過去に強烈な後悔があります。
相談内容は、過去への後悔が頭から離れず、
何に対してもやる気が起きず、生きること自体が辛くなっていることです。
人生で最も尊敬し信頼していた人を裏切ることをしてしまいました。
裏切った相手は、
9年前に、仕事の上司として知り合い、
仕事に留まらず、生き方を教えてくれた人でした。
私がうつ状態になり仕事ができない状態になったときも、
助けてくれた人でした。
ですが、鬱になった原因は、
この相手でもありました。
この人は、
意志が強く芯が通っており、ズバズバものをいう方で、
私は、強く強く憧れました。
ですが、この人は、他人の気持ちを考えずにものを言うため、
その言葉がきっかけで鬱になったこともありました。
その後、会社を辞め独立しました。
そして、独立後は、
その上司から仕事を斡旋してもらっていました。
(この仕事は、私の替わりいなかったため、
どうしても私がやらなければならなかったこと)
その仕事は11月いっぱいまでの約束でしたが、
11月から、私が精神的に崩れ、
放置した形となり、契約無効となりました。
それと同時に、私は1番やってはいけない事をしました。
それは、会社経由で知り合ったお客様に、
会社を辞めた後、セールスを掛けたことです。
はたから見ると、お客を奪った形です。
まとめると、私がその人を裏切った行為とは、
・仕事の途中で投げ出すことを行った
(これまでも精神的に無気力状態になり、仕事をしない時期が何度かあり、
その度に許してもらっていた)
・お客様を奪う行動をした
この2つです。
※契約無効については、上司とは全く話さず、
その部下の人から告げられました。
ようするに、もう私と口も聞きたくないと
思ったのだと思います。
結局、自業自得。
ただ、その反面、
鬱になっても、上司のことは一切悪く言わなかった。
会社の都合の悪い事情も一切文句を言わず全てのんできた。
こういう相手への不満があり、
それを認めてもらえないジレンマが、かなりあります。
もう、この相手とは一生連絡は取れないと思います。
だから、この感情は私自身の中で
消化していくしかないと感じています。
これから前向きに生きていくために、
どういう考え方を持てば、
この後悔や罪悪感や相手への嫌な感情などを和らげることができるでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
白黒つけない
パンダの名の如く、白黒つけないことです。🐼
白か黒か。
どちらかに自分を決めることであなたは救われましたか?
いいえ。
あなたは今、一種の自己陶酔状態にあるのです。
ああ、あんなことしてしまった、あちゃー、取り返し使わんわ、もーだめだー、あちゃー、ああ、あんなことしてしまった…あんなことさえしなければ…以下無限ループ
( ˘ω˘ )
良いとか悪いとかって、一時的なことです。
「定める」という行為自体がこの世の法則、無常に適していませんので、物事の状態も固定的に観ないことです。
雲をながめてください。
けむりを眺めてください。
湯気を眺めてください。
それを「雲、けむり、湯気」と呼べる間はどのくらいでしょうか。
また、それは良いものでしょうか悪いものでしょうか。
だとすれば、それは誰にとって、いつ、どこで、どの状況下においての「悪いこと」でしょうか。
雲は洗濯物を干すときには邪魔になります。夏の暑い時は涼しさになります。ヨイワルイはありません。
けむりもたばこ好き、燻製好きには、たまりません。いぶりガッコ、サイコーです。ですが、人によっては文字通り煙たがられるものです。
湯気はこの冬場には乾燥を潤してくれますが、カビの発生にもなります。
あなたがあなたを勝手に自己評価して、自分は悪い、自分は裏切った、自分はペケだとネガティブな評価をしている行為自体で、心がくすぶって苦しいだけなのでしょう。
後悔というより、自分いじめ、自己責めです。
それを止めることです。
自分の感情、心の動かし方も自己責任です。
それをこそ本当の意味で自業自得というのですよ。
それをやめるべく勤めてください。
治せなければ、坐禅会にお越しください。
次からは信用のある仕事をはじめること。
ぱんださん、こんにちは。
信用のできない仕事をしてしまったのですね。でも一度した行為は永遠に消えることはありません。後悔先に立たずです。だからその失敗を心に刻みながら未来であらたに作るしかありません。幸いにもあなたがそれが仕事としての過ちだと気づいたのですから、良かったじゃないですか。多くの人の人生は失敗から学ぶこともたくさんあります。次からは信用のある仕事を始めれば良いのです。苦しみは見方を変えると宝にもなります。失敗の苦しみは心に秘めて、失敗を宝にしましょう。
がんばって!合掌
善因善果、悪因悪果
仏教の教えは単純明快。
悪いことをしてはいけません
善いことをしなさい
これだけ^^
でも、これを日常生活で実践することが案外難しいのです。
この世界は「因」と「縁」のつながりによって出来ていると考えます。
善いことをすれば、よい結果が生まれる(善因善果)
悪いことをすれば、悪い結果が生まれる(悪因悪果)
いわゆる「因果」というものです。
ぱんださんが悪因となった結果、後悔する羽目に陥ったのは、これはもうしかたのないこと。
今さら、どうにかなることでもありません。
そうこうしている間にも、時間はどんどん流れています、逆行は出来ないのです。
ならばもう、前を向くしかありません。
言い訳してるヒマもありませんよ。
過去の反省を決して無駄にせず、ここから善因を積んでいきましょう。
あなたの人生、まだまだこれからですよ。
いつか、上司の方に謝ることができたらいいね。
質問者からのお礼
早速の回答大変ありがとうございます。
自分自身が言い訳をしていること。アドバイスを頂き今さらながらやっと気づくことができました。
あと数年で40歳になるのに、本当に情けないと感じました。
「あなたの人生、まだまだこれからですよ。」
「がんばって!合掌」
このような心優しい言葉を頂き、読んだ瞬間涙がとまりませんでした。
自分の人生は、もう終わったと思い込んでいたように思います。
ここからが第二の人生だと思い、善因を行って行きたいと思います。
本当にありがとうございました。