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あと腐れしない心
ウンコ踏みました!うわっキッタネーって思いました。思ったら思ったでオッケー。その後引きずらない。
靴洗う時に気持ち悪りぃ…って思ったら思ったでオッケー。でもその後引きずらない。
晩飯の時に思い出して気分悪くしたり、寝る時になってまで「マジ最悪な1日だった…全部台無しだよ…」ってあと腐れしない。そういう心。
禅ではよく「1が頭に浮かんだら1のまま放っておきなさい。2や3に膨らまず、1のままです。そうしておけば、気付いた頃には消えています。」と言われます。そういうのが穏やかな心。
不満が少ない落ち着いた心。欲・怒り・怠け・プライドが少ない
穏やかな心、
まずは、激しい欲や怒り(○○したい!○○は嫌だ!)がない心、つまりは不満が少ない心ではないでしょうか。
そうすると、激しい欲や怒りがないから、静かで落ち着いた心になります。
静かで落ち着いた心には、混乱がない(テンパっていない)ことも含まれます。
そのためには、怠けやプライドも少ない必要があります。
怠け心が強いと、何かやらなくてはいけないことが出来たときに、「めんどくさい」から、落ち着いて一つ一つ考えることができなくなります。
また、プライドが強いと、他人からの評価なども気になり、心が静かではなくなりますね。
お釈迦様は、他人からかなりめんどくさいことを頼まれても、けっこう軽々と引き受け、そして実際にそれをやりとげる能力もあったのです。
お釈迦様には、「めんどくせーな、なんで俺がそんなことやらなきゃいけないんだ!」とか、
「こんな大量の仕事ムリだよヤバいよどうしよう!」とか、心が混乱することが無かったのでしょう。
質問者からのお礼
願誉浄史 様
ご回答、有り難うございます。
心が混乱し放題な私です。そういう心にならないためには、お釈迦様のような穏やかで広い心に少しでも近づくには、どうしたら良いのでしょうか?
理想と現実、心と体、自由奔放に動いてる気がします。
大慈 様
ご回答、有り難うございます。
なんというか、とても分かりやすく教えて頂き有り難うございます。
見たまま放っておく→気づいた時には消えている。なるほど。そうできるよう、心がけたいと思います。