子供の孤立化
こんにちは。お忙しい中、いつも丁寧な回答をありがとうございます。今回は子供の学校生活について相談させて下さい。
子供は小学6年生、どうやらクラスで孤立しているようです。先日、担任の先生との面談があり初めて知りました。家では普段通りですし、学校に行きたがらない様子もなかったので恥ずかしながら全く気付いてあげられませんでした。子供と話をしてみたところ、いじめられてはいないが一緒に行動してくれる人もいないとの事。子供は「別に独りでもいい」と言っています。おそらく強がりだと思いますが、せっかく子供が頑張って強がっているのにあれこれ口出ししても良くないと思い今は見守っています。
中学、高校と集団生活はまだまだ続くので、人と上手く付き合う事も覚えて欲しいと思っているのですが子供にどの様に伝えたらよいでしょうか?
子供は先生には言わないで欲しいと言ってます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
視点。生きる知恵。
意味を深く考えない集団行動から、自分とは? 自分らしさ?
ほかと自分の違いなどを意識し始める時期です。
みんなと一緒じゃなきゃいけない理由って何だろう?
自分らしさって何だろう?
と、いろいろな思いが頭の中を巡る年齢。
一人でいることが悪くて集団でいることが良いことというメッセージを無意識に送るのも怖いです。
ほかの子が同じ行動をする理由はなんでしょうか?
・行動を引っ張る子がいてそれに服従している子が真似する。
・なんとなく一緒な行動をしていなきゃ落ち着かない不安がある。
・一緒にいるのが楽しいから
・面白そうだから
・その他
いろんな理由があります。
反対に、一緒な行動をとらないのにも理由があると思います。
孤立の良し悪しでなく、みんなと共通する部分。
子どもさんならではの部分をお母さん自身が丁寧に観察して理解することが大事かと思います。
自分のいいところ、自分の嫌なところが言葉に出せるか。
他者のいいところ、いやなところが言葉に出せているか。
自分と周囲の共通点、ちがうところ
先生の得意な部分、苦手な部分を分かった上で、
自分で守るもの、自分で補うもの。
学校生活がすべてという生き方であればそこでの孤立化は心配です。
学校生活もあるけれど、家庭や趣味その他、バランスを取れる場所を見出す。
母として、耳を傾け、考え方のきっかけを一緒に見つけることができれば将来に生きる知恵を身につけることも可能かと思います。
応援しています。
状況が深刻になりそうなら、また遠慮なくこのhasunohaに質問を寄せてください。
距離を保って見守ってあげましょう
紫陽さん、ご質問ありがとうございます。
お子様が孤立しているとのことですが、
お書きになったものを見る限りでは、まだ大きな問題ではないように思います。
人とうまくつきあって欲しいという親の願いももっともだと思いますが、
一人でいるというのは、独立心の表れとも思われます。
担任の先生も、お子様のことをよく見ておられるようですし、
今のところは、しっかり見守って差し上げて良いように思います。
ただ、お子様とは、このことは、時折お話をされると良いですね。
気にかけているよ、そばにいるよと
お子様にお伝えしてはどうでしょう。
子供に友達を作る場所をたくさん作ってください。
紫陽さん、こんにちは。
子供が孤立化しているのですね。
子供の世界も大人と同様、いろいろな環境で孤立化することは仕方がありません。原因は子供本人だったり、友達環境だったり、学校だったり、偶然だったり、さまざまです。
自分の対応がかえられてもなかなか他が原因だと、難しい場合がありますので、クラスでの関係改善だけを目指すのではなく、他のところで新しい友達空間を作ってあげることも大切です。
一番いいのが、学校以外で友達関係が作りやすい習い事です。勉強よりも水泳や絵画や演劇などお稽古がいいと思います。
私の息子2年生は早生まれで体が小さく会話が下手と感じたため、いじめ対象にならないように少林寺拳法の道場に通わせています。学校では小さいためいつもいつも弱い立場になっていましたが、少林寺拳法にいくと息子よりも下の子供たちがいるので弱さに甘んじることもなくなり、上下関係の子供たちと元気に遊ぶようになりました。
紫陽さんの子供にも何か特徴があるはずです。独りだと孤独を乗り越えるために漫画やアニメが好きとか、趣味があるとかスポーツができるとか。そこの部分を違う場所で伸ばしてあげてください。そこから友達ができると思います。
合掌
質問者からのお礼
ご回答いただきありがとうございました。
孤立も孤独も自分のことなら我慢出来るのですが子供のことだと心配で心配で胸が潰れそうに なります。子供の話をしっかり聴き、ゆっくりしっかり見守っていきたいと思います。
hasunohaは心の拠り所です。子供がもう少し大きくなったらこのサイトを教えてあげるつもりです。どうかいつまでも続けて下さい。
かつては習い事を3つしていたのですが転校をきっかけに辞めてしまい今は学校のみの生活です。なにか好きな事、頑張れる事を一緒に考えて居場所を作ってあげたいと思います。
ありがとうございました。