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夫からの信頼回復

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夫とは昨年授かり婚をし、現在二人目を妊娠しています。
私は夫と付き合う前に二人の男性とお付き合いをしていました。

夫は恋人時代から私が以前お付き合いしていた方と行ったことがある場所へは行きたくないという考えの人でした。
しかし私は夫とも色々な所へ行きたかった為、初めて行くようなことを言ってしまい、結果嘘をついてしまいました。

それを知った夫は私の事を信用できなくなり、過去に私が元彼と行ったことがある場所、した事、肉体関係も含め、すべて細かく正直に話して欲しいと言われ、私もそのまま素直に話しました。
元彼とは旅行も行ったことがあり、家に泊まったことがあります。

私自身、普通の恋愛をしていたつもりでいたのですが、夫からすると私は遊ばれた軽くて汚い女と言われました。
私は元彼のおさがり、そんな女と結婚するつもりはなかった、嫌いになってくから離婚したい、子供が大きくなったら離婚するかもねと、言われます。

夫の事を一番に思っていると伝えても、夫からすると私にとって夫は三番目でしかなく、特別な存在ではないと言います。

普段は仲良く生活していても、夫の中には自分に嘘をついた汚い女という考えが常にあり、ふとした時に自分は毎日苦しんでいるんだと言ってきます。

私は夫からそう言われる度に元彼との事を思い出し、なんで当時自分はそんな恋愛をしてきたのか、夫と付き合うまで恋愛なんてしなければよかったと思い、自分自身汚く感じて死にたくなることもありました。

夫の事を考えると離婚した方が良いのかもしれないと思う反面、夫の事が好きな自分、また両家両親も私や子供に良くしてくれる為裏切りたくなく、子供や今後の生活を考えると離婚はできないと思ってしまいます。

離婚をしないで気持ちのもやもやが消える方法を考えているのですが、全く浮かびません。
夫に、私にどうしてほしいか、どうしたら良いかと聞けば、自分がした事だから自分で考えろ、俺にはわからないと言われるだけで、話が進めば離婚に話がいってしまいます。

今後、夫からの信頼を取り戻してお互いの気持ちのもやもやが晴れるにはどうしたら良いのでしょうか。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

堂々として今まで以上優しくしてあげる事です!

好きだからこそ御主人はその様な事を言ってしまうのです!
その事でもう嫌いに成っていたら今直ぐにでも離婚へと踏み切る筈ですがそこまでは行かず子供が成長したからの話で終わってしまう事は貴女を許せない心と好きな心が交差して理不尽んだとは分かりながら貴女を責めてしまうのです。はっきり言って子供ぽいところがあるようです。

貴女はご主人を信じて隠し事をしてはいけないと思い全てを話してしまった。
そこが間違いです。ご主人も男です!嫉妬もしますし自分の知らない奥さんや彼女の過去を知りたがる男は結構多いようです。
まともにご主人の言葉を信じ打ち明けられた事は貴女が如何にご主人の事を思っているかがわかります。そんな貴女は決して不純でも何でもありませんよ!人としての流れの中の出来事で普通の事がらです。

男性は女性に対しては貞操観念をもちますが自分自身になればそれは別な事として捉えるものです。ご主人も自分の胸に手を当てれば分かる筈なんですが。そこがやはり子供ぽさと男のエゴです。

貴女の純粋な心がこの様な結果になりましたが、人生に於いて全てを曝け出す事は相手を傷つける事もあるんだと言う事を決して忘れてはなりません。余りにも簡単に信用してしまった結果です。男の性質を知る事も大事です。

今のご主人の心では理解できる状態で無いのですがこのまま暫くは辛いとは思いますが時を待つしか方法はありません。

ご主人は本心で離婚しようとは思っていません。貴女が好きだから嫉妬心が止まらないのです!
貴女は罪悪観を持つ必要は何もないのです。堂々として今まで以上優しくしてあげる事です!
そうすれば必ず分かる日か来ます。
落ち込まず明るく頑張ってその時を待ちましょう。

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おきもち

男の嫉妬の解消法は第三者から相手への所有心を去らせる。

子供と旦那を連れてお寺にお越し頂ければお互いスッキリすると思います。ただしやり直したければの話ですが。旦那の方は過去には何もなかったのでしょうかねぇ。そんな事はないと思います。
きっとあなた以外の女性を好きになったりしたこともあるでしょう。
家族や夫婦の語らいはレフェリー、行司、ファシリテーターがいませんので感情的な話にしかなりません。
今後やり直したければ、お寺でお互いその不満を話しあってからでも別れるのは遅くありません。
結婚してバージンロードを歩く、純白ドレスを観につけるという事も過去の清算をするということでしょうに。
男性は男性から言われた方が嫉妬が冷める、という事があります。
機会があれが📞予約の上、直接ご相談にお越しください。
お互いお清めの儀式や心を清浄にする法話を聞いて頂ければお互いの過去を赦せると思います。
許すは人間のわざ。人間の都合で許そうとするから無理が祟る。
赦すのは人間を離れた赦し。個々のこころの執着をゆるめることです。
「人間は誰のものでもない。人間は誰のものにもならない。」
ご主人にもこちらをご覧いただき、その気が沸いたらお📞ください。

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有り難し
おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。
周りに相談できる方もおらず、夫と自分の過去に向き合うだけで前に進めませんでしたが、お言葉をいただいて気持ちが楽になりました。
夫とお互いわかりあえる日が来る事を信じて、少しずつでも前に進んでいきたいと思います。
本当にありがとうございました。

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