hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

逃げてしまいたい

回答数回答 2
有り難し有り難し 37

二度目です。前回 お言葉を頂いて、もう少し頑張って生きてみようと 思っていたのですが、死にたいという感情が 後から後から湧いてきてしまいます。

寿命でもないのに 死ぬということは 自分の人生から 逃げるという事 。 死んでも(自殺したら)楽になれないし苦しい事も分かっています。

でも 今抱えている 問題 悩みからは 解放されるんではないかと 考えて しまいます。そして、 誰からも愛されない 淋しい人生も終わりにできるんではないかと・・・

何も考えなくていいのなら 考えたくない。 全て終わりにしたい。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

じっくり周りを見つめて

拝読させて頂きました。いまのあなたのお気持ちをお察しします。つらく苦しいですよね。
生きることは本当に苦しいものです。なぜ生きなければと考えてしまうこともままあります。
いっそ消えてなくなりたいと思うそのお気持ちわかります。

ただなかなかそうもいかないからこそ人生ですよね。
真実として人は必ずその生命を全うする時が参ります。それは全ての人間やあまたのいきものそうなのです。つまり己の死を目指して一分一秒生きているのです。それはだれも逃げることができません。

反面道端に生える雑草も身近にいる犬も猫も昆虫もどんなに小さなものたちも必死になって生きようとしています。それは言葉ではありません。必死に生き抜こうとしている事実です。
改めて身の回りを見回してみて頂けますでしょうか。自分たちからすると取るに足らないと思えるものたちも必死になって生きようとしています。
じっくりと見つめて頂いてその生きざまをお考えなさってください。そしてご自身のわが身を振り返ってください。

仏様のお言葉に「自燈明法燈明」みずからを燈火としてよるべとしなさい、法を燈火としてよるべとせよ。この世は無常であるから己をしっかりとあかりとして励みなさい。じっくりとご自分の中でお考えなさってみてはいかがでしょうか。
あなたの未来に明るい燈火がともるように心よりお祈り申し上げます。

{{count}}
有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
このお坊さんを応援する

直接相談が早いですよ

文字での相談には限界があると感じています。
このhasunohaの登録僧で神奈川の方に連絡して直接相談なさってみてください。
埼玉で良ければご連絡の上いつでもどうぞ。
私も昔あなたのように落ち込んで死にたいと思っていた時期もありましたがこうして今日まで生きています。人生が楽になるためにはまず、私たちの誰でもいいですから信頼して話をして少しでも心の負担を減らしてください。直接会うことに抵抗がおありなようでしたら、具体的に悩みの内容を明確になさってください。
もちろん言える範囲で構いません。
もう一度具体的に悩みの内容を少しでもお話しなさってください。
必ず楽になれる方法があります。

過去を思い未来をここへひきよせて今現在をとこやみにする
今のみで 後先なしが真の今 過去も未来も今の一念

{{count}}
有り難し
おきもち

質問者からのお礼

kousy kuuyo Azuma 様 丹下 覚元 様
ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