お坊さんからの回答 3件
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ゆまさん、はじめまして。質問を拝読いたしました。
ゆまさんの心情は痛いほど分かります。私も自閉症児の父親ですから。
ゆまさんの息子さんは保育園の園長クラスに在籍しているのですね。小学校入学を前にして、目の前が真っ暗になったことと拝察いたします。「自閉症の疑いがある」のと「自閉症の診断が下りた」というのは大きな隔たりがあります。親にとって、我が子が自閉症などの発達障がいではないと思いたいものです。しかし、現実は診断という形で突きつけられてしまいます。
保育園で、ゆまさんの息子さんはどのようにして過ごしていますか？
保育園の先生がゆまさんの息子さんにどのように接するかによって、お友だちの行動が大きく左右されます。発達障がい児に理解のある先生なら、「ゆまさんの息子さんの良いところを探そう」とお友だちに声をかけて、ゆまさんの息子さんだけでなくお友だちも育てようとしてくださいます。
また、小学校入学は大きなハードルとなります。
教育委員会の担当者による教育調査・教育診断により、ゆまさんの息子さんは適切であると思われる進路を判断されます。通常学級が良いのか、公立小学校の支援学級が良いのか、専門の支援学校がいいのか、という判断です。ただし、担当者の判断です。専門の支援学校がよいという判断がされても、親の意向で公立小学校の支援学級に入学することは可能です。ただ、公立小学校の個別事情により受け入れをやんわりと断られることもあります。本来なら、公立学校なので学校側に拒否権はないのですが。
自閉症児の親ができることは１つです。息子さんに愛情をかけて育ててあげてください。そして、誰でも好かれるような子どもに育ててあげてください。言葉は１つだけ覚えさせてください。それは「ありがとう」です。ゆまさんの息子さんは、生涯を通じて誰かのお世話になることでしょう。息子さんがお世話になったとき、「ありがとう」と言えたなら、誰にも好かれる人になっていくことができます。
ゆまさんの息子さんが、誰にも愛される人に成長できるよう祈念しております。
こんにちは。
お子様が自閉症と診断されていて、不安でいっぱいなのですね。
まず自閉症は親（あなた）の責任ではありません。しつけが悪いわけでもありません。ご自分を責めることはしないでくださいね。
今はまだ十分とはいえないかもしれませんが、私たちが子供の頃に比べたら、様々なサポート体制があります。是非利用しましょう。自閉症をテーマにした映画やドラマもあり、理解者も増えてきています。大丈夫。
「光とともに」というマンガを読んだ事がありますか？テレビドラマ化もされました。自閉症の男児を主人公とした、親御さんの苦悩や、日常生活での工夫のしかた、様々なサポート体制について書かれています。大変参考になり、また励みになると思います。（作者の方が亡くなってしまい、話が途中になってしまっているのが残念です。）
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ひとりで悩まず、市町村に相談するなど、助けてもらいましょう。
おこさまが、健やかに育ち、元気に働く大人になりますよう、応援してます。
ゆま様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
自閉症は、一昔前まで、治らない、医学的治療方法のない障害として区分されてしまうものでしたが、アメリカでは、アレルギー、リーキーガット症候群、自己免疫、遺伝子変異などの疾患として、医療的な治療がかなり進んでいます。
最近になり、日本でも分子栄養学的治療を扱う医療機関が増えてきています。
一度、分子栄養学的治療を導入されている医療機関を受診されてみられることもお勧め申し上げます。
良い療育、良い治療により、どうか良い改善のございますことを。
ご家族のお幸せを祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
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