相談する場が無い
海外の教会のように、誰にも知られず、
お金もかからず、相談できるお寺は無いのでしょうか。
自分の近所で相談というか質問してみましたが、
「相談料は五千円です」と言われ、結局、世の中お金か・・・。
と痛感しました。
ここのように他の人にも見られるような公の場所では
書けないようなことばかりなのです。
日本の教会でも相談できるような開けた場所は
探しましたが無さそうです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
そうですか。
お嘆きの様子ですね。では段階を区切ってみます。
①嘆いているのを見て欲しい
②「私のニーズ」に合った所を紹介して欲しい
③この「問い」に、何かを応えて欲しい
「あ、そうそう」という所まで読んでください。その先は読まない方が良いです。
①はい、お嘆きの様子、拝見しました。何処の何方かは存じませんが、大変ですね。
「他人行儀」ですって?その通りですが。今日は風が強いですね、お身体お気をつけて。さようなら。
②まずは、ここhasunohaで、「メールで直接」「電話で直接」どうぞ、と連絡先を公開しておられるけれどお坊さんがいらっしゃいます。お一人ずつを存じ上げているものではありませんが、「こういう回答をして下さる方」というのを予習してからコンタクトできるのは、巷の「営利目的」よりも遥かに安心かと思います。
また、宗派によって、或いは超宗派の「テレホン相談」も行われてます。
これらは、貴女の気にする「お金」については大方、無料であろうと思います。むしろ、答える側が会費を出して運営している所もあると聞きます。ただ、その設定であるがゆえに、他に制約がつくことが殆どです。時間帯や媒体など。具体的には、このページ上部の「お坊さん一覧」から探してください。後は個々の寺よりも宗派事務局、宗務庁(名称は色々です)を当たった方が早いと思います。
③私はここhasunohaに参加していますが、費用は一切発生していません。プラスもマイナスもです。つまり、ウチのお寺の檀家さん方が、私の活動を支えて下さっているのです。その事は、もちろん皆さんご存知。「我が家のご先祖さんを供養する」以外の活動も認めてもらって、ここに来ているのです。あと、システム運営にももちろんお金がかかっているのですよ。外国の教会も同じでは?「献金」はノーテッド(行き先指定)ではなく、「供養にも、懺悔にも、日曜ミサにも使って下さい」ではないのかしら。そういった、支えてくれるメンバーあっての活動なのですよ。
貴女は「他人に見られるのが嫌」という。けれど、身を晒してこそ多くの方のお坊さんの共感ー親身になった回答があるーような気がします。気のせいかも知れないけれど。
追記
「お礼」、読ませて戴きました。「この活動をお金の面で支えている人がいる」ことは知って戴きたいのが趣旨です。どうぞまた質問して下さいね。
無償の罠・・
7-9様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
少し話題が異なってしまいますが、余談として・・
昔にボランティア活動を、もちろん無償でさせて頂いたり、少ないながらにも寄付や援助等も積極的にしたりしていましたが、いつの間にか色々と無理がたたって、私生活や本業にも支障をきたし、やがて破綻してしまいました・・
今振り返れば、「ボランティア=無償」にこだわり過ぎていて、お金も無くなる中、少しずつ活動の幅の縮小も余儀なくされて、内容も薄くになっていってしまっていたように存じます。補給路が断たれていながら、戦線を拡大した旧日本軍みたいな感じです・・
そして、「無償でしているのだから、まあ、これぐらいで良いか」というモラルハザードも、いつのまにか起こっていたようにも思います。
以来、ボランティアの気持ちはあっても、責任を持って進めるべきことには、やはり有償で、最低でも交通費など実費弁償があってしかるべきであると思うようになりました。
そういえば、少し前に「どうしてプロに無償で仕事依頼しちゃダメなのか」という話題がネット上にてありましたが、プロがプロの仕事ができるのは、それだけ習熟したスキルと、それまでにスキルを熟成させた多大な労力、時間があるからこそ、責任を持っての良い仕事ができるのであります。良い仕事への良い対価というものは、やはりしかるべくに、そのあたりのことも含めての上で、必要なものであると存じております。
では、このhasunohaはどうなのかと聞かれましたら、hasunohaは、ボランティアでさせて頂いているというのではなくて、僧侶として功徳を積まさせて頂ける有り難く尊い取り組みであると存じております。
もちろん、無理のない範囲で、また、回答が煩雑とならないように、できるだけ真摯にご質問者様、ご質問の内容と向き合ってお答えさせて頂いているつもりでございます。
hasunohaは別として、もし本気で、真摯に責任を持って、精力的に寄り添って頂けるような方へとご相談される場合には、もちろん、高くはなくても、やはりそれなりの敬意を込めての御礼については心づもりしておくことも。
どうか7-9様の悩み苦しみが無くなりますようにと祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
ハスノハのお寺一覧からそれぞれのお寺のページを見てみると、電話やメールアドレスや住所を載せているお寺があるので、そこに直接相談してみてはどうでしょうか。
私もメールアドレスを載せていますので、メールしてもいいですよ。
または、浄土宗では電話相談室があるので、そこに電話してみてもいいですよ。
「心といのちの電話相談室」
03-3436-6823
毎週月曜日と金曜日
10時から16時まで
しかし、もし可能なら、先ずはここハスノハに個人が特定されない範囲で書いてもらうのがいいと思います。いろんな宗派の複数のお坊さんが見ますので、あなたに適した回答が得られるのではないかと思います。
質問者からのお礼
聖章様 盲目でした。そうでした。ここにはお寺一覧というものがあるのを忘れておりました。ありがとうございます。
佐藤様 ちゃんと最後まで読ませていただきました。長文のご返答ありがとうございます。佐藤様の言う通りです。教会でも献金というものがあり、ミサにはカンパのカゴが回るシーンを映画等で見たことがあります。等価交換若しくは対価という概念を忘れていたようです。この長文のご返答は"無償で聞いて欲しい"という、私へのお叱りとして受け入れさせていただきます。ありがとうございました。
川口様
私も母親やその友人たちの、野良猫保護活動のボランティアを見ていて生活に支障をきたしているのを間近で見ました。
もちろん疑問を覚え、私はボランティアから離れました。
親やその友人たちよりも、自分の家族を破綻させないためでした。
プロフィールを見ていただければ分かるとは思いますが、ちゃんと公的な場所での相談はしています。
ただ、母親も含め家族全員が受診していますので、誰か自分だけの話しを聞いて味方して欲しいという我が侭でした。
佐藤様へのお礼にも書きました通り、世の中は等価交換で出来ているということを忘れ、何事にも対価が必要であるという概念を失っていました。
世の中の仕組みを忘れてしまうと、生き難くなり、我が侭になり、いけませんね。
長文のお返事、ありがとうございました。