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お坊さんになるには

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お坊さんになりたいと思っています。
どうすればお坊さんになれるか知りたいです。
年齢的なものは関係ありますか?40才近くになると難しいですか?

2013年5月25日 21:45

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お坊さんからの回答 5件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

形から入ることは絶対にお勧め致しません

禅宗においては、まずは参禅であると思います。
禅宗では己事究明が最も大切です。
己の一大事を明らめるのです。
僧侶の衣を着ることはその後であると、私は思っています。
出家をせずとも道を求めることは可能だからです。
形の上で出家をし、僧堂に入ると、僧侶の世界の専門スキルを学ぶことにばかり追われ、上下関係も大変厳しく、本分である参禅、己を明らかにする、サトリ、正智を求めることが疎かになってしまうからです。
何のために参禅をするのか?
それは仏道の究極を学ぶためです。
自分が救われてもいないのに形の上で僧侶という姿をして説法することは大罪、人を魔導に導くことになり、中身のない布教になってしまうからですからです。

そのためには参禅を深め悟りを得られた師のもとでの参師聞法、工夫坐禅を両輪とし、己を明らかにする、悟りを求める事が先決です。
まずはあなたが心底、正師と崇められるような明眼の師を探し求めることからであると思います。厳しいことを申し上げます訳は、安易に出家してしまったある方が生活をするために檀務、法務に追われるのみで、仏道の根幹を未だおろそかにされてしまっているからです。

2013年5月27日 9:15
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丹下覚元(たんげかくげん)
お悩み相談 ❝あなたの悩みという荷物をおろしてみませんか?❞ 「お寺で...

なぜなりたいか、が一番の問題です

80歳でエベレストに登頂される方がいるのですから、年齢は問題ではありません。なる方法は宗派によって違いますのでそれぞれの宗務所(宗務庁)に問い合わせるのが手っ取り早いです。また、道はかなり開かれていますのでガッツさえあれば誰でも資格を取ることはできます。
それよりなにより一番の問題は、「なぜ僧侶(お坊さん)になりたいか」です。

私は寺の生まれではありませんが出家得度して僧侶になりました。その際、宗派内の面接で「寺の生まれでは無いが僧侶になりたい、といって出家する人が毎年大勢います。そのうち実際に僧侶であり続ける人は2割くらいです」と言われました。果たして、数年たって周りを見渡すとその数字の通りで、一緒に修行した仲間はみんな辞めてしましました。その理由のほとんどが「生活できないから」です。また、僧侶とは悩める人と常に向き合い続ける生活ですので、「人間が好き」でないと辛いと思います。
※お坊さんとは、仏様の弟子として生きていく、というライフスタイルの事なので、お坊さんになっても収入はありません。住職になるとお給料をいただけますが、それなりに狭き門です。私は13年かかりました。それまでは大きなお寺のお手伝いをしながら、あるいは兼業やアルバイトなどで生活することになります。全国に何万という空き寺がありますが、生活できないから空き寺になっているのです。夢の無い話ですみません。

私個人の意見ですが、せっかく僧階(そうかい:僧侶の資格)をとられるのなら、「僧侶であり続けて欲しい」と思います。いくらお医者さんの資格をとっても実務を一切しなければ、医者という仕事のやりがいやダイナミズム、苦しみ、悩みを知ることができないのと同じです。

2013年5月26日 1:31
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おきもち

住職のかたわら、大道芸人PRINCOちゃんとして幼稚園保育園など各種施設、...

道は色々ありますよ!

