自己紹介
がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。
仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。
オンライン個別相談
回答した質問

思考をコントロールできていれば大丈夫
お母様のことを考えると悲しみや淋しさがわいてくる、それがわかっていてもお母様のことを考えたいのですね。
つまり、あなたご自身の意思で思考をコントロールしているのでしょう。
それであれば大丈夫...

怠けとプライド
誰にでも怠けの煩悩やプライドの煩悩があります。
予定を変更するのにはエネルギーが要ります。
怠けの煩悩は変化したくない煩悩。
だから、あなたに変化を求める人にはむかつく。
プライドの煩悩...

出会いあれば別れあり
会うは別れの始まりです。
でも、誰かと別れたって、また新しい人と出会えば良い。
若いあなたはにはまだ、長い時間軸でものごとを見るのが難しいかもしれません。
しかし、大人になれば、今の苦しみ...

人間も動物の仲間だから
NHKで日曜日の夜に放送している「ダーウィンが来た!」という番組をお子さんに見せてあげましょう。
動物の生態を掘り下げるドキュメンタリーです。
動物は、同族同士でも命がけで戦うことがあります...

恥ずかしい状態にする
たとえば、自分の下半身にマジックで奥さんの名前を書いておけば、仮に不倫しようとしたらそれを不倫相手に見られてしまうという恥ずかしさの壁が立ちはだかります。
あなたも10年後には、下の毛に白髪が...

仏法を洲(島)とする
私達の心は、欲・怒り・怠け・プライドなどの煩悩の激流に流されやすいですよね。
しかし、洪水で川に流された人は、川の中洲(島)につかまり這い上がることができれば助かります。
仏教では、煩悩の激...

敵が幸せなら攻撃してこない
たとえば、隣の国からミサイルを撃たれるとしたらどんなときでしょうか?
それは、隣の国が幸せではないときです。
敵が幸せなら、その敵はわざわざこちらに攻撃して来ないのです。
スズメバチは危険...

天(神様)の名前
三界は、場所(世界)の分類というより、生き物のレベルの分類の説明と言えます。
天は、神様のことです。
虚空(宇宙)を移動する日(太陽)・月・星宿(恒星)などの天体を神様として扱うと考えればわ...

お寺の運営方針
結局は、お寺の運営方針によります。
檀家から年会費を集めて経費に充てているなら、法事等のお布施が安くても運営できます。
年会費等は全く集めず、法事等のお布施だけが収入源なら、高額のお布施に頼...

お盆にこだわる必要はない
お盆に霊が戻ってくるという考えは、本来の仏教にはありません。
重要なのはお坊さんをおもてなしし、その功徳を故人に回し向けることです。
ですから、いつやっても良いです。
お坊さんや他人への布...

クビになるまで働いてみる
会社側からクビを言い渡されるまで通い続けてみましょう。
たとえ1か月でも給料をもらえれば黒字です。
自分の労働力を売る、自分でタレントとマネジャーを兼務していると思いましょう。
失敗して恥...

決まりは無い
神様とかが計画的に試練を与えてくれるとかは無いでしょうね。
ですから、乗り越えられる場合もあればそうでない場合もある。
決まりは無く、バラバラです。
ですから、「乗り越えられる試練を与えて...

思考パターンを変える
暗い思考パターンや自己否定の妄想雑念を心の中で繰り返していると、脳・神経のバランスが悪くなり、体調不良にまでなることがあります。
一方、たとえばレモンや梅干しの味を思い描くだけで、唾液の分泌量...

失敗に学ぶ
子育てだって失敗して良いのです。
人間なのですからミスや過ちは必ずあります。
起きてしまったことは仕方ありません。
失敗に学び、対策を講じましょう。
階段には転落防止柵を設置しましょう。...

母親に「縁を切りたい」と宣言
母親にあなたの思いをはっきり言って、独り暮らしして連絡を断つ。
ただ、それなりに覚悟が要ります。
将来的に何か困ったとき(たとえばあなたに子供が生まれたがその子供熱を出したので見てもらいたい...

死ぬまでお散歩気分で生きればよい
弱ければ生き残れないというのは、超ざっくり言うならば事実だと思います。
言い方を変えるなら、寿命が尽きたら死ぬ。
では、寿命とは?
たとえば私の寿命とは、私をこの世に生かしているご縁(諸条...

思考と感情を自由自在に出し入れする
生まれなければ良かったと思っても、生まれてしまったのだから仕方ないですね。
仏教では、輪廻転生の繰り返しから解脱(卒業)することを目指します。
真理を悟って煩悩や執着を無くすことができれば、...

「自分」は概念上の幻
仏教には「無我」「空」という言葉があります。
実体が無い幻みたいなもの、執着に値しない、という意味です。
「私」「自分」というものは概念上の幻です。
実際には細胞は新陳代謝で入れ替わり、心...

「恵まれ」方は色々
誰にでもプライドの煩悩があり、自分は素晴らしいと思いたい。
その手っ取り早い方法が、他人より自分の方が上だと比較すること。
友達はそのような煩悩に踊らされているのでしょうね。
ところで、「...

「嫌い」はあなたの能力(キャパ)が低いから
「嫌い」というのは怒りの煩悩なんです。
要は、あなたに老人を平気へっちゃらに処理する能力が無いという、あなた自身の処理能力不足が「嫌い」の正体なのです。
能力には個人差があります。
たとえ...