や気になる行動を見ても、耳や目の働きで捉えた瞬間はそのものでしかないのです。
同僚が仕事してようが、サボっていようがあなたには何にも関係がないはず。
楽をして稼ぐことがそんなにいいことですか?
ご自分と比べて羨んでみたり、奥さんからの言葉に対して評価してみたり、そうした事を瞬時にやることが苦しみを生んでいるのです。
あなたが変われば、苦しみはなくなります。その通りです。
しかし、何かをするのではなく。何にもしなければいいのです。今のあなたは、物事に触れた瞬間にすぐに良いだの悪いだの、うらやましいだの、評価をする癖が付いているのです。
物事に触れたらそのまんま、何にも取り扱わない事が、ぶれない事実です。事実は事実のままに受け入れ損得抜きで生きていけばいいのです。
楽しむのも自分、苦しむのも自分、どっちを選びますか?
おはようございます。
よかったら参考にしてください。
まわりをみると不条理なこといっぱいありますよね。
自分と比べて腹が立つことたくさんあります。
でも、
そのまわりの不条理だと思わせている人は、本当にあなたに不条理だと思わせるために
そんなことをしているのでしょうか?
実は、あなたのことは何も視野に入っていません。
なのに、あなたは他人のふるまいを見て
勝手に腹が立ち、イライラしているだけなのです。
これは、損ですし、もったいないですよ。
あなたが、
そんな他人のふるまいで、大事なあなたの感情を汚されるのはバカバカしい。
あなたが大事にすることは
自分の感情なんです。
自分の機嫌は自分でとるしかないのです。
他人があなたの機嫌をとってくれたりしません。
だから、あなたはあなた自身が、
楽しく、笑顔でいられることをしていけばいいのです。
他人は関係ありません。
解決策
1つは、
小さなことでいいから、喜びを感じたり、楽しいと思えることを自分の為にしていくことです。
もう1つは、
不平、不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言わない!と決めるのです。
減らしていくだけでも大きく変わります。
先ずは、自分の心や感情、発している言葉に気づくこと。
そこから始めてみてください。
人生のトリセツがあります。
人生は悩み苦しみの連続です。
悩み苦しみの原因は煩悩(欲・怒り・怠け・プライドなど)です。
煩悩を制御したり消したりして、悩み苦しみを制御したり消したりすることが可能です。
そのための方法が仏教です。
欲・怒り・怠け・プライドは「悪」だと意識しましょう。
殺生、盗み、嘘、不倫、飲酒についてはできるだけしないようにしましょう。
その際に、欲・怒り・怠け・プライドを意識しましょう。
精神を落ち着け集中しましょう。
他者を慈しみ、他者の悩み苦しみをあわれみ、他者の幸せを喜ぶ気持ちを高めましょう。
執着を捨て、生きものが先天的に持っている勘違いに気づきましょう。
身体は不浄です。どんな美人の肉体も、神様の身体でさえ、けっこう不潔です。
色彩・音声・匂い・味・感触・気持ち、心身から生じる刺激は全て、その本質は苦痛です。ただ、苦痛に大小強弱があるだけ。
心は無常です。浮かんでは消える感情に振り回されないよう注意しましょう。
頭で考えたことは頼りない幻です。妄想に支配されないようにしましょう。
質問者からのお礼
ご回答くださった僧侶の皆さまに心から感謝いたします。
どのご回答も、様々なことを考える良いきっかけを
与えてくださったと思います。
これからの人生、無駄な苦しみを自らが
生み出すことのないように心がけていきたいと思います。
お礼のコメントが遅くなってしまい、
たいへん失礼いたしましたことをお許しください。