ひと口に「お坊さん」と言っても宗派が色々ありますし、国内の宗派だけでなく海外にも様々な仏教の流れがあります。

また、「お坊さん」と言っても、仏教が好きで得度(僧侶としての資格を得ること)したいという方、山寺の住職になって静かに過ごしたいという方、自分でお寺を興したいという方(私はコレです)、道は様々です。

得度に年齢制限があるのかどうか詳しく知りませんが、ただ修業が厳しい宗派ですと、やはり若いうちでないと厳しいでしょう。marukoさんは40歳前ということですので、年齢的には問題はないと思います。

私の妻はもともと舞台役者ですが、お寺向けの芝居で宗祖・親鸞聖人の妻を演じるため40歳代で得度をしました。
http://kanako3.blog.so-net.ne.jp/2011-11-08

hasunohaに、以前にこんな質問がありました。
「お坊さんに転職するには」
http://hasunoha.jp/questions/24

仙台の「みんなの寺」の奥さまは、こんな本を出していらっしゃいます。
http://www.amazon.co.jp/ミャンマーで尼になりました-天野和公/dp/478160790X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1369487135&sr=8-1&keywords=天野和公

あと、落語家で天台宗の尼さんになった方は、質問者さんのハンドルネームと同じ「まるこ」さんです。
「露の団姫(つゆのまるこ)」
http://ameblo.jp/ango-maruko/

2013年5月25日 22:23
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おきもち

浦上 哲也
横浜市神奈川区で、新しく小さなお寺を営んでいます。 仏教の教え・浄土真宗...

「菩提心」

maruko様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。

はじめに・・全くのゼロでは無いとは存じますが、ウィキペディアでの「僧」の定義上では、日本で「僧侶」は存在しないこととなっています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/僧

このことに関しましては、浦上哲也様にもご紹介頂いております下記拙回答におきましても少しく扱わせては頂きました。

問い「お坊さんに転職するには」
http://hasunoha.jp/questions/24

では、ゼロでは無いにしても真なる僧侶が存在していないとされる日本の仏教は、一体何なのか、意味が無いのではないかと言われてしまうかもしれませんが、仏教の日本への伝播上における変遷過程、歴史的要因、社会的要請、社会的受容過程など、様々な複雑な事情も勘案した上にて、そこはもう少し柔軟に現実的な見方をしていく必要があるかとも存じております。

仏教は、何も特定の団体や個人のためのものではなく、全ての一切衆生のためのものであります。何も僧侶だけが扱えるといった一段上にあるものでは全くありません。

重要となるのは、自分、そして一切衆生が、悟り・涅槃へと至れるための真摯なる取り組み、精進努力となります。

その上にて、出家者であろうが、在家者であろうが、仏法を扱う上において最も大切となるのが「菩提心」であると存じております。「菩提心」を起こした上にて善徳行に励み、智慧の修習と慈悲による方便行を併せて進めることで、自利利他を円満に成就していくことが望まれることとなります。このことにつきましては、下記問いにおいても扱わせて頂いております。

問い「お坊さんになるには修行がいりますか」
http://hasunoha.jp/questions/70

拙論「菩提心論」
http://t.co/aSBtLQQI

maruko様におかれましても、是非、この機会に「菩提心」についてお考えになられた上にて、実際に仏道修行者としてこれから歩まれていかれるかどうかご判断をなさられてはどうであろうかと僭越ながらにも存じております。

拙生は、世襲におけるただの愚鈍なる世俗僧として日々猛省致しながら、何とか仏法を扱わせて頂けていることに誠に感謝を致しております。

川口英俊 合掌

2013年5月26日 8:21
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おきもち

川口 英俊
「僧侶は、悩む人に正しいくすりを調剤できる薬剤師であれ」 http:...

“お坊さん”の実態やロールモデルを見ておく

marukoさん、こんにちは。
臨済宗の場合をお答えいたします。
“臨済宗のお坊さん”となるためには、まず師匠と弟子の関係を結びます。
そして、尼僧さんの修行道場へと詰めていただきます。現在、日本には一つ・・だけだったと思います。
いきなり修行道場にはチョット・・という方は、「臨済宗黄檗宗女性禅学林」にて体験ができます。ちなみに開催場所は、まさしく尼僧さんの修行道場内です。
(修行道場での生活については割愛いたします。下記質問でも紹介しています)
http://www.myoshinji.or.jp/event/zazen/doujou.html

さて、なにごとも前と最中と後、が問題となるでしょう。
前とは、“お坊さん”になる前、どのような心持ちで、準備が、云々。
最中とは、“(臨済宗の場合、何年という)修行道場での時間”について。
後とは、“臨済宗のお坊さん”と認められてから、どのように生きていくか、云々。

いちばん問題なのは、なぜ“お坊さん”となるか。根本が、土台がしっかりしていないと大変です。
つぎに問題なのは、“お坊さん”になってから、です。
・・そこで助けとなるのが、“お坊さん”の実態やロールモデルを見ておく、ということです。
“お坊さん”の実態というのは、たとえば修行道場に入る前に、小僧としてお寺にはいる、葬儀社などで研修する等。
ロールモデルを見ておくというのは、目指す場所、こうありたい存在を見つめ直すことです。
浦上師の奥様、仙台の「みんなの寺」の奥さま、「露の団姫(つゆのまるこ)」など、知っておいて損は無い・・といっては何ですが・・。

結局は、『お坊さん:marukoさん』となるわけですが、この自分ってなんなの?と・・間違いなく心が揺れます。そんなとき助けとなってくれるはずです。貴方は貴方なのですが・・。

hasunohaにて、過去の類似質問です。
問「お坊さんに転職するには」  http://hasunoha.jp/questions/24
問「お坊さんになるには修行がいりますか」 http://hasunoha.jp/questions/70

2013年5月26日 11:50
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有り難し
おきもち

「~です」とは、「~だと、ぼくは思うのです」ということです。 回答は、書...

質問者からのお礼

沢山のご回答ありがとうございました。
皆様が言われているとおり、なぜなりたいのか・どういうお坊さんになりたいのか、改めて考えたいと思います。体験などからもはじめてみたいと思います。
自分が志す師も探させていただきたいと思います。
ありがとうございました。

「出家・得度・僧侶になりたい」問答一覧

僧職を続けるかどうかについて

お世話になっております。 私は30代の会社員男性なのですが、 僧職を続けるべきかどうか悩んでおります。 元々仏道に御縁を頂いたのも 義父が地方の小さな寺院の住職を務めており 「棚経とか、休みをつかってやれば謝礼を出すから、得度しませんか?」と 副業感覚でお誘い頂いたので、深く考えず了承したという お恥ずかしい限りのものでございます。 (特に髪の毛に拘りも無かったもので(笑)) その後、棚経だけのつもりが… ・正月の会で、お経と儀式をやらされる(会前日の晩にやる事を聞く) ・本寺の副住職の「住職襲名の式」での役を勝手に受けてくる。  (その役が大変重要な役で、袈裟を3回しか着た事がない上、  お経を知らない者が出来るようなものでないものだった) ・「住職襲名の式」での内容に関しても、式の内容と問答が  書かれた本のコピーを頂くのみだった。  (その後、副住職のお寺での打ち合わせで、作法や動きの面で  知らないことが多い事が発覚、急遽義父に改めてお寺での  練習を依頼する) ・「襲名の式」当日にも知らなかった「やるべき事」がある事が  発覚。youtube等で検索して何とか乗り切る。 ・また私への確認無しに仕事を受けてくる。  (これに関しては「会社の仕事の都合があるから容易に受諾  出来ない」として保留にしています) というような事があり、会社の仕事もある中で 時間・体力の面と、何より義父の『報連相』の無さに 「これは続けるのは無理だ!」と考えているのが現状でございます。 その内、義父が勝手に「住職の修業の予約を入れてきた」などと言ってきそうで恐ろしいです… また、家内も家を空ける事に不満があるようで (お寺が地方の為、大体の場合は日帰りは不可能) 「やらないで欲しい」と言っております。 反面、文化的・歴史的な事が好きで、僧の儀式等に嫌な思いはありません。 「襲名の式」でお世話になった新命和尚様や 同年代の先輩の僧の方々には、大変感謝しており 他所者兼「にわか坊主」の私を仲間として受け入れてくれ、 大きな気持ちで導いて下さった事への恩も感じております。 (本来であれば師匠である義父が行う役割ですが(苦笑)) 「御恩や興味」と「現実」の間でどうするべきか悩んでおります。 また、厳しいご意見でも有難いので、ご助言頂ければ幸いでございます。

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